1.中学受験の基本(そもそも中学受験とは?)

  • そもそも「中学受験」とはどのようなものですか? 中学受験のメリットを教えてください。

    中学受験をして中高一貫校に進学するメリットには、主に次のような点があります。
    ■大学受験に向けた環境
    高校受験がないため、6年間という長い期間を使って、じっくり大学受験に向けた学習に取り組むことができます。

    ■学習進度の速さ
    私立の場合、高校2年生までに通常の単元を終え、残りの1年間を大学受験対策に集中できることが多く、公立高校に進むよりも学習進度が1年半ほど早い傾向にあります 。

    ■人間関係を築きやすい
    6年間同じ環境で過ごすため、部活動や趣味などに打ち込みやすく、卒業後も続くような深い友人関係を築きやすい環境です。

    ■能力の向上
    小学生のうちから、思考力や判断力を問う問題に取り組むことで、論理的思考力や問題解決力を身につけることができます。

  • 中学受験をするかしないか、どう判断すればいいですか?

    すでに受験勉強を始めている場合は、途中でやめずに続けることをおすすめします。これから検討する段階であれば、まずは地元の公立中学校の環境を一つの目安にしてみましょう。

     

    地元の公立中学校の評判や教育環境を確認し、「ここに通っても大丈夫か、あるいは絶対に行きたくないか」をご家庭で話し合うのがおすすめです。公立中回避のために「絶対に私立」と考えるご家庭もあれば、第一志望がダメなら公立でも良いと考えるご家庭もあります。地域の環境や学校の特色を踏まえて、お子様にとって最適な選択を考えてみてください。

  • 中学受験は「意味ない」「しなければよかった」という声も聞きますが、実際どうなのでしょうか?

    「しなければよかった」と後悔するのは、受験によってお子様の心が疲れてしまった場合が多いです。

    受験を進めるときには、お子様本人が前向きであることがとても大切です。親御さんだけが熱心に進めてしまうと、ストレスや負担でお子様が潰れてしまう可能性があります。

    また、ご夫婦で受験に対する考え方が一致していないまま進めると、家庭内のトラブルにもつながりやすいため、事前に方針をそろえておくことも重要です。

  • 中学受験に向いている子、向いていない子の特徴はありますか?

    中学受験で最も大切なのは、お子様本人が受験に前向きかどうかです。性格や学力だけで「向いている・向いていない」を判断するのではなく、まずは本人の意志を尊重することが第一です。

     

    中学受験には、中高6年間を一貫した環境で過ごせるという大きなメリットがあります。高校受験に時間を取られず、スポーツや課外活動にじっくり取り組みたいお子様には、特に向いています。

    また、学区の公立中学校の方針や環境が合わない場合、お子様が有意義に過ごせる中学校を選ぶために中学受験を検討するのも良い方法です。

     

    性格や学力といった表面的な要素よりも、中学受験が「お子様のやりたいことや将来の成長に合っているか」を基準に考えることをおすすめします。

  • 経済的に余裕がない場合でも中学受験は可能でしょうか?費用の目安を教えてください。

    中学受験を検討する際は、準備・受験・入学にかかる費用を把握し、ご家庭の経済状況と照らし合わせることが大切です。
    塾費用
    小学4~6年生まで進学塾に通う場合、一般的に合計で200万円前後かかると言われています。費用は、通う塾や受講コマ数によって前後します。集団塾に加えて個別指導塾や家庭教師を併用する場合は、さらに費用が高くなります。
    受験料(検定料)
    東京都の私立中学校の場合、1校あたり2~3万円程度です。
    併願校数は平均5校前後と言われるので、合計で15万円前後が見込まれます。
    入学費用
    入学金、施設費、制服代、初年度授業料などを含め、東京都の私立中学校の初年度納付金の総額は平均100万円です。

     

    詳しくは「塾と家庭教師の併用はOK?成功例・NG例と学年別の費用相場」「令和7年度 東京都内私立中学校の学費の状況について」をご覧ください。

 

2.中学受験の準備(いつから・何から始める?)

  • 中学受験をしたいと思ったら、まず何から始めればよいですか?

    まずは現実的なスタートラインとして、「予算を検討する」ことから始めましょう。どのくらいの費用がかかるかを把握することで、無理のない計画を立てやすくなります。

    また、お子様のやる気を高めるために、学校説明会や文化祭などに参加して、「楽しそう」「行ってみたい」と感じられる体験をさせてあげることも大切です。

     

    学習面では、低学年のうちは過度な負荷をかけず、まずは「椅子に座ってノートや教科書に向かう習慣」を身につけることから始めましょう。徐々に学習量を増やし、安定して取り組めるようになることが理想です。

    受験勉強が本格化する小4~小5の頃には、勉強する習慣が自然に身についていて、「勉強すること自体が苦ではない」状態になっていると安心です。

  • 中学受験の準備はいつから始めるのがよいですか? 塾はいつから通うべきでしょうか?

    中学受験の準備を始めるベストなタイミングは、小学3年生の冬から小学4年生の春頃です。
    多くの中学受験塾では、小学3年生の2月(新4年生)から本格的なカリキュラムが始まります。そのため、塾に通い始めるのはこの時期を目安にするとよいでしょう。

     

    詳しくは、「中学受験の準備はいつから? 学年別の進め方と注意点をチェック」をご覧ください。

  • 小5・小6からでも中学受験に間に合いますか?

    小5・小6からの受験対策は確かにハードルが上がりますが、限られた時間の中でも合格をつかんだ受験生は多くいます。この時期から始める場合は、基礎の取りこぼしを早めに補い、志望校に合わせた計画的な学習を行うことがポイントです。

     

    詳しくは、「小5からの受験対策」「小6からの受験対策」をご覧ください。

 

3.塾・家庭教師・通信教育(どれを選ぶ?どう使う?)

  • 塾は必ず必要ですか?塾なし(自宅学習)でも中学受験できますか?

    塾に通わず、自宅学習だけで中学受験を成功させることも可能ですが、相当な自己管理力と親御さんのサポートが必要です。

    塾では、受験に必要な知識を体系的に学べるカリキュラムや、ライバルと切磋琢磨しながらモチベーションを高める環境が整っています。一方で塾に通わない場合は、教材選びや学習計画の作成、進捗管理などを家庭で行う必要があります。こうした負担を踏まえ、多くのご家庭では塾を活用して受験準備を進めています。

     

    詳しくは「中学受験に塾は必要?子どもに合った塾の選び方」をご覧ください。

  • 中学受験は、集団塾、個別指導、家庭教師のどれがおすすめですか?違いやメリット・デメリットを教えてください。

    お子様の性格や学習目的に合わせて選ぶことが大切です。現在は、集団塾を軸に、個別指導や家庭教師を併用するご家庭も増えています。

    ■集団塾【競争で伸びるタイプ】
    体系的なカリキュラムで、受験勉強のペースメーカーになります。ライバルと切磋琢磨できる環境ですが、個別のフォローは手薄になりがちです。

    ■個別指導【自分のペースで学びたいタイプ】
    先生1人に生徒数名で指導します。集団塾の進度についていけない場合や、特定の苦手科目を克服したい場合に向いています。

    ■家庭教師【効率と柔軟性を重視するタイプ】
    完全1対1のオーダーメイド指導です。通塾時間がかからず効率よく学習でき、集団塾のテキストを使った補習や、志望校別の記述対策など柔軟に対応できます。

     

    詳しくは「集団塾・個別指導・家庭教師の違い」や「個別指導の特徴・塾選びのコツ」をご覧ください。

  • 数ある塾や個別指導の中から、どうやってわが子に合うところを選べばよいですか? おすすめの選び方を教えてください。

    塾や個別指導を選ぶ際は、まず情報をしっかり集めたうえで、お子様の性格や学習ペースに合うかを重視すると失敗しにくくなります。授業形式・教師との相性・通塾時間などは、体験授業で実際に比べるのが一番確実です。

     

    <塾・個別指導を選ぶ際に見るべきポイント>
    志望校の合格実績・対策力
    実績があるか、志望校レベルに合ったカリキュラムやフォロー体制が整っているかを確認しましょう。

    教師の質とお子様との相性
    説明がわかりやすいか、質問しやすいか、教師交代が可能かもチェックすると安心です。

    模試・テストとフォロー体制
    模試の頻度や結果のフィードバック、弱点補強の仕組みが整っているかを見ておきましょう。

    通いやすさ(立地・スケジュール)
    通塾時間や安全性、欠席時の振替やフォロー体制も大切なポイントです。

     

    より詳しく知りたい方は「中学受験の塾の選び方」や「個別指導の選び方」も参考にしてみてください。

  • 家庭教師だけで中学受験に成功することは可能ですか?

    家庭教師だけで中学受験を成功させることは十分可能です。マンツーマン指導のため、お子様の理解度に合わせて効率的に学習を進められます。また、塾のカリキュラムに合わせた補習や、苦手科目の集中特訓など、柔軟な対応も可能です。

     

    ただし、家庭教師のみで受験する場合は、ライバルやほかの受験生と競い合う環境が少ないことや、学習の質が担当家庭教師の指導力に左右されやすいことなどに注意が必要です。

     

    詳しくは「家庭教師だけで受験合格は可能?メリット・注意点を解説!」をご覧ください。

  • どのように家庭教師を探したらよいのか迷っています。おすすめの選び方を教えてください。

    家庭教師を選ぶ際は、まず「何を目的にお願いするのか」を明確にしましょう。
    たとえば、苦手科目の克服、志望校対策、勉強習慣の定着など、目的によって最適な教師像が変わります。
    また、教師の指導経験や性格、お子様との相性も重要なポイントです。体験授業を通して、教え方や雰囲気を確認しておくと安心です。

     

    詳しくは「家庭教師の選び方・使い方」「家庭教師の選び方・探し方FAQ」をご覧ください。

  • 通信教育だけでも中学受験は可能ですか?

    通信教育だけで中学受験を目指すことも可能ですが、自己管理が難しい点には注意が必要です。
    メリットは、自分のペースで学べることや費用を抑えられることです。一方で、苦手分野の克服や志望校別の対策などはサポートが限られる場合があります。
    通信教育を中心に進める場合は、ご家庭での進捗管理をしっかり行い、、必要に応じて家庭教師や塾を併用するのがおすすめです。

 

 

4.勉強・成績の悩み(勉強しない・成績が上がらない)

  • 子どもがなかなか勉強しません。どうすれば机に向かうようになりますか?

    勉強しないからといって、叱ったり無理にやらせたりすると、勉強そのものへの苦手意識を強めてしまうことがあります。
    まずは「なぜ勉強しないのか」原因を見極めることが大切です。たとえば、内容が難しくて自信を失っている、長時間の学習で疲れている、成果が見えずモチベーションが下がっている、など理由はさまざまです。
    小さな目標を立てて「できた!」という達成感を積み重ねる、1日の学習時間を短く区切る、など工夫することで、自然と勉強習慣が戻ることもあります。

     

    詳しくは「中学受験生が勉強しない原因と効果的な対応法」をご覧ください。

  • 中学受験に必要な勉強時間は、学年ごとにどれくらいですか?

    中学受験の勉強時間の一般的な目安は次のとおりです。

    小学4年生】: 平日1〜2時間/休日2〜3時間
    小学5年生】: 平日2〜3時間/休日4〜6時間
    小学6年生】: 平日3〜4時間/休日6〜8時間

     

    ポイントは、ただ長く勉強することではなく、習った内容をきちんと理解し、身につけることです。目安の時間を参考にしながら、少しずつ「解ける問題」を増やしていけるようにサポートしてあげましょう。

  • 勉強しているのに、なかなか成績が上がりません。どうすればよいでしょうか?

    「勉強しているのに成績が上がらない」ときは、量よりも学習のやり方(質)を見直すことが大切です。ただ問題集をこなすだけでは、苦手分野の克服につながりにくく、理解が浅いまま進んでしまうことがあります。
    まずは、テストや模試の結果を振り返り、どこでつまずいているのかを具体的に分析しましょう。理解不足の単元をしっかりやり直すだけでも、成績が大きく伸びることがあります。

     

    詳しくは、「中学受験生の成績・偏差値が上がらない原因と対策」をご覧ください。

  • 成績が伸びない子と、最後に伸びる子の特徴を教えてください。

    中学受験で成績がなかなか伸びない原因の多くは、勉強の量より「やり方」や「理解の深さ」にあります。たとえば、基礎があいまいなまま応用問題に進んでしまったり、自分に合わない学習計画を続けていると、なかなか成果が出にくくなります。また、模試や過去問などの実践練習が不足しているケースも少なくありません。

     

    一方で、最後にぐっと成績を伸ばすお子様は、間違えた問題を放置せず、なぜ間違えたのかを丁寧に振り返る習慣があります。基礎をしっかり見直しながら、自分に合った学習法を見つけ、焦らずコツコツ努力を続けられることが、後半の伸びにつながります。

     

    詳しくは「中学受験生の成績が上がらない原因と効果的な対策」をご覧ください。

 

5.志望校対策(学校選び・過去問の進め方)

  • 中学受験の志望校はどうやって決めればよいですか?

    志望校を選ぶ際は、偏差値だけで判断するのではなく、通学時間・教育方針・校風・学習環境など、お子様との相性を重視することが大切です。

    まずは、学校のパンフレットやホームページ、公式SNSで情報を集め、気になる学校の説明会や文化祭に参加してみましょう。実際の雰囲気や生徒の様子に触れることで、より納得感のある志望校選びができます。

     

    詳しくは「中学受験の志望校の決め方」をご覧ください。

  • 中学受験の志望校はいつ頃決めればよいですか?

    多くのご家庭では、小5の春〜夏頃に志望校を絞り始めます。この時期になると、模試の結果や得意・不得意が見えてくるため、現実的な目標校を立てやすくなるからです。

    最終的な志望校の決定は、小6の1学期までに行うのが理想的です。学校説明会への参加や過去問演習を通して、お子様との相性や学習状況を確認しながら、段階的に決めていきましょう。

     

    詳しくは「中学受験の志望校はいつ決める?」をご覧ください。

  • 志望校の過去問はいつから解けばよいですか?

    過去問演習は、小6の9月から始めるのが一般的です。この時期になると基礎学習が一通り終わり、志望校の出題傾向に合わせた応用演習に取り組む準備が整います。初めは1年分を解いて傾向をつかみ、慣れてきたら年数を増やしていくと効果的です。
    詳しくは「中学受験の過去問はいつから始める?」をご覧ください。

  • 過去問の効果的なやり方・進め方を教えてください。

    過去問は、ただ解くだけでなく、本番を想定した取り組み方が大切です。まずは、できる限り本番に近い環境をつくり、科目の順番や時間配分も実際の入試と同じようにして解きましょう。時間内に終わらなかった問題は、違う色のペンを使って最後まで解いておくと、自分の実力を正しく把握できます。

     

    また、難しい問題にこだわりすぎず、解ける問題から進めることも重要です。中学受験では易しい問題が後半にあることも多いため、迷ったら一度飛ばし、確実に得点できる問題を優先しましょう。国語は漢字、算数は計算問題から取り組むと効率よく得点できます。

    さらに、見直しをしやすくするため、問題ごとに「自信あり:○」「自信がない:×」「全然解けない:?」などの印をつけておくと、限られた時間でも効果的に確認できます。こうした工夫を積み重ねることで、過去問演習の成果が大きく高まります。

    詳しくは「中学受験の過去問の効果的なやり方・進め方」をご覧ください。

  • 過去問が解けないときはどうすればよいですか?

    過去問で思うように点数が伸びないときは、状況に合わせた対策が大切です。

    受験者平均点を下回る場合は、基礎の復習や間違いの分析を優先しましょう。

    平均点以上だけれど合格点に届かない場合は、応用問題や記述問題の練習を強化します。

    時間が足りない場合は、解く順番や時間配分の工夫で効率を高めましょう。

    焦らず、一つずつ課題を克服していくことが合格への近道です。

     

    詳しくは「過去問が解けない原因と対策」をご覧ください。

  • 志望校ごとの傾向や対策はどう立てるべきですか?

    志望校ごとの対策は、まず過去問を分析して出題分野や形式の傾向を把握することが基本です。よく出る分野の演習量を増やすのはもちろん、傾向が似ている学校の過去問にも取り組むと、実戦力を高めることができます。

    たとえば、社会の用語暗記が重要な学校なら、早めに暗記の習慣をつくることが大切です。時事問題が多い学校では、家庭でニュースに触れる時間を取り入れるとよいでしょう。

     

    また、入試問題は「学校からのメッセージ」とも言われます。発想力を重視する学校では、暗記や公式だけでなく、知識を活用して考える力を測る問題が多く出ます。そのため、志望校がどんな生徒を求めているか、教育方針はどうかを理解したうえで対策を進めることが、効果的な受験準備につながります。

 

6.親の対応・サポート(やる気・反抗期・やめたい時の対応)

  • 子どものやる気が見えません。どうすればやる気になりますか?

    お子様がやる気を出せない原因は、「目標が遠く感じる」「勉強が楽しくない」「プレッシャーが強い」など、さまざまです。

    まずは、長期・中期・短期の目標を立てて、達成度を目で確認できるようにすることが大切です。小さな成功体験を積み重ねることで、自然とやる気が芽生えます。

    また、努力を認める声かけや、時にはリフレッシュの時間を取り入れることも、やる気を取り戻すきっかけになります。

     

    詳しくは「中学受験でやる気がない子どもへの対応は?」をご覧ください。

  • 中学受験が迫っているのに、子どもが反抗期に入り親の言うことを聞きません。どう接すればよいですか?

    中学受験の時期に反抗期が重なるのは珍しくありません。まずは、親御さんが干渉しすぎず、適度な距離を保つことが大切です。

    声かけは、ほかの子や平均点と比べるのではなく、「昨日よりできたこと」に目を向けると効果的です。たとえば「前より速く解けたね」「今日は自分の力で解けたね」と、本人の成長を認める言い方を心がけましょう。

     

    また、勉強に関して親子で向き合うと、お互いに感情的になりやすいものです。必要に応じて、塾や家庭教師など第三者に指導を任せ、親御さんは応援役に徹するのも効果的です。

  • 中学受験で子どもを伸ばす「成功する親」の特徴は?どんな関わり方が効果的ですか?

    中学受験で子どもを伸ばす親の特徴は、「どんな結果でもお子様を受け入れる姿勢」を持っていることです。
    勉強を教えられるかどうかよりも、日々の声かけや接し方が大きく影響します。模試の結果に一喜一憂せず、うまくいかないときも「次にどう活かすか」を一緒に考え、次につなげる姿勢が大切です。
    「お子様の自主性を尊重しつつ、必要なときはしっかり支える」バランスの取れた関わり方ができているご家庭では、お子様も安心して挑戦できるようになります。

     

    詳しくは「中学受験に成功する親の特徴とは?」をご覧ください。

  • 中学受験で失敗しないために、親が気をつけたいことは?

    中学受験で大切なのは、「合格=成功」と決めつけないことです。偏差値や学校の名前だけで判断せず、お子様の性格や成長に合った環境を意識しましょう。成果ばかりを追いすぎると、親御さんの焦りが伝わり、お子様にプレッシャーがかかって本来の力を発揮しにくくなります。合否よりも、受験を通じて得られる努力や学び、成長を大切にする姿勢が、真の成功につながります。

     

    親の関わり方については「中学受験に成功する親の特徴とは?」で詳しく紹介しています。

  • 子どもが「中学受験をやめたい」と言い出しました。どう対応すればよいですか?

    お子様が「中学受験をやめたい」と言ったときは、まず無理に引き止めず、勉強から少し離れて心を休める時間を作ってあげましょう。1週間ほど思い切り遊んだり、好きなことをして過ごしたことで、気持ちが落ち着き、「やっぱり頑張ってみようかな」と前向きになることもあります。

     

    親御さんとしては、これまでの努力や費用を考えると不安になるかもしれません。しかし、お子様が心身ともに疲れている場合は、無理に続けさせるより、一度立ち止まることの方が大切な場合もあります。

    本当に受験が辛そうであれば、高校受験に切り替えるという選択肢もあります。どの道を選んでも、お子様が元気に前に進めることが最優先です。まずは、お子様の気持ちをしっかり受け止めてあげましょう。

  • 親も子どもも「しんどいな」と感じてしまっています…。中学受験をやめた方がいいのはどんな場合ですか?

    親御さんもお子様も「しんどいな」と感じているときは、無理に受験を続けることが必ずしも良いとは限りません。中学受験をやめたほうがよいのは、お子様の心や体が無理をしてしいるときや、親御さんの熱意についていけず、お子様の負担が大きくなっているときが考えられます。

    たとえば、勉強中に疲れて寝てしまうほど追い込まれている場合は、受験の本来の目的から外れてしまっているサインかもしれません。そんなときは、一度立ち止まり、お子様の気持ちやペースを尊重しながら、今後どう進めるかを一緒に考えることをおすすめします。

  • もし中学受験で「全落ち」してしまったら…? その後の進路や子どものケアはどうすればよいですか?

    もし中学受験で全て不合格になってしまった場合も、落ち込む必要はありません。まずは、「全落ち」を避けるために、1校は確実に合格できる学校を受ける併願プランを立てておくことが大切です。

    それでも万が一、すべて不合格になった場合は、高校受験に向けて再スタートを切ることになります。不合格は、お子様にとって初めて経験する厳しい結果かもしれません。どんなお子様でもショックを受けるものです。

    そのときは、公立中学校に進む道や、高校受験で再チャレンジできることをしっかり伝え、親御さんがそばでサポートしながら前向きに進めることが大切です。

 

 

7.受験直前期・当日(服装・過ごし方)

  • 受験直前期に学校を休むのはありですか? 行かせるべきですか?

    受験直前期に学校を休むかどうかは、お子様の状況に応じて柔軟に考えて大丈夫です。

    インフルエンザやコロナなどの感染症リスクを避けるために休む選択は、最近ではよく見られます。ただし、休む場合は「勉強に時間を使うこと」が前提です。

    もし家で遊んでしまいそうであれば、学校に行って友達と過ごした方が気分転換になり、勉強も集中しやすくなります。逆に、家で計画的に勉強できるのであれば、休むことも一つの選択肢です。

  • 中学受験当日や面接の服装は? 親子それぞれのおすすめスタイルを教えてください。

    中学受験や面接の服装は、奇抜でなければ基本的に問題はありません。

    ■お子様:過度に華美でない、清潔感のある服装が安心です。制服がある場合は制服で、ない場合はブラウスやシャツ、カーディガンなどシンプルな服がおすすめです。季節に合った服を選びましょう。

    ■親御さん:スーツやジャケットなど、落ち着いた印象の服装が良いです。色は黒・紺・グレーなど控えめなものを選ぶと安心です。

     

    ポイントは「清潔感」と「落ち着いた印象」。派手すぎず、受験にふさわしい服装を心がけましょう。

  • 受験前日はどのように過ごすのがよいですか?勉強しないでリラックスしたほうがよいのでしょうか?

    受験前日は、普段通りの生活リズムを崩さないことが一番大切です。

    新しい応用問題や過去問に挑戦するのは避けましょう。解けない問題に出会うと不安になったり、自信を失ったりする可能性があります。

    前日は、これまで覚えた内容を軽く復習する程度で十分です。早めに寝て、万全の体調で当日を迎えられるように心がけましょう。

 

 

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中学受験の指導が可能な家庭教師

東大家庭教師友の会 | 近江先生

近江先生

  • 女性
  • 早稲田大学 法学部
  • 大泉高等学校
  • 中学受験経験あり

自己紹介

私の長所は、計画性があることです。私は中学1年生から高校3年生まで、一貫して学級委員を務めていました。私の学校には毎学期末、学級委員主催のレクリエーションがありました。そのため、学期末は週に何度も放課後教室に残り、計画を立てていきました。実際に、当日の流れは分刻みで決めていき、綿密に行っていました。6年間の最初のうちは、もちろん、失敗することもありましたが、数をこなすに連れ成功することが多くなり、高校3年生1学期末の最後のレクでは計画は予定通りに進み、企画も上手くいき、過去1番の盛り上がりとなりました。私はこれらの経験から、無理のない現実的な計画を立てる力を手に入れることができ、実際に受験期には3ヶ月先まで見越して、週に何をこなしていくべきかを予定立てて取り組んでいました。私が指導することになった生徒様には、この経験を活かして目標立てを行いつつ余裕を持たせた、具体的な計画を立てていきたいと思っています。

当会からの紹介

明るくエネルギッシュな雰囲気の教師です。生徒様を指導する際も、生徒様が楽しく勉強できるようコミュニケーションを密に取りつつ、しっかりと学習計画を立て、計画的に指導を進められるよう努めます。

#河合塾出身 #英検所持

上記は在籍教師の一例です。他にも様々な経歴の教師が在籍しています。ご希望の条件の教師が在籍しているかは無料でお探しできますので、まずはお気軽にお問合せください。


東大家庭教師友の会の料金

料金システム

当会では、「入会金」「指導料」「交通費」「学習サポート費」以外のご料金は、一切ご請求しておりません。指導キャンセル料や教師交代費、解約金等は一切発生いたしませんので、ご安心ください。

ご入会時

体験授業料0円

ご入会金 22,000

体験授業は1ご家庭様につき1人のみ無料でご受講いただけます。2人以上受ける場合、1人につき2,420円(税込)の体験授業料が発生します。

月々のお支払い

指導料
コース料金×受講時間
交通費
実費
学習サポート費
3,300

交通費は教師が所持する定期区間を除きます。
口座振替でお支払いの場合、手数料385円(税込)が発生します。

東大家庭教師友の会「7つの0円」

体験料
0
教師交代費
0
指導キャンセル料
0
更新費
0
解約費
0
兄弟/姉妹入会費
0
再入会費
0

学年別のコース料金

 

東大家庭教師友の会の特徴

生徒様の憧れとなる教師のご紹介と、安心・充実のサポート体制で、生徒様の目標達成に貢献します。

特徴

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特徴

教師は現役東大生・難関大生・難関大卒プロ

特徴

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特徴

指導力が高く、生徒様と相性のよい教師をご紹介

特徴

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特徴

生徒様ごとの指導計画・進捗管理などの学習サポート

特徴

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特徴

後払い制・身分保証など、安心安全のシステム


合格実績

当会はこれまで、受験勉強の悩みを抱える数々のご家庭様に対し、成果をあげてきました。これまで当会で指導をさせていただいた生徒様の代表的な合格実績は以下のとおりです。

中学受験の合格実績
  • 麻布中学校
  • 女子学院中学校
  • 海城中学校
  • 駒場東邦中学校
  • 巣鴨中学校
  • 鷗友学園女子中学校
  • 慶應義塾中等部
  • 早稲田実業学校中等部
  • 青山学院中等部
  • 白百合学園中学校
  • 頌栄女子学院中学校
  • 東洋英和女学院中学部
  • 芝中学校
  • 桐朋中学校
  • 城北中学校
  • 広尾学園中学校
  • 三田国際学園中学校
  • かえつ有明中学校
  • 暁星中学校
  • 高輪中学校
  • 国学院大学久我山中学校
  • 明治大学付属中野中学校
  • 学習院中等科
  • 東京都立桜修館中等教育学校
  • 東京学芸大学附属世田谷中学校
  • 東京都市大学附属中学校
  • 東京都市大学等々力中学校
  • 攻玉社中学校
  • 成城中学校
  • 獨協中学校
  • 東洋大学京北中学校
  • 恵泉女学園中学校
  • 晃華学園中学校
  • 共立女子中学校
  • 東京女学館中学校
  • 駒込中学校
  • 桐光学園中学校
  • 大妻中野中学校
  • 実践女子学園中学校
  • 光塩女子学院中等科
  • 創価中学校
  • 京華中学校
  • 東京家政大学附属女子中学校
  • 文教大学付属中学校
  • 十文字中学校
  • 東京成徳大学中学校
  • 中村中学校
  • 明星中学校
  • 関東学院六浦中学校
  • 城西大学附属城西中学校
  • トキワ松学園中学校
  • 洗足学園中学校
  • 栄光学園中学校
  • 浅野中学校
  • 逗子開成中学校
  • 鎌倉学園中学校
  • 公文国際学園中等部
  • カリタス女子中学校
  • 渋谷教育学園幕張中学校
  • 東邦大学附属東邦中学校
  • 昭和学院秀英中学校
  • 市川中学校
  • 芝浦工業大学柏中学校
  • 麗澤中学校
  • 国府台女子中学校
  • 専修大学附属松戸中学校
  • 県立千葉中学校
  • 千葉大学附属中学校
  • 日出学園中学校
  • 光英VERITAS中学校
  • 栄東中学校
  • 開智中学校
  • 大宮開成中学校
  • 浦和ルーテル学院中学校
  • 星野学園中学校
  • 江戸川学園取手中学校
  • 東大寺学園中学校
  • 西大和学園中学校
  • 大阪星光学院中学校
  • 高槻中学校
  • 関西創価中学校
  • 開明中学校
  • 甲南中学校
  • 北嶺中学校
  • 佐久長聖中学校
  • 熊本大学教育学部附属中学校
  • 上智福岡中学校
  • 宮崎日本大学中学校

生徒様の声


ご利用の流れ

STEP 1

お問合せ

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お問合せ

お問い合わせの際には、授業科目、曜日・時間、スケジュール、教師の希望条件(学歴・性別・性格)などご要望をお気軽にお申し付けください。 お問い合わせを頂いた後、成績状況や教師への希望条件などをお伺いするためご連絡をさせていただきますが、当会では積極的な勧誘のお電話は致しませんのでご安心下さい。

STEP 2

教師選考

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教師選考

当会に在籍している約38,000名の教師の中から、ご家庭様にぴったりな教師をお探しします。 教師選考では「①在籍教師に立候補を募る」→「②熱意のある教師が立候補」→「③書類選考:経歴等の条件を審査」→「④面接選考:指導力・人間性を審査」の手順で選考を行います。 ご家庭様にご紹介する教師は、選考の結果、自信をもってご紹介できると判断した教師のみです。

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無料体験授業

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無料体験授業

実際にご紹介した教師が、生徒様と本当に相性が良いのか確認していただくため、150分間の無料体験授業を行っていただきます。 体験授業では、「教科指導(90分)」「学習計画作成(30分)」「面談(30分)」を実施いたします。 万が一、生徒様と教師の相性に不一致を感じられた場合は、何回でも教師交代が可能ですので、お気兼ねなくお申し付けください。

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ご入会

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ご入会

教師の指導にご納得いただけましたら、ご入会となります。 ご入会後は、直接教師とやりとりをしていただき、授業日時等柔軟にお決めいただくことが可能です。 教師の了承があれば、授業日時等は当会に連絡なく変更していただいて構いません。 また、教室に直接伝えるのは憚られるようなご要望等がございましたら、当会スタッフが相談・仲介にあたりますので、いつでもお気兼ねなくお申し付けください。

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受付時間
11:00 - 20:00(平日)
11:00 - 16:00(土曜)

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