1. 四谷大塚Sコースの偏差値基準とクラス分け
①クラス分けの仕組みとテスト基準
四谷大塚のクラスは、成績上位からS・C・B・Aの4つのコースに分かれています。各コースはさらにS1・S2・S3…、C1・C2…のように細分化され、この「組」は在籍人数や偏差値をもとに毎回編成されます。
クラスを決めるのは、5週に1回のペースで実施される「組分けテスト」の偏差値です。週ごとの点数の良し悪しではなく、この組分けテストの結果でコースが上下する仕組みになっています。
■テストと科目
算数・国語・理科・社会の4科目を受験し、合計得点から偏差値を算出します。
■配点の目安
算数200点・国語150点・理科100点・社会100点の550点満点が基本です(学年・時期により異なります)。算数の配点が大きい点が特徴です。
■校舎差
クラスの分け方やコースの合流のしかたは校舎によって異なる場合があります。通われている校舎の運用は事前に確認しておくと安心です。
※テストの配点・回数・クラス編成は年度・実施回・校舎により変動します。最新情報は必ず四谷大塚の公式サイトでご確認ください。
▼あわせて読みたい
「【中学受験】四谷大塚 組み分けテスト|学年別ボーダーと東大生流対策法」
②Sコースの偏差値目安
Sコースに入るための目安は、組分けテストで偏差値66前後とされています。母集団の中でおおむね上位10〜15%に位置するイメージで、安定して在籍するには日々の精度の高い学習が欠かせません。
ただし、これはあくまで目安です。各回のテストの難易度や受験者全体の成績分布、校舎ごとの事情によってボーダーは上下します。「1回だけ66を超えた」よりも、「毎回66前後を安定して取れる」状態を目指すのが現実的です。
▼Sコースの偏差値の見方(3つのポイント)
■目安は偏差値66前後
組分けテストでこのラインを超えることが、Sコースの一つの基準になります。
■上位10〜15%のイメージ
大きな母集団の中で、上位の一角に入る位置づけです。
■「毎回安定して取れる」が目標
1回だけ超えるより、継続して66前後を取れる状態を目指すと安定します。
※偏差値の目安は年度・実施回・校舎により変動します。数値は当会の指導現場と公開情報からの推定目安です。正確な基準は四谷大塚の公式サイトでご確認ください。
③SコースとC・B・Aコースの決定的な違い
コースが上がるほど、扱う問題のレベルと授業のスピードが上がります。とくにSコースは応用・発展問題が中心で、基本問題は各自の自宅学習に回されることが多いのが特徴です。この「授業の性格の違い」が、コース間の最も大きな差と言えます。
▼コース別の性格の目安(当会の指導現場・公開情報をもとに作成)
| コース | 偏差値の目安 | 授業・教材の性格 |
| Sコース | 66前後〜 | 応用・発展中心。基本は自宅学習前提のことが多い |
| Cコース | 58前後〜 | 標準〜応用。難関校を狙える土台づくり |
| Bコース | 50前後〜 | 標準中心。基本の定着を重視 |
| Aコース | 〜50前後 | 基礎中心。学習習慣づくりが中心テーマ |
※偏差値帯・コースの名称や境界は年度・実施回・校舎により変動します。数値は当会の推定目安です。最新情報は四谷大塚の公式サイトでご確認ください。
④週テストと組分けテストの偏差値の差
保護者様から特に多いのが、「週テストは良い点なのに、組分けテストになると偏差値が下がる」というお悩みです。これは勉強不足とは限らず、一緒に受ける人たちが入れ替わることで自然に起こる現象でもあります。
■週テスト
コースごとに問題が異なり、同じコース内で競います。上位コースほど周囲のレベルが高く、偏差値は控えめに出やすくなります。
■組分けテスト
全コース共通問題で、外部生や提携塾の生徒様も含む大きな受験者層の中で競います。比べる相手が変わるため、週テストとは偏差値の出方が変わるのが通常です。
両者の性格の違いを理解しておくと、点数の上下に一喜一憂せず、次の一手を落ち着いて考えられるようになります。
ただし、週テストは良いのに組分けだけ極端に低い場合は、知識が定着しきっていない「付け焼き刃」の可能性もあり、学習法の見直しが有効です。
2. 四谷大塚Sコースに在籍しているのは「どんな子」?共通する特徴
①高い学力と「折れない心」を併せ持つ
Sコースの生徒様は、単に成績が優秀なだけではありません。授業のスピードが速く、扱う問題も応用・発展レベルまで及ぶため、常に高い集中力と粘り強さが求められます。
周囲に同じように力のある生徒様が集まる環境では、思うような結果が出ずに悔しさを感じる場面も少なくありません。それでも前を向いて学び続けられる「自分を信じる力」と「うまくいかない経験を次に活かす姿勢」が、Sコースで成果を出す生徒様に共通しています。
▼Sコースで日常的に求められる力
■高い集中力
速い授業スピードと発展問題に、集中して食らいついていく力。
■粘り強さ
すぐに解けない問題にも、あきらめずに向き合う力。
■失敗を次に活かす姿勢
うまくいかない結果を、改善のヒントとして受け止める姿勢。
②成長マインドセットで難問への挑戦を楽しめる
四谷大塚はクラスの入れ替わりが頻繁にあります。この環境では、「どうせ自分には無理」という固定的な考え方では長続きしません。
■伸びる生徒様に多い考え方
「努力すればもっと伸びる」「間違いは次へのヒント」と捉える、いわゆる成長マインドセットを持っています。難しい問題を「面白い」と感じられることが、挑戦を続ける原動力になります。
■Sコース特有の雰囲気
休み時間に分からなかった問題を質問し合ったり、解き方を議論したりと、学びへの意欲にあふれた空気があります。この空気に前向きに乗れる生徒様が伸びていきます。
③Sコース生に共通する「素直さ」と「自己管理力」
もう一つの共通点が、先生や仲間からの指摘を素直に受け止めて吸収できる「素直さ」と、自分で学習計画を立てて実行する「自己管理力」です。
言われたことをただこなすのではなく、「なぜそう解くのか」を確かめながら取り組めること。そして、限られた時間の中で優先順位をつけて学習を進められること。この2つが、忙しいSコースの学習を回していく土台になります。
▼学習を回す2つの土台
■素直さ
先生や仲間の指摘を受け止め、自分の学習に取り入れられる。
■自己管理力
限られた時間で優先順位をつけ、計画を立てて実行できる。
④「入る子」と「維持できる子」の違い
Sコースは「入る」ことと「維持する」ことで、求められるものが少し異なります。瞬発力で入れても、日々の精度が伴わなければ維持は難しくなります。
| 観点 | 入る子に多い特徴 | 維持できる子に多い特徴 |
| 学習の質 | 得意科目で一気に得点 | 全科目で大きな穴がない |
| 基本の扱い | 応用問題に注力 | 基本の抜けをこまめに埋める |
| 復習 | 解き直しは気が向いたとき | 間違いを必ず解き直す習慣がある |
維持のカギは、派手な応用力よりも基本の取りこぼしをなくす地道さにあります。この点は、後半の勉強法パートで詳しくお伝えします。
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3. 四谷大塚Sコースの進学先は?難関校への合格実績とレベル感
①Sコース生が目指す「最難関校」のラインナップ
Sコースは、御三家をはじめとする最難関校を目標にする生徒様が多く集まるコースです。日々の学習で扱う問題のレベルが高いため、最難関校の入試で問われる思考力・記述力の土台をつくりやすい環境と言えます。
▼目標として挙がりやすい学校群(男女・共学別の一例)
| 区分 | 目標として挙がりやすい学校の例 |
| 男子 | 開成・麻布・武蔵(男子御三家)/駒場東邦・海城・聖光学院・栄光学園 など |
| 女子 | 桜蔭・女子学院・雙葉(女子御三家)/フェリス・豊島岡・浦和明の星 など |
| 共学・国立 | 筑波大学附属駒場・渋谷教育学園幕張・慶應義塾中等部・早稲田実業 など |
※どの学校を目指せるかは生徒様一人ひとりの得意・不得意や志望により異なります。学校名は代表例で、Sコース在籍が特定校の合格を保証するものではありません。
■コース別の進学先について
四谷大塚はコース別の進学先を公表していませんが、四谷大塚全体の合格実績は公式サイトで確認できます。志望校とのレベル感を測る参考にご覧ください。
②Sコース在籍が合格につながる理由
Sコース在籍がそのまま合格を約束するわけではありませんが、合格に近づきやすい要素はあります。ポイントは「扱う問題のレベル」と「立ち位置の把握しやすさ」です。
■理由1:入試レベルの問題に日常的に触れられる
Sコースでは応用・発展問題が中心のため、最難関校の入試傾向に近い問題に早い段階から慣れることができます。
■理由2:全国規模で立ち位置を測れる
組分けテストは大きな母集団で実施されるため、志望校とのギャップを定期的に確認しやすく、対策の軌道修正がしやすくなります。
逆に言えば、Sコースにいても基本の抜けや解き直し不足があると力は伸び切りません。「在籍している事実」よりも「日々どう学ぶか」が合格を左右します。
③偏差値帯・男女別に見る志望校の目安
志望校選びの参考として、偏差値帯ごとの学校の目安を整理します。四谷大塚は合格可能性80%の学力偏差値(Aライン80偏差値)を公表しているため、最新の数値は公式資料とあわせてご確認ください。
▼偏差値帯別の志望校の目安(公開情報をもとに作成した一例)
| 偏差値帯 | 男子校の例 | 女子校の例 |
| 70前後〜 | 開成・麻布 など | 桜蔭・女子学院 など |
| 65前後 | 駒場東邦・海城・聖光学院 など | 雙葉・豊島岡 など |
| 60前後 | 武蔵・早稲田 など | フェリス・鴎友 など |
※偏差値・学校の対応は年度により変動します。数値は公開情報をもとにした目安で、最新のAライン80偏差値一覧は四谷大塚の公式サイトでご確認ください。
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4. 四谷大塚Sコースに入室・維持するための具体的な勉強法と対策
①応用力が問われる「組分けテスト」特有の難しさと出題傾向
組分けテストは、直前の数週間分の学習範囲がまとめて出題されるため、範囲が広いのが特徴です。さらにSコースを狙う層にとっては、標準問題だけでなく応用問題での差がそのまま偏差値の差になります。
■広い範囲への対応
直近だけでなく、少し前に学んだ単元も出題されます。5週間の学習を計画的に積み上げておくことが前提になります。
■時間配分の難しさ
制限時間が厳しめのため、解く順番の判断や、難問を後回しにする取捨選択が得点を左右します。
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②応用中心の授業で基本が抜けやすい罠への対策
Sコースの落とし穴として意外に多いのが、基本問題の抜けです。授業が応用中心で進むため、基本問題が自宅学習に回されやすく、「応用は解けるのに、簡単な問題を落とす」という状態が起こりやすいのです。
解き方をなんとなく暗記しているだけだと、少し形を変えられた途端に手が止まります。まずは各単元の基本問題と例題を、自分の言葉で解法を説明できるレベルまで固めることが、遠回りに見えて最短ルートになります。
■基本の抜けを防ぐ習慣
『予習シリーズ』の基本問題・例題を「説明できるか」で確認する/間違えた基本問題は数日後にもう一度解く/計算・一行問題の取りこぼしを記録する、の3つが効果的です。
③暗記に頼らない「思考力」を育む家庭学習スタイル
Sコース水準を維持するには、解法の丸暗記から一歩進んで、「なぜその式になるのか」を理解する学習が欠かせません。ご家庭様で取り組める有効な方法が、生徒様に解き方を説明してもらうことです。
説明しようとすると、分かっているつもりの部分と、あいまいな部分がはっきり分かれます。詰まったら基本に戻り、もう一度自力で筋道を立て直します。この繰り返しが、初見の問題にも対応できる思考力を育てます。
▼思考力を育てるご家庭様での工夫
■解き方を説明してもらう
「なぜその式になるのか」を言葉にしてもらうと、理解のあいまいさが見えます。
■詰まったら基本に戻る
解けないときは応用を続けず、基本に戻って筋道を立て直します。
■答えより「考え方」を確認
正解・不正解だけでなく、たどり着くまでの道筋を一緒に見直します。
④得意を伸ばし苦手をなくす組分けテストの「得点戦略」
組分けテストは、全問正解を狙うテストではありません。限られた時間で「取れる問題を確実に取る」ことが、偏差値の安定につながります。
■算数を軸に組み立てる
算数は配点が大きいため、計算・一行問題の取りこぼしをなくすだけで偏差値が安定しやすくなります。まずはここを固めます。
■取捨選択を練習する
難問に時間を溶かさず、解ける問題を先に確保する感覚を、過去のテストで練習しておきます。
■苦手科目の「大きな穴」を優先
得意科目の上積みより、苦手科目の失点を減らすほうが、総合偏差値への影響は大きくなります。
⑤効率的な復習サイクルの構築
多くの生徒様を指導してきた当会の経験からも、Sコースを安定させる生徒様には共通した復習の型があります。ポイントは「間違いを放置しない仕組み」を持っていることです。
■弱点ノートに集約する
間違えた問題だけを1冊に集め、組分け直前はそのノートだけを回します。「できない問題」に時間を集中できます。
■演習は組分け前2週間に集中
カリキュラムテスト後に『演習問題集』を進め、直前は新しい問題より「解き直し」に充てるサイクルが効率的です。
■やり直しは数日あけて再確認
一度直しただけでは定着しづらいため、数日後にもう一度解いて、解法が身についたかを確かめます。
▼組分けテストに向けた5週間の進め方(一例)
| 時期 | 取り組みの中心 |
| 各週(平常) | その週の予習シリーズを理解し、週テストで抜けを確認 |
| 組分け前2週間 | 演習問題集で応用に取り組み、弱点ノートを作成 |
| 直前1週間 | 新しい問題より、弱点ノートの解き直しに集中 |
この型が自力で回せるようになると、成績は安定します。難しいのは「一人で継続する」ことで、ここに第三者の伴走が効くご家庭様も多くいらっしゃいます。
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5. 四谷大塚Sコースを支える保護者様のサポートと立て直し策
①生徒様への過度な期待・プレッシャーの緩和
Sコースに在籍していると、「この位置を守らなければ」という気持ちが、保護者様にも生徒様にも生まれやすくなります。期待は前向きな力になる一方で、強すぎると生徒様の学習意欲を圧迫してしまうこともあります。
結果そのものより、「今週はここが解けるようになった」という小さな前進に目を向ける声かけが、生徒様の粘り強さを支えます。
▼プレッシャーをやわらげる声かけの例
■結果より前進に注目
「今週はここが解けるようになったね」と、できた点を具体的に伝えます。
■過程を認める
点数だけでなく、取り組んだ努力そのものを言葉にします。
■前向きに次へ
「次はどうする?」と、生徒様自身が次の一歩を考えられるよう促します。
②生徒様との関係を保つコーチング技術
成績の話になると、つい指示や指摘が増えてしまいがちです。そこで役立つのが、答えを与えるより「問いかけて引き出す」コーチングの考え方です。
■指示より質問
「なぜ間違えたと思う?」「次はどうする?」と問いかけ、生徒様自身に考えさせることで、自己管理力が育ちます。
■過程を承認する
点数だけでなく、取り組んだ過程を言葉にして認めることで、生徒様は安心して挑戦を続けられます。
③偏差値が厳しく出やすい時期の支え方
Sコースは力のある生徒様が集まるため、偏差値が厳しく出やすいコースです。頑張っているのに数字が伸びず、生徒様が落ち込んでしまう時期もあります。
こうした時期に大切なのは、ほかの生徒様と比べないことです。過去の本人と比べて何が伸びたかに目を向けると、生徒様は自信を保ちやすくなります。数字の上下には、一緒に受けた人たちの顔ぶれによる影響もあることを、保護者様が理解しておくだけでも支えになります。
▼落ち込みやすい時期の関わり方
■ほかの生徒様と比べない
周囲との比較は、Sコースでは特に自信を失う原因になりがちです。
■過去の本人と比べる
以前より何ができるようになったかに目を向けます。
■一緒に受ける人たちの影響を理解する
数字の上下には、テストの難易度や一緒に受ける人たちの影響もあることを踏まえます。
④成績が伸び悩んだ時の現状分析と学習計画の見直し
伸び悩みを感じたら、まずは原因を切り分けます。「ケアレスミスなのか」「基本の抜けなのか」「時間配分なのか」で、打つ手はまったく変わります。
次に、やるべきことを紙に書き出して「見える化」します。あれもこれもと抱え込むと消化不良になりがちなので、優先順位の高いものから絞り込むのがコツです。
▼伸び悩みの原因と打つ手(当会の指導現場でよくある切り分け)
| 原因 | 見分け方 | 打つ手 |
| ケアレスミス | 解法は合っているのに失点 | 見直しの手順を毎回同じにする |
| 基本の抜け | 簡単な問題を落とす | 基本問題・例題を説明できるまで戻す |
| 時間配分 | 後半が解ききれない | 取捨選択と解く順番を練習する |
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「四谷大塚クラスアップするには?勉強法や家庭でのサポート」
⑤弱点補強に特化した家庭学習環境の再構築
Sコースでは基本問題が自宅学習に回されやすいため、「家でどう学ぶか」が成績を大きく左右します。集中して取り組める環境と、分からないときにすぐ質問できる仕組みがあると、弱点補強のスピードが上がります。
当会では、指導のない日でも自学に取り組める「オンライン自習室」をご用意しており、教師も常駐しているため、その場で疑問を解消できます。自宅学習が回りにくいご家庭様の環境づくりにも活用いただけます。
▼自宅学習を回すための3つの条件
■集中できる環境
気が散りにくく、決まった時間に取り組める場所を用意します。
■すぐ質問できる仕組み
分からない問題をため込まず、その場で解消できる相手がいると効率的です。
■やることの見える化
今日取り組む基本演習を絞って明確にし、消化不良を防ぎます。
⑥「塾と家庭教師の併用」という選択肢
当会の中学受験のご家庭様では、通塾と家庭教師を併用される方が多くを占めます。塾で全体の授業を受けつつ、家庭教師で弱点補強や解き直しの伴走を行う組み合わせは、Sコースの維持と相性が良い進め方です。
また、受験期は生徒様も保護者様も気持ちが張り詰めやすくなります。「保護者様が言うと衝突しがちでも、第三者の教師が言うと素直に受け止められる」というご家庭様は少なくありません。関係を保ちながら学習を進める上でも、外部の伴走者は選択肢になります。
▼学び方ごとの向き・不向き
| 学び方 | 向いている場面 |
| 塾のみ | 全体カリキュラムを効率よく進めたいとき |
| 家庭教師のみ | 個別に弱点を集中して対策したいとき |
| 塾+家庭教師 | 塾で全体を押さえつつ、弱点補強や解き直しを伴走したいとき(Sコースの維持と相性が良い) |
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6. 【実例紹介】四谷大塚Sコース合格・維持を勝ち取った生徒様のストーリー
ここでは、当会がサポートしてきた中で見られる代表的なパターンをもとに、3つのケースをご紹介します(個人が特定されないよう一般化しています)。
①基礎徹底でCコースからSコースへ!苦手克服を果たした事例
Cコースで伸び悩んでいた生徒様のケースです。応用問題ばかりに取り組んでいましたが、実は算数の基本問題と計算で失点していました。基本問題を「説明できる」レベルまで戻して固めたところ、組分けテストの偏差値が安定し、Sコースへの昇格につながりました。
■課題
応用に偏り、算数の基本問題・計算で失点していた。
■対策
基本問題・例題を「説明できる」レベルまで戻して固めた。
■結果
組分けの偏差値が安定し、CコースからSコースへ昇格。
②クラス落ちの危機から学習計画を見直し、維持に成功した事例
Sコースのボーダー付近で上下していた生徒様のケースです。やることを抱え込みすぎて消化不良になっていたため、弱点ノートに絞って組分け前2週間の学習を再設計しました。「解ける問題を確実に取る」戦略に切り替えたことで、Sコースの維持ができるようになりました。
■課題
やることを抱え込みすぎて消化不良になり、ボーダー付近で上下。
■対策
弱点ノートに絞り、組分け前2週間の学習を再設計。
■結果
「取れる問題を確実に取る」戦略に切り替え、Sコースを維持。
③家庭教師のコーチングで保護者様と生徒様の目標共有が実った事例
成績の話をすると、保護者様と生徒様の間でぶつかってしまうことが増えていたケースです。第三者の教師が間に入り、目標と現状を一緒に整理したことで、保護者様と生徒様が同じ方向を向けるようになりました。
関係が落ち着いたことで学習にも集中でき、志望校合格につながりました。
■課題
成績の話をきっかけに、保護者様と生徒様が衝突しがちだった。
■対策
第三者の教師が間に入り、目標と現状を一緒に整理した。
■結果
同じ方向を向いて学習に集中でき、志望校合格につながった。
7. 四谷大塚Sコースに関するよくある質問(FAQ)
Q1. Sコースに入るには偏差値どのくらい必要?
-
A:組分けテストで偏差値66前後が目安で、母集団の上位10〜15%が一つの基準です。
ただし各回の難易度や校舎の事情でボーダーは上下します。詳しくは「②Sコースの偏差値目安」をご覧ください。
Q2. Sコースからはどんな中学校を目指せる?
-
A:御三家をはじめとする最難関〜難関校が目標として挙がりやすいコースです。
もちろん在籍が特定校の合格を保証するものではなく、生徒様の得意・不得意や志望によって最適な学校は変わります。学校の目安は「3. 四谷大塚Sコースの進学先」をご覧ください。
Q3. 週テストは良いのに組分けで下がるのはなぜ?
-
A:週テストと組分けでは受ける母集団が違うため、偏差値の出方が変わるのが通常です。
一方で、差が極端に大きい場合は知識が定着しきっていない可能性もあります。仕組みの詳細は「④週テストと組分けテストの偏差値の差」をご覧ください。
Q4. Sコースから下がっても、また戻せる?
-
A:戻せます。組分けテストは5週ごとにあり、そのつど挑戦できます。
大切なのは、下がった原因を「ミス・基本の抜け・時間配分」に切り分け、次回までに一点集中で対策することです。
Q5. Sコース対策に家庭教師の併用は効果的?
-
A:自宅学習の弱点補強や解き直しの伴走が必要な場合、効果的なケースが多いです。
当会でも通塾と家庭教師を併用されるご家庭様が多くいらっしゃいます。詳しくは「塾と家庭教師の併用という選択肢」をご覧ください。
まとめ|四谷大塚Sコースで最難関中学の合格を掴むために
四谷大塚のSコースは、偏差値66前後が目安の、最難関校を目指す生徒様が集まるコースです。維持のカギは、派手な応用力よりも「基本の取りこぼしをなくす地道さ」。保護者様は、結果より過程に目を向けた声かけで支えていただければと思います。
▼この記事のポイント
■偏差値の目安
組分けテストで66前後、母集団の上位10〜15%が一つの基準。
■維持のカギ
応用力より、基本の取りこぼしをなくす地道さ。
■テストの見方
週テストと組分けは受ける相手が違い、偏差値の出方も変わる。
■ご家庭様での関わり
結果より過程を認め、ほかの生徒様と比べない。
「自宅学習が一人では回らない」「基本の抜けをどう埋めればいいか分からない」とお悩みでしたら、当会にご相談ください。四谷大塚の学習を経験した教師も在籍しており、生徒様に合わせた学習設計と伴走でSコースの入室・維持をサポートします。
料金や在籍教師のプロフィールは「四谷大塚対策の家庭教師」のページをご覧ください。
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■東京都
御三家(麻布・桜蔭・女子学院他) / 新御三家(海城・駒東・鷗友学園他) / 渋渋 / 慶應中等部 / 広尾学園 / 都立小石川 など
■神奈川県
浅野 / 横浜共立 / 慶應普通部 / 洗足学園 / 鎌倉学園 / 逗子開成 / 山手学院 / 中央大学附属横浜 など
■千葉県
渋幕 / 市川 / 東邦大付属東邦 / 昭和学院秀英 / 芝浦工業大柏 / 専修大松戸 など
■埼玉県
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■その他地域
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