1. 四谷大塚についていけない原因|学年別
まずは「なぜついていけなくなるのか」を整理しましょう。原因が分かれば、対策は自然と絞り込めます。ここでは全学年に共通する構造的な要因と、学年ごとに起きやすいつまずきを分けて解説します。
① 全学年共通|授業についていけない背景と予習シリーズの進度
四谷大塚の学習は、メイン教材「予習シリーズ」を軸に1週間単位で新しい単元を学び、週末のテストで定着を確認するサイクルで進みます。この仕組み自体は非常に優れていますが、一度リズムを崩すと遅れが積み重なりやすい構造でもあります。
(1)授業進度の速さ
予習シリーズのカリキュラムは、小学校の学習内容を大きく先取りしながら、1週間ごとに新単元へ進みます。学校の授業とは比べものにならないペースで進むため、その週のうちに消化しきれなかった単元が、翌週以降の「積み残し」になりやすいのが特徴です。特に算数は単元同士のつながりが強く、一つの積み残しが後の単元の理解に影響します。
(2)授業のスピード
年間の進度だけでなく、授業1コマの中の展開スピードも速めです。例題の解説から演習までテンポよく進むため、途中で理解が追いつかなくなると、その後の時間が「聞いているだけ」になってしまうことがあります。授業中に分からなかった箇所をその日のうちに解消できるかどうかが、ついていけるかどうかの分かれ目になります。
(3)週テスト・組分けによる競争環境
四谷大塚では、毎週の週テストで1週間の学習内容の定着を確認し、約5週ごとの公開組分けテストでコースが決まります。学力に応じたコースで学べる合理的な仕組みですが、テストが続く緊張感やコースの昇降が、生徒様によっては大きな負担になることもあります。
▼四谷大塚の主なテスト(公式情報をもとに作成)
| テスト | 実施の目安 | 役割 |
| 週テスト | 毎週末 | その週に学んだ単元の定着確認 |
| 公開組分けテスト | 約5週ごと(総合回の週) | コース・組の決定 |
※テストの名称・実施サイクルは学年・年度により変動します。最新情報は必ず四谷大塚公式サイトでご確認ください。
▼あわせて読みたい
「四谷大塚の組分けテスト対策はこちらの記事で詳しく解説しています」
②小4|学習習慣の未定着と週テストの負担
小4は本格的な受験カリキュラムが始まる学年です。この段階でのつまずきの多くは、学力そのものより「1週間の学習サイクルがまだ身についていない」ことが原因です。予習・授業・復習・週テストという流れに慣れる前に次の単元が来てしまい、毎週のテストに追われる感覚だけが残ってしまうケースがよく見られます。
この時期の遅れは挽回しやすい一方、「勉強=つらいもの」という印象がついてしまうと後々まで影響します。まずはサイクルに乗ることを最優先に考えましょう。
■小4でよく見られるサイン
「宿題が週の後半に積み残る」「週テストの直しまで手が回らない」「塾のある日は疲れて何もできない」。いずれも学力不足ではなく、サイクル未定着のサインです。
■この時期の合言葉
「全部やる」より「毎週同じ流れで回す」。量を絞ってでもサイクルを守るほうが、結果的に定着が進みます。
③小5|算数・理科の難化による消化不良
小5は中学受験カリキュラムの中核となる学年で、算数では割合・速さ・比など抽象度の高い単元が続き、理科でも計算を伴う分野が増えます。学習量も増えるため、「なんとなく分かったつもり」のまま先へ進む消化不良が、最も起きやすい学年です。
また、受験までまだ時間があるという気の緩みから、いわゆる中だるみが重なりやすい時期でもあります。テストの点数が下がり始めたら、気持ちの問題と決めつけず、どの単元から分からなくなったのかを確認することが大切です。
■小5でつまずきやすい単元の例
算数:割合、速さ、比、平面図形(相似の基礎)など。いずれも後の単元の土台になるため、積み残しの影響が大きい分野です。
■理科でつまずきやすい分野の例
水溶液の濃度、てこ・ばね、電気など計算を伴う分野。算数の割合・比の理解と連動してつまずくケースが多く見られます。
④小6|志望校対策と過去問演習のもどかしさ
小6の後半は、志望校を意識した対策と過去問演習が中心になります。予習シリーズも6年生の後半は志望校のレベルに応じた内容へ切り替わるため、それまでの単元に穴があると、演習量をこなしても得点が伸びにくいもどかしさを感じやすくなります。
この学年で大切なのは、新しい問題を次々に解くことよりも、「どの単元の穴が失点につながっているか」を特定して優先的に埋めることです。残り時間が限られるからこそ、やることの取捨選択が結果を左右します。
2. 四谷大塚についていけない時の対策|学年別勉強法

原因が見えたら、次は立て直し方です。ここでは全学年共通の学習サイクルの整え方と、学年ごとの重点ポイントを解説します。
①全学年共通|予習・復習サイクルの整え方
四谷大塚の学習で最も重要なのは、1週間のサイクルを崩さないことです。遅れを感じている時ほど新しい問題集に手を伸ばしたくなりますが、教材を増やすより、予習シリーズと授業の復習を確実に回すことが立て直しの最短ルートです。
▼重要ポイント
■授業当日に振り返る
授業で扱った例題を、その日のうちに自力で解き直します。時間がない日は「解き方を口で説明できるか」の確認だけでも効果があります。
■演習は基本問題を最優先
週の演習は基本問題の完全定着を最優先にし、応用問題は理解度に応じて取捨選択します。全部やろうとして全部が中途半端になるのが最も避けたい状態です。
■週テストの直しを翌日までに
週テストは受けっぱなしにせず、間違えた問題の直しを翌日までに済ませます。ここが1週間サイクルの締めくくりです。
②小4|予習シリーズの使い方を覚え基礎を固める
小4のうちは、成績を上げることよりも「予習シリーズの正しい使い方」を身につけることが優先です。例題を読んで解き方を理解し、基本問題で確認し、間違えたら例題に戻る。この往復を習慣にできれば、小5以降の難化にも対応できる土台ができます。
学習時間は長さよりも毎日の継続が大切です。短時間でも机に向かう時間を固定し、「決まった時間に決まったことをやる」リズムを作りましょう。
■予習シリーズ学習の基本手順
(1)例題を読み、解き方を理解する →(2)基本問題で自力で解けるか確認する →(3)間違えたら例題に戻る。この往復が小4で身につけたい型です。
■1日の学習の目安
長時間より毎日の継続を優先します。曜日ごとに「やること」を固定すると、迷わず机に向かえるようになります。
③小5|応用への挑戦と苦手科目の早期克服
小5では、基本問題が安定して解けるようになった単元から順に、応用問題へ挑戦していきます。ここで大切なのは、苦手の芽を早く見つけて摘むことです。週テストや組分けテストの結果を「単元ごとの正答率」で見ると、どこから手をつけるべきかが分かります。
■苦手発見のチェックポイント
「同じ単元で2回続けて失点していないか」「基本問題で落としていないか」の2点を確認します。基本問題での失点は、応用力ではなく理解の土台に穴があるサインです。
■戻る勇気を持つ
比でつまずいたら割合へ、速さでつまずいたら比へ。前の単元に戻ることは遠回りに見えて、最も確実な近道です。
④小6|過去問演習と本番を想定した時間配分
小6の過去問演習は、解きっぱなしでは効果が半減します。1回分を解いたら、失点を「知識不足」「単元の理解不足」「時間切れ」「ケアレスミス」に分類し、原因別に対策を立てましょう。時間切れが多い場合は、本番と同じ制限時間で「どの問題から解くか」「どの問題を後回しにするか」の判断を練習することが有効です。
▼過去問の失点原因と対策の目安
| 失点の原因 | よくある状態 | 対策の方向性 |
| 知識不足 | 用語・年号・公式が出てこない | 該当分野の基礎知識を短期間で総ざらいする |
| 理解不足 | 解説を読んでも腑に落ちない | 予習シリーズの該当単元の例題まで戻る |
| 時間切れ | 後半の問題に手がつかない | 制限時間内での解く順番・捨て問の判断を練習する |
| ケアレスミス | 計算・写し間違いが多い | ミスの種類を記録し、見直しの手順を決める |
また、この時期は新しい弱点を見つけるたびに不安になりがちですが、過去問は弱点を見つけるための道具です。見つかった穴を一つずつ埋めていけば、得点は着実に安定していきます。
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3. 四谷大塚の算数など4教科についていけない時の対策
ここからは教科別の立て直し方です。算数・国語・理科・社会の順に、つまずきやすいポイントと対策を解説します。
①算数|つまずきやすい単元と立て直しの優先順位
算数は「ついていけない」というお悩みが最も多い教科です。理由は単元同士のつながりの強さにあります。割合が曖昧なまま比に進み、比が曖昧なまま速さや図形に進むと、つまずきが雪だるま式に広がります。
立て直しの手順はシンプルです。まず、今つまずいている単元の土台となる単元まで戻り、予習シリーズの例題と基本問題を解き直します。土台が固まったら、現在の単元に戻って追いつきます。「今の単元」と「戻る単元」の二正面で頑張らせないことが、生徒様の負担を抑えるコツです。
■立て直しの優先順位(当会の指導現場から見た傾向)
計算力 → 割合・比 → 速さ・図形 → その他の応用単元、の順に固めると効率的です。計算と割合・比は、ほぼすべての単元の土台になります。
■1日の学習の目安
戻り学習は1日1単元・例題中心で十分です。量より「例題を自力で説明できる状態」を基準にしましょう。
②国語|読解・記述を安定させる勉強法
国語は成果が見えにくく、後回しにされがちな教科です。しかし読解力はすべての教科の問題文を読む力の土台であり、安定させる価値は非常に大きいといえます。
読解は「なんとなく読む」から「根拠を探しながら読む」への転換が鍵です。設問に答えたら、本文のどこを根拠にしたのかを指させるかを確認しましょう。記述は最初から満点の答案を目指さず、「問われていることに正面から答える一文」を書けることから始めます。漢字・語句は毎日少しずつ、決まった時間に取り組むのが最も確実です。
■読解のポイント
答え合わせの際に「本文のどこが根拠か」を必ず確認します。根拠を指させない正解は、まぐれ当たりの可能性があります。
■記述のポイント
「問われていることに正面から答える一文」から始めます。字数を埋めることより、設問への直答を優先しましょう。
■漢字・語句のポイント
毎日少しずつ、決まった時間に。週末のまとめ学習より、5分×毎日のほうが定着します。
③理科・社会|暗記分野と計算分野の勉強法
理科は、生物・地学などの暗記分野と、てこ・電気・水溶液などの計算分野で対策が異なります。暗記分野は予習シリーズの図やイラストとセットで覚えると定着しやすく、計算分野は算数の割合・比の理解が土台になるため、理科だけで解決しようとせず算数側から立て直すのが近道です。
社会は覚えても忘れる、の繰り返しに悩みがちですが、これは自然なことです。1回で覚えようとせず、週テスト・組分けテストのタイミングで繰り返し触れる前提で計画を立てましょう。地理・歴史は、地図や年表など「つながり」で覚えると、単純な語句暗記より忘れにくくなります。
▼理科・社会の分野別対策
| 分野 | つまずきの特徴 | 対策の方向性 |
| 理科(暗記分野) | 語句だけ覚えて図と結びつかない | 予習シリーズの図・イラストとセットで覚える |
| 理科(計算分野) | 割合・比が絡むと解けなくなる | 算数の割合・比から先に立て直す |
| 社会 | 覚えても時間が経つと抜けてしまう | テストの周期に合わせて繰り返し触れる計画にする |
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4. 四谷大塚についていけない時の保護者様のサポート

中学受験は、生徒様の頑張りとご家庭様のサポートの両輪で進みます。ただし保護者様が背負いすぎる必要はありません。学年ごとに、力を入れるポイントを絞ってサポートしていきましょう。
①全学年共通|学習環境の整備と共感の声かけ
まずは学習に集中できる環境づくりです。決まった学習場所と時間を確保し、テレビやゲームなど気が散る要素と学習の時間帯を分けるだけでも、学習の質は変わります。
そして環境と同じくらい大切なのが声かけです。テストの結果が思わしくない時、原因究明より先に「今週も頑張ったね」と過程を認める一言があるだけで、生徒様の気持ちの立て直しは早くなります。
▼重要ポイント
■結果ではなく過程を認める
「点数」ではなく「取り組んだ事実」を言葉にして認めます。頑張りを見てもらえている実感が、次の学習への意欲につながります。
■他の生徒様と比べない
比較の対象は「先週のわが子」です。小さな前進を一緒に見つける姿勢が、デリケートな時期の生徒様の支えになります。
■困った時の相談先を持つ
塾の先生や家庭教師など、ご家庭様だけで抱え込まずに相談できる相手を確保しておくと、保護者様の心の余裕にもつながります。
②小4|スケジュール管理と学習日誌の活用
小4のうちは、1週間の学習計画づくりを保護者様が手伝ってあげてください。曜日ごとに「何をどこまでやるか」を一緒に決め、できたらチェックする。それだけで学習の見通しが立ち、週テストへの追われ感が和らぎます。
あわせておすすめしたいのが学習日誌です。その日にやったこと・分からなかったことを数行書くだけで、つまずきの記録が残り、後から振り返る材料になります。書く習慣そのものが、自分の学習を客観視する力を育てます。
■学習日誌に書く3項目
(1)今日やったこと(2)分からなかったこと(3)明日やること。この3行だけで十分です。
■続けるコツ
書く時間を「勉強の最後の3分」に固定します。保護者様は内容を添削せず、「読んだよ」の一言で受け止めるだけにしましょう。
③小5|弱点単元の洗い出しと「一緒に解く」姿勢
小5では、テスト結果をもとにした弱点単元の洗い出しを手伝ってあげましょう。週テスト・組分けテストの結果を単元ごとに眺め、「どこで失点が続いているか」を一緒に確認するだけで十分です。
教える必要はありません。むしろ内容が難しくなる小5以降は、保護者様が解説役を担うと、ご家庭様の雰囲気が張り詰めてしまうことも少なくありません。「教える」のではなく「隣で一緒に考える」姿勢のほうが、生徒様は安心して取り組めます。解説が必要な部分は、塾や家庭教師などプロに任せる割り切りも大切です。
④小6|過度な負担の軽減と心身の健康管理
小6の後半は、生徒様自身が一番プレッシャーを感じています。ご家庭様では勉強の話題ばかりにならないよう意識し、睡眠時間と食事のリズムを守ることを最優先にしてください。体調と気持ちが安定していることが、追い込み期の学習効率を支えます。
模試や過去問の結果に一喜一憂しそうになったら、「本番までに穴を見つけられてよかった」と捉え直す。この姿勢を保護者様が見せることが、生徒様にとって何よりの安心材料になります。
■追い込み期に守りたい生活リズム
就寝・起床時刻を固定し、睡眠時間を削らないこと。食事は3食のリズムを崩さないことを優先します。
■意識したい休息
週に一度は勉強から離れる時間を確保します。短い息抜きが、翌週の集中力を支えます。
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5. 四谷大塚についていけない時の判断軸|続ける・転塾・併用

対策を続けても状況が変わらない時、「このまま続けるべきか」という迷いが生まれます。ここでは、続ける・転塾する・併用で補強する、という3つの選択肢を冷静に比べるための判断軸を解説します。
▼3つの選択肢の比較(当会の指導現場から見た傾向)
| 選択肢 | 向いているケース | 留意点 |
| 続ける | 学習サイクルの立て直しで改善の兆しがある | 原因を特定しないままでは同じ状態を繰り返しやすい |
| 転塾 | 授業スタイルとの相性に根本的なミスマッチがある | 環境変化の負担が大きく、遅れ自体は解消されない |
| 併用 | 塾は合っているが、特定科目・単元に遅れがある | 費用は増えるため、目的と期間を決めて活用したい |
①転塾の判断基準|見極めたい3つのポイント
(1)生徒様の学習意欲の変化
最も重視したいのが、生徒様の意欲の変化です。「塾に行きたがらない状態が続いている」「勉強の話題を避けるようになった」といったサインが長期間続く場合は、環境の見直しを検討するタイミングかもしれません。一時的な落ち込みなのか、環境とのミスマッチなのかを、時間をかけて見極めましょう。
(2)授業スタイルとの相性
四谷大塚の「予習を前提に集団授業で進める」スタイルは、合う生徒様には非常に効果的ですが、初めての内容を自分で読み進めるのが苦手な生徒様には負担が大きい場合もあります。授業形式そのものが合っていないと感じるなら、復習中心の塾や個別形式との比較も選択肢です。
(3)通塾時間や費用の負担
通塾にかかる時間や送迎、費用の負担も含めて、ご家庭様全体として無理なく続けられるかを確認しましょう。学年が上がるほど通塾日数や講習は増える傾向にあります。生徒様の学習面だけでなく、ご家庭様の生活全体で判断することが大切です。
②転塾先の選び方|サピックス・日能研・早稲アカの特徴
転塾を検討する場合は、各塾の特徴と「ついていけない」というお悩みとの相性を確認しましょう。ここで注意したいのは、転塾は「合わない環境を変える」手段であって、遅れそのものを解消する手段ではないという点です。特に進度の速い塾への転塾は、同じお悩みを繰り返す可能性があります。
▼主要塾の特徴と「ついていけない」観点での相性(当会の指導現場から見た傾向)
| 塾 | 主な特徴 | 転塾時の留意点 |
| サピックス | 復習中心。進度が速く演習量も多い | 進度はさらに速く、遅れの解消を目的とした転塾には不向きな場合が多い |
| 日能研 | 復習中心。比較的落ち着いた進度 | 教材・カリキュラムが変わるため、移行期の負担を考慮したい |
| 早稲田アカデミー | 予習シリーズ準拠。熱量の高い指導 | 教材変更の負担は小さいが、宿題量は多めの傾向 |
※各塾のカリキュラム・指導方針は校舎・年度により変動します。最新情報は必ず各塾の公式サイトでご確認ください。
③家庭教師・個別指導で弱点を補う方法
転塾の前に検討したいのが、四谷大塚を続けながら弱点だけを外部で補う方法です。家庭教師や個別指導であれば、予習シリーズと週テストの結果をもとに、生徒様のつまずきに合わせた戻り学習をピンポイントで進められます。カリキュラムや環境を変えずに済むため、生徒様の負担が小さいのが最大の利点です。
実際、当会では中学受験のご家庭様の多くが通塾と家庭教師を併用されています。塾で学び、足りない部分を1対1で埋めるという役割分担は、四谷大塚の週単位カリキュラムと特に相性の良い方法です。
④併用で立て直したご家庭様の事例
当会の指導現場でよくあるのは、次のような流れです。
小5の秋、算数の組分けテストの結果が下がり続けていたご家庭様が、週1回の家庭教師を併用開始。最初の1か月は割合・比の戻り学習に集中し、並行して週テストの直しを一緒に行う形にしたところ、数か月かけて基本問題の正答率が安定し、コースを維持しながら弱点を解消できた、というケースです。
ポイントは、家庭教師が「もう1つの授業」を増やすのではなく、四谷大塚のカリキュラムを軸にした交通整理役に徹することです。やることを増やすのではなく、優先順位をつけて絞ることで、生徒様の負担を増やさずに立て直しが進みます。
※上記は当会の指導現場でよく見られる傾向を一般化した事例です。成果を保証するものではありません。
6. 四谷大塚についていけない悩みは東大家庭教師友の会へ
東大家庭教師友の会は、創業25年以上の家庭教師センターです。国内最多クラスとなる約1万人の東大生と約1.7万人の早慶生をはじめ、医学部生・難関大生の教師が在籍し、サピックス・日能研・四谷大塚など大手中学受験塾の出身者も多数います。四谷大塚のカリキュラムを踏まえたサポートが可能です。
①生徒様に合わせた宿題の優先順位づけと弱点補強
「ついていけない」状態の立て直しで最も重要なのは、やることを絞ることです。当会の教師は、予習シリーズと週テスト・組分けテストの結果をもとに、「今週やるべき問題」と「今は思い切って飛ばす問題」を生徒様ごとに仕分けし、限られた時間で成果につながる学習に集中できるようサポートします。難関受験を乗り越えた経験に基づく実用的な優先順位づけが、当会の強みです。
②指導のない日も質問できるオンライン自習室
当会ではオンライン自習室を開講しており、指導のない日も自宅で集中して学習できる環境を提供しています。教師が常駐しているため、予習シリーズで分からない箇所をその場で質問でき、「分からないまま次の週へ進む」悪循環を断ち切れます。週単位で進む四谷大塚のカリキュラムとの相性も良い仕組みです。
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「オンライン自習室のご案内」
③通塾との併用で無理なく進める学習サポート
当会では、塾に通いながら家庭教師を併用されるご家庭様が多数を占めます。だからこそ、塾の宿題やテスト日程を踏まえた無理のない学習計画づくりに慣れています。学習面だけでなく、身近な先輩として生徒様の気持ちに寄り添い、モチベーション面でも支えられるのが、年齢の近い大学生教師ならではの良さです。まずは体験授業で、生徒様との相性をお確かめください。
▼あわせて読みたい
当会の四谷大塚対策コースの料金や、四谷大塚で指導経験のある教師のプロフィールは「四谷大塚対策の家庭教師」のページにまとめています。予習シリーズの予習フォローや苦手対策から志望校合格まで、どこまでサポートできるかをあわせてご確認ください。
7. 四谷大塚についていけない時によくある質問(FAQ)
Q1. 組分けテストでコースが下がったらどうすればいい?
-
A:コースダウンは、今の生徒様に合った難度で基礎を固め直す好機です。下のコースで正答率を高めるほうが、結果的にコース復帰への近道になります。
復習の進め方は本文の「四谷大塚についていけない時の対策|学年別勉強法」で詳しく解説しています。
Q2. 宿題が終わらない時はすべてやるべき?
-
A:すべて終わらせることより、優先順位づけが大切です。基本問題の定着を最優先にし、応用・発展問題は生徒様の理解度に応じて取捨選択して構いません。
優先順位のつけ方は本文の「四谷大塚についていけない時の対策|学年別勉強法」をご参照ください。
Q3. 転塾するならどの時期がいい?
-
A:カリキュラムの区切りとなる新学年の切り替わり(2月)や、夏期講習の前が比較的スムーズです。
転塾を検討する際の見極め方は本文の「四谷大塚についていけない時の判断軸」で解説しています。
Q4. 家庭教師の併用はいつから始めるべき?
-
A:「授業の復習が自力で回らない」「特定科目のつまずきが2〜3週間解消しない」と感じた時点が目安です。
併用の具体的な進め方は本文の「四谷大塚についていけない時の判断軸」をご確認ください。
Q5. オンライン(進学くらぶ)についていけない時はどうする?
-
A:映像を止めて予習シリーズの例題に戻ることと、質問できる相手を確保することの2点で解消しやすくなります。
進学くらぶは教材やテストが通塾と共通の一方、映像授業のため分からない箇所をその場で質問しにくい面があります。学習ペースの管理が難しい場合は、週テストの結果を起点に1週間の計画を立て直すのが効果的です。
Q6. 早稲田アカデミーなど予習シリーズ準拠塾でも対策は同じ?
-
A:予習シリーズを使う塾であれば、教材の使い方や復習サイクルの考え方は本記事の内容がそのまま活かせます。
ただし塾ごとにテストの運用は異なります。早稲田アカデミーなどではカリキュラムテストが実施されるため、通われている塾のテスト日程に合わせて学習スケジュールを調整してください。
まとめ|四谷大塚についていけないと感じたら
四谷大塚についていけないと感じたら、まずは原因の特定からです。学年ごとのつまずきやすいポイントを確認し、予習・復習サイクルの立て直しと、基本問題を最優先にした学習に絞りましょう。
保護者様は教える役ではなく、環境づくりと共感の声かけで支える役に回るのがおすすめです。それでも解消しない場合は、転塾の前に「四谷大塚を続けながら弱点を補う併用」という選択肢をご検討ください。生徒様に合った方法が見つかれば、立て直しは十分に可能です。
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■神奈川県
浅野 / 横浜共立 / 慶應普通部 / 洗足学園 / 鎌倉学園 / 逗子開成 / 山手学院 / 中央大学附属横浜 など
■千葉県
渋幕 / 市川 / 東邦大付属東邦 / 昭和学院秀英 / 芝浦工業大柏 / 専修大松戸 など
■埼玉県
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