1. 日能研TMクラスの仕組みと設置校舎
日能研TMクラスは、日能研関東が首都圏の一部の校舎に設けている最上位のクラスです。まずは、クラスの仕組みと、どこの校舎で開講しているのかを確認しましょう。
▼1章のポイント
| 項目 | ポイント |
| 仕組み | 複数の校舎から、基準を満たした生徒様が集まる地域選抜クラス |
| クラス編成 | A→M→TMの順にレベルが上がり、TMクラスが最上位 |
| 設置校舎 | 2026年度は首都圏の7校舎で、3年生から開講 |
| ほかの選抜クラス | 日能研の本部系の教室には「グランドマスタークラス」がある |
①日能研関東が設けた地域選抜クラス
TMクラスは「トップオブマスタークラス」の略で、日能研関東が設けている地域選抜クラスです。
地域選抜とは、設置校舎の生徒様だけでなく、周辺の校舎に通う生徒様や、日能研にまだ通っていない生徒様のうち、基準を満たした生徒様が1つのクラスに集まる仕組みです。
三田校の新3年生向けTMクラスの案内(2024年2月)には「最難関校合格のために」という言葉が掲げられており、最難関校を目指す生徒様のためのクラスとして位置づけられています。
▼日能研TMクラスの基本
■正式名称
トップオブマスタークラス
■運営
日能研関東(当会が公式サイトで確認できた設置校舎は、いずれも日能研関東の教室です)
■在籍の条件
テストの成績で基準を満たし、認定を受けた生徒様だけが在籍できるクラスです
■目指す進学先
最難関校を目標にする生徒様が中心です
TMクラスだけの合格者数や合格率は、日能研公式サイトでは公表されていません。
TMクラスの認定を受けた生徒様の保護者様が公開している情報では、認定後に届く案内資料や説明会で、御三家(開成・麻布・武蔵/桜蔭・女子学院・雙葉)や筑波大学附属駒場、灘などの合格者が紹介されています。
※TMクラスの合格実績は公式に公表されていないため、本記事では人数や割合を掲載していません。実績を確かめたい場合は、認定後の案内資料や説明会、各教室でご確認ください。
日能研は、本部・関東・東海・関西・九州などの運営に分かれており、クラスの名称や仕組みは運営ごとに異なります。
たとえば本部系の教室(日能研本部が運営する教室)には、TMクラスと同じく選抜制の「グランドマスタークラス」があります。
2026年10月時点の日能研公式サイトでは、お茶の水校で開講中、おおたかの森校で2027年度の新4・5年生向けに開講予定と案内されています。
▼TMクラスとグランドマスタークラスの比較
| 項目 | TMクラス | グランドマスタークラス |
| 運営 | 日能研関東 | 日能研本部(本部系の教室) |
| 案内のある校舎 | 池袋校・自由が丘校など7校舎 | お茶の水校・おおたかの森校・横浜校 |
| 位置づけ | 地域選抜クラス | 地域選抜クラス(選抜制) |
| 入室の方法 | 全国テストなどの成績で認定を受ける | 全国テストや難関チャレンジテストの成績で選抜される |
※グランドマスタークラスの入室の方法は、おおたかの森校の2027年度新4・5年生向けの案内です(新4年生は10月以降の全国テストと11月の難関チャレンジテスト、新5年生は11月の難関チャレンジテスト)。校舎・学年・選抜方法は年度によって変わるため、最新情報は必ず日能研公式サイトや各教室でご確認ください。
千葉県にはTMクラスの設置校舎がないため、千葉県にお住まいのご家庭様は、おおたかの森校のグランドマスタークラスも選択肢になります。
②A・M・TMのクラス編成と位置づけ
日能研関東の通常授業(本科教室)には、基本コースのAクラスと上位コースのMクラスがあり、TMクラスはMクラスのさらに上に位置します。TMクラスのある校舎では、3年生はTMクラスとAクラス、4年生以降はTM・M・Aの3つのクラスで構成されています(2026年度)。
▼日能研関東のクラス編成
| クラス | 位置づけ | 開講学年(TM設置校舎の場合) |
| TMクラス | 最上位の地域選抜クラス | 3年生〜6年生 |
| Mクラス | 上位コース | 4年生〜6年生 |
| Aクラス | 基本コース | 3年生〜6年生 |
TMクラスに在籍できるのは、基準を満たした生徒様に限られる点が、MクラスやAクラスとの大きな違いです。
ほかの大手塾にも、最難関校を目指す生徒様のための上位クラスがあります。TMクラスは、複数の校舎から生徒様が集まる地域選抜である点が特徴です。
▼主な塾の上位クラスとの比較
| 塾・クラス | 生徒様が集まる範囲 | クラスが決まる主なテスト |
| 日能研 TMクラス | 複数の校舎から、基準を満たした生徒様が集まる | 全国テスト・全国公開模試、クラス替えの判定 |
| サピックス αクラス | 各校舎の中で、成績上位の生徒様が集まる | 組分けテスト・マンスリーテスト |
| 早稲田アカデミー NN志望校別コース | 6年生が志望校別に、複数の校舎から集まる | NN志望校別オープン模試 |
| 四谷大塚 Sコース | 各校舎の中で、成績上位の生徒様が集まる | 組分けテスト |
※各塾の公開情報をもとに当会がまとめたものです。クラスの名称や仕組みは学年・校舎・年度によって異なるため、最新情報は各塾の公式サイトでご確認ください。
どの塾でも、上位クラスの授業についていけるかは、家庭学習で復習を定着させられるかに左右されます。
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「日能研とは?特徴・費用・口コミ」
③TMクラスの設置校舎と開講学年
TMクラスがある校舎(設置校舎)は、2026年度は東京都3校舎・神奈川県2校舎・埼玉県2校舎の計7校舎です。
▼日能研TMクラスの設置校舎と開講学年
| 地域 | 校舎 | 開講学年 |
| 東京都 | 池袋校 | 3年生〜6年生 |
| 東京都 | 自由が丘校 | 3年生〜6年生 |
| 東京都 | 三田校 | 3年生〜5年生 |
| 神奈川県 | 武蔵小杉校 | 3年生〜6年生 |
| 神奈川県 | たまプラーザ校 | 3年生〜6年生 |
| 埼玉県 | 南浦和校 | 3年生〜6年生 |
| 埼玉県 | 大宮校 | 3年生〜6年生 |
※各教室ページの「開講クラス」に掲載された2026年度の情報です。開講状況は年度によって変わるため、最新情報は必ず日能研公式サイトや各教室でご確認ください。
2026年度の開講クラスには、三田校の6年生TMクラスの掲載がありません。
同じ校舎でも、学年によってTMクラスの開講の有無が異なります。
通塾を考えている学年で開講しているかを、事前に確かめておきましょう。
▼設置校舎を選ぶときの確認ポイント
■自宅からの通塾時間
5年生・6年生は、21時前後まで授業がある曜日があります(校舎により異なります)
■授業の曜日と開始時刻
同じ学年でも、校舎によってTMクラスの曜日や開始時刻が異なります
■今後の開講状況
新しく開講する校舎や学年もあるため、最新の案内を確認します
設置校舎への通塾が難しい場合も、最難関校を目指す学力は伸ばしていけます。
▼設置校舎に通うのが難しい場合の選択肢
■通いやすい校舎のクラスで学ぶ
無理のない通塾で生活リズムを保ち、授業の復習に時間を使います
■グランドマスタークラスも検討する
お茶の水校・おおたかの森校・横浜校で案内されている、本部系の教室の選抜クラスです
■全国公開模試で全国での位置を確かめる
TMクラスの目安と比べながら、伸ばす教科を決めていきます
■家庭教師で発展的な問題を補う
1対1の指導で、TMクラスで扱うような発展的な問題に取り組むこともできます
2. 日能研TMクラスの基準と偏差値の目安
日能研TMクラスの基準は、公式には公表されていません。ここでは、TMクラスに通う生徒様の保護者様が公開している情報などをもとに、当会推定の目安を整理します。
▼基準を見るときの3つのポイント
| ポイント | 内容 |
| 偏差値と全国順位 | 全国公開模試の偏差値と全国順位の両方で見る |
| 学年による違い | 学年が上がるほど、目安の偏差値が高くなる傾向がある |
| 判定に使う回数 | 1回の結果だけでなく、複数回の成績で判定されることがある |
①基準は偏差値と全国順位の2つで見る
TMクラスの基準は、全国公開模試の偏差値と全国順位の2つで示されることが多いです。
たとえば「偏差値65以上、または全国300位以内」のように、どちらかを満たせば対象になる形で紹介されることがあります。
▼偏差値と全国順位の見方
| 指標 | 分かること | 見るときの注意 |
| 偏差値 | 受験者全体の中での位置 | 受験者の顔ぶれによって、同じ得点でも偏差値が変わる |
| 全国順位 | 上位から何番目か | 受験者数によって、同じ順位でも上位何%にあたるかが変わる |
▼重要ポイント
■偏差値と順位はセットで記録する
テストの難しさや受験者数は回ごとに変わります。偏差値と順位の両方を記録しておくと、TMクラスの目安との距離をつかみやすくなります。
■教科別の成績も見る
4教科合計の偏差値だけでなく教科ごとの偏差値を見ると、先に伸ばす教科が分かります(5章でご紹介します)。
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「日能研全国公開模試の対策」
②【学年別】小3〜小6の基準の目安
TMクラスの判定には、学年によって次の3つのテストが使われます。
▼TMクラスの判定に関わる日能研の主なテスト
| テスト | 対象 | 特徴 |
| 全国テスト | 小学1年生〜5年生(参加無料) | 算数・国語の2教科。日能研に入るためのテストも兼ねる |
| 学習力育成テスト | 日能研に通う生徒様 | 授業で習った範囲から出題。偏差値ではなく評価で結果が返ってくる |
| 全国公開模試 | 4年生〜6年生 | 範囲を決めずに出題。偏差値と全国順位が出る |
学年が上がるほど、TMクラスの目安となる偏差値は高くなり、判定に使われるテストも全国公開模試が中心になる傾向があります。
▼【学年別】日能研TMクラスの基準の目安
| 学年 | 主に見られるテスト | 基準の目安 |
| 3年生 | 全国テスト(算数・国語) | 全国上位数%(回ごとに基準点が示される) |
| 4年生 | 学習力育成テスト・全国公開模試 | 偏差値65前後、または全国300位前後 |
| 5年生 | 全国公開模試 | 偏差値66前後、または全国300位前後 |
| 6年生 | 全国公開模試 | 偏差値67前後、または全国300位前後(複数回の平均で見られることがある) |
※日能研TMクラスの基準は公式に公表されていません。表は保護者様が公開している情報などをもとにした当会推定の目安で、年度・校舎・実施回により変動します。正確な基準は必ず日能研の各教室でご確認ください。
3年生までは全国テストで偏差値が示されないため、算数・国語の合計点をもとに認定される場合があります。4年生では、範囲が決まっている学習力育成テストの成績も判定に使われるため、日々の復習が結果につながりやすい時期です。表の目安に届いても、そのままTMクラスに入れるとは限りません。
正確な基準は各教室で案内される内容を確認し、表の数値は現在地を確かめるための目安としてご活用ください。
▼学年別の目安を見るときの注意
■年度による違い
受験者数や問題の難しさによって、基準点や順位は変わります
■校舎による違い
クラスの人数や開講状況によって、案内される基準が異なる場合があります
■3年生の基準点
全国テストの基準点は回によって変わる場合があるため、認定の案内などで確認します
③スカラシップの基準との違い
日能研のスカラシップは、正式には「日能研ユースリーダーズ・スカラシップ」という名称で、2008年に設立された費用支援の制度です。
対象は4年生〜6年生で、認定されると通常授業(本科教室)や季節講習(期間講習)の会費、テスト、教材費などが免除されます(免除期間は4年生が1年間、5年生・6年生が半年間)。
▼日能研TMクラスとスカラシップの違い
| 項目 | TMクラス | スカラシップ |
| 制度の種類 | クラスの区分(学ぶ場所) | 費用を支援する制度 |
| 対象学年 | 3年生〜6年生 | 4年生〜6年生 |
| 主な内容 | 地域選抜の環境で学べる | 授業料などの費用が免除される |
| 基準の目安 | 偏差値65〜67前後 | TMクラスより高い成績とされる |
※スカラシップの内容は日能研公式サイトの情報(2026年10月時点)です。認定の方法や基準の詳細は、必ず日能研公式サイトや各教室でご確認ください。
TMクラスとスカラシップは別の制度のため、スカラシップ生でなくてもTMクラスに在籍できます。
認定のきっかけとなるテストが重なることがあり、同じテストの結果で両方の案内を受ける生徒様もいます。
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3. 日能研TMクラスの授業と教材
日能研TMクラスの通塾日数や会費は、同じ学年のMクラスと大きくは変わりません。違いが出るのは、授業時間が長い曜日があることと、授業の進め方です。
▼日能研TMクラスとMクラスの主な違い
| 項目 | TMクラス | Mクラス |
| 開講学年 | 3年生〜6年生 | 4年生〜6年生 |
| 会費(5年生の例) | 31,020円 | 31,020円 |
| 5年生の授業時間 | 週3日のうち1日は20時55分ごろまで | 週3日とも19時30分ごろまで |
| 集まる生徒様 | 複数の校舎から集まる | 主に通っている校舎の生徒様 |
※会費・授業時間は池袋校の例です。曜日・時間は校舎により異なります。
①学年別の通塾日数と授業時間
TMクラスの通塾日数は、3年生が週1日、4年生が週2日、5年生が週3日、6年生が週4日です。3年生は算数・国語の2教科、4年生からは理科・社会を加えた4教科を学びます。
▼日能研TMクラスの通塾日数と授業時間
| 学年 | 日数・科目 | 曜日・時間 | 会費(税込) |
| 3年生 | 週1日(算数・国語) | 土 14:00〜16:30、または水 17:00〜19:30 | 11,440円 |
| 4年生 | 週2日(4教科) | 月・木、または火・金 17:00〜19:30 | 24,200円 |
| 5年生 | 週3日(4教科) | 月・金 17:00〜19:30、水 17:00〜20:55 | 31,020円 |
| 6年生 | 週4日(4教科) | 火 17:00〜19:30、水・木 17:00〜20:55、土 14:00〜19:10 | 49,060円 |
※日能研公式サイト池袋校「開講クラス」(2026年度)の情報です。曜日・時間・会費は校舎や年度によって異なるため、最新情報は必ず日能研公式サイトや各教室でご確認ください。
5年生からは授業が20時55分ごろまで続く曜日があり、6年生では土曜日の授業も加わります。
開始時刻も校舎によって異なり、武蔵小杉校は16時50分、大宮校は17時10分から授業が始まります(2026年度)。
▼通塾が始まる前に確認したいこと
■夕食のタイミング
授業が長い曜日は、塾へ行く前の軽食や帰宅後の食事の時間を決めておきます
■帰宅時間と睡眠
授業後の移動時間を含めて、就寝時刻が遅くなりすぎないかを確かめます
■宿題に使える時間
授業のない曜日に、どれだけ家庭学習の時間をとれるかを見積もります
②授業の進め方とクラスの雰囲気
TMクラスでは、学ぶ単元の順番は他のクラスと共通で、授業で扱う問題の難しさや進むスピードに違いが出るのが一般的です。
TMクラスに通う生徒様の保護者様からは、少人数のグループで考えを出し合う場面が多く、和やかな雰囲気だという声もあります。
▼日能研TMクラスの授業の特徴
| 項目 | TMクラスの傾向 |
| 単元の順番 | 他のクラスと共通 |
| 授業の進み方 | 問題の難しさが上がり、テンポよく進む |
| 授業の形 | 考えを言葉にして出し合う場面が多い |
| クラスの人数 | 15〜20人程度とされる |
| 周りの生徒様 | 複数の校舎から、最難関校を目指す生徒様が集まる |
※授業の様子は、校舎・学年・担当する先生によって異なります。
保護者様からは、思考力・記述力・応用力を重視した授業だという声も聞かれます。
▼TMクラスの授業で力を伸ばしやすい生徒様
■考えを言葉にするのが好き
友だちの意見を聞いて考えを深められる生徒様は、授業から多くを吸収できます
■難しい問題に粘り強く向き合える
すぐに答えが出ない問題にも、手を止めずに取り組める力が生きます
■周りの刺激を力にできる
同じ目標を持つ仲間との競い合いを、前向きに受け止められる生徒様に合っています
③TMクラスで使う教材と追加の講座
TMクラスで使う教材は、日能研共通の「本科テキスト」と「栄冠への道」が中心です。
保護者様の声によると、これに加えて、TMクラスの生徒様向けにプリントや計算問題集などが配られることもあります。
▼日能研TMクラスで使う主な教材・講座
| 教材・講座 | 内容 | 対象 |
| 本科テキスト | 授業で使う日能研の基本テキスト | 全クラス共通 |
| 栄冠への道 | 家庭学習で取り組む問題集 | 全クラス共通 |
| TMクラス向けのプリント・問題集 | 発展的な問題や計算練習 | TMクラス(学年・校舎により異なる) |
| 6年生後期の講座 | 志望校に合わせた日特など(この後の表を参照) | 6年生(志望校別) |
※2026年度の各教室ページの「開講クラス」には、TMクラス専用の追加講座の記載はありません。講座の有無や内容は、入室時の案内や各教室でご確認ください。
教材ごとの役割を知っておくと、家庭学習でどれに時間をかけるかを決めやすくなります。教材の優先順位のつけ方は、「6. 日能研TMクラスを維持する家庭学習」でご紹介します。
6年生の後期(秋以降)は、通常授業が「合格力完成教室」に切り替わり、日曜日には志望校別の特別講座「日特」が加わります。
▼6年生後期の主な授業・講座
| 授業・講座 | 内容 | 対象・時期 |
| 合格力完成教室 | 通常授業。知識や解き方、答案の書き方を正確にし、合格する力を仕上げる | 6年生後期 |
| 日特(日能研入試問題研究特別講座) | 通常授業とは別に日曜日に開講。志望校ごとに時間配分や解く順番を学ぶ | 志望校別 |
| 難関校日特 | 2月1日に入試がある難関校が対象。本番に近い形式で練習する | 開成・麻布など10校(2026年の案内) |
| 上位校日特 | 第一志望にする生徒様が多い上位校が対象。問題演習と解説で力をつける | 海城・芝など18校(2026年の案内) |
| 合格力完成日特 | 近くの教室の生徒様と一緒に、志望校の入試問題を研究する | 志望校別 |
| 志望校別特別講座 | 難関校の入試問題を研究し、自分の強みと弱みをつかむ。全教室から受講生が集まる | 栄光学園・聖光学院など9校(2026年の案内) |
| 合格力ファイナル | 入試直前に、本番を想定して答案を書く練習をする | 入試直前 |
※講座の名称・対象校・受講の条件は年度によって変わります。最新情報は必ず日能研公式サイトや各教室でご確認ください。
日曜日に日特が加わると、週末に家庭学習へ使える時間が限られます。過去問に取り組む曜日を、早めに決めておきましょう。
4. 日能研TMクラスに入るには外部生と在籍生で方法が違う
日能研TMクラスに入る方法は、日能研にまだ通っていない外部生と、すでに通っている在籍生で異なります。どちらの場合も、テストの成績で基準を満たすことが入口になります。
▼外部生と在籍生の入り方の違い
| 項目 | 外部生 | 在籍生 |
| きっかけ | 全国テストなどの結果 | クラス替えの判定 |
| 主に見られるテスト | 全国テスト(算数・国語) | 学習力育成テスト・全国公開模試 |
| 主な学年 | 3年生までが中心 | 4年生以降 |
①【外部生】全国テストでTM認定を受ける
日能研全国テストは、小学1年生〜5年生を対象とした参加無料のテストで、日能研に入るためのテストも兼ねています。科目は算数・国語の2教科で、3年生〜5年生は各40分で行われます。
成績が基準を満たすと、TMクラスの認定証や案内が届き、TMクラスへの入室を検討できるようになります。日能研公式サイトの体験記にも、3年生の秋に受けた全国テストをきっかけに、TMクラスへの案内を受けたという声が掲載されています。
▼外部生がTMクラスの案内を受ける主なきっかけ
| 学年 | 主なテスト | TMクラスとの関係 |
| 1年生・2年生 | 全国テスト | 新3年生からのTMクラスの案内につながることがある |
| 3年生 | 全国テスト | 全国テストの受験者が多く、認定の機会が多い学年 |
| 4年生・5年生 | 全国テスト・全国公開模試 | 成績によっては、TMクラスの案内を受けられる |
※全国テストの対象学年・科目・試験時間は年度により変わる場合があります。実施日程や申込方法は、必ず日能研公式サイトでご確認ください。
全国テストは無料で受けられるため、今の実力とTMクラスの基準との距離を測る機会としても活用できます。
▼全国テストを受ける前に確認したいこと
■申込方法と締切
日能研公式サイトの実施要項で、申込方法と締切を確認します
■結果の受け取り方
結果の返却方法や時期も、実施要項で事前に確かめておきます
■当日の持ち物と集合時間
受験票などの案内で、持ち物と集合時間を確かめておきます
▼あわせて読みたい
「【2026年】日能研入塾テスト|合格ライン・難易度と学年別対策」
②【在籍生】クラス替えの判定で上がる
在籍生は、定期的に行われるクラス替えの判定で基準を満たすと、TMクラスに上がる案内を受けます。
判定には主に学習力育成テストと全国公開模試の結果が使われ、学年が上がるほど全国公開模試の比重が高くなる傾向があります。
▼在籍生のクラス替えの目安
| 学年 | クラス替えの頻度 | 判定に使われる主なテスト |
| 4年生 | 2か月に1回程度 | 学習力育成テスト・全国公開模試 |
| 5年生 | 2か月に1回程度 | 全国公開模試が中心 |
| 6年生 | 毎月程度 | 全国公開模試(複数回の平均で見られることがある) |
※クラス替えの頻度や判定方法は公式に公表されておらず、校舎・年度により異なります。正確な情報は必ず日能研の各教室でご確認ください。
TMクラスの授業は設置校舎で行われるため、ほかの校舎に通っている生徒様は、通う校舎が変わることになります。
在籍生がTMクラスに近づくには、Mクラスの中で上位の成績を続けて保つことが大切です。
▼在籍生がTMクラスを目指すときのポイント
■育成テストで取りこぼさない
範囲が決まっているテストで、基本問題の失点を減らします
■全国公開模試で順位を確かめる
偏差値だけでなく全国順位も記録して、TMクラスの目安との距離を見ます
■判定の時期を確かめる
クラス替えの判定に使われるテストの日程を、教室の案内で確認します
▼あわせて読みたい
「日能研クラス分け対策|偏差値・基準・席順とクラスアップ法」
③【共通】基準を満たしてから入室するまでの流れ
基準を満たした後は、案内を受け取り、説明を聞いたうえで、入室の手続きへ進むのが一般的な流れです。
▼基準を満たしてから入室するまでの流れ
| ステップ | 内容 |
| 1. 案内を受け取る | 認定証やTMクラスのパンフレットなどが届きます |
| 2. 説明を聞く | 説明会や面談で、授業や通塾の様子を確認します |
| 3. 校舎と曜日を決める | 通う設置校舎と、授業の曜日を決めます |
| 4. 手続きをする | 期限までに入室(入会)の手続きを行います |
| 5. 授業が始まる | TMクラスでの授業がスタートします |
※手続きの流れや期限は、学年・時期・校舎により異なります。詳しくは必ず日能研の各教室でご確認ください。
TMクラスの認定には、手続きの期限が設けられていることがあります。案内を受け取ったら、期限と必要な手続きを早めに確認しておきましょう。
▼重要ポイント
■生徒様本人の意欲を確かめる
生徒様本人がTMクラスで学びたいと思っているかを確かめておくと、入室後も前向きに取り組みやすくなります。通塾と生活面の確認ポイントは、「3. 日能研TMクラスの授業と教材」の①でご紹介しています。
■入室するかどうかはご家庭様で判断できる
認定を受けても、入室するかどうかはご家庭様で判断できます。Mクラスなど別のクラスを希望する場合は、教室に相談しましょう。
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5. 日能研TMクラスを目指す勉強法
日能研TMクラスの基準に届くには、全教科をまんべんなく底上げするより、伸ばしやすい教科から手を打つほうが効率的です。ここでは、当会の指導経験から、TMクラスを目指す生徒様におすすめの勉強法を教科別にご紹介します。
▼TMクラスで求められる力と家庭学習のポイント
| 教科 | 求められる力 | 家庭学習のポイント |
| 算数 | 解法を自分で再現する力 | 解き直しで、手順を説明できるまで固める |
| 国語 | 根拠を示して書く力 | 本文の言葉を使って記述する型を身につける |
| 理科・社会 | 知識を使って説明する力 | 用語を理由とセットで覚える |
①TMの基準との差から先に伸ばす教科を決める
まずは直近の全国公開模試の成績表で、TMクラスの目安と今の成績の差を、教科ごとに確かめます。
全国公開模試は、算数・国語が各150点、理科・社会が各100点の4教科500点満点で行われるのが一般的です。
配点の大きい算数・国語の差を縮めると、4教科合計の偏差値が上がりやすくなります。
▼成績表から先に伸ばす教科を決める目安
| 成績表の状況 | 先に伸ばす教科 | 理由 |
| 算数の偏差値が4教科合計より低い | 算数 | 配点が大きく、得点の差がつきやすい |
| 国語の偏差値が回によって上下する | 国語 | 記述の失点を減らすと得点が安定する |
| 算数・国語は目安に近く、理科・社会が低い | 理科・社会 | 知識の整理で、短い期間でも得点に結びつきやすい |
※配点・試験時間は学年・年度・実施回によって変わる場合があります。最新情報は必ず日能研公式サイトでご確認ください。
▼成績表で確認したい3つの数字
■教科別の偏差値
4教科合計の偏差値とあわせて、どの教科で差がついているかを見ます
■大問ごとの得点
どの分野で点を落としているかを、大問(問題のまとまり)ごとに確かめます
■前回からの変化
2〜3回分の推移を並べ、伸びている教科と下がっている教科を見分けます
②【算数】解法を再現できるまで固める
TMクラスの算数では、難しい問題の解き方を「見て分かる」だけでなく、自分の手で再現できるかが問われます。
当会では、解説を読んで終わりにせず、時間をおいて何も見ずに解き直す流れをおすすめしています。
▼算数の解き直しの手順
| タイミング | やること |
| 当日 | 解説を読み、どこで手が止まったかを書き出す |
| 翌日 | 何も見ずに同じ問題を解く |
| 1週間後 | もう一度解き、解き方を口で説明する |
| テスト前 | 間違えた問題だけを集めて解き直す |
▼算数で点数が伸び悩むときに見直したいこと
■解説を写して終わっていないか
写すだけでは、テストで同じ手順を再現しにくくなります
■難問ばかりに時間を使っていないか
正答率(受験者のうち正解した人の割合)が50%前後の問題を確実にとることが、偏差値の安定につながります
■計算練習が途切れていないか
毎日の計算練習を短い時間でも続けると、ケアレスミスが減りやすくなります
TMクラスの基準に近づく時期には、特定の単元で失点が目立つことがあります。単元ごとに対策を決めておくと、解き直しの効果が上がります。
▼算数でつまずきやすい単元と対策
| 単元 | つまずきやすい点 | 対策 |
| 割合と比 | 何をもとにした割合なのかを取り違える | 線分図を書き、もとにする量を確かめてから式を立てる |
| 速さ | 旅人算や流水算など、条件が増えると関係を整理できなくなる | 線分図やグラフに表し、同じ時間に進む道のりを比べる |
| 平面図形・立体図形 | 補助線や切り口の形が思い浮かばない | 解説の図を自分で描き写し、補助線を引く理由を言葉で説明する |
| 場合の数 | 数え漏れや、同じものを2回数える重複が起こる | 樹形図や表を使い、決まった順番で書き出す |
※つまずきやすい単元は、生徒様によって異なります。
③【国語】根拠を示す記述の型を身につける
TMクラスの国語では、記述問題で「本文のどこを根拠にしたか」を示しながら答える力が求められます。
答え方の型を決めておくと、問題が変わっても安定して得点しやすくなります。
▼国語の記述問題の型
| 手順 | やること |
| 1. 設問を読む | 「理由」「気持ち」「違い」など、問われていることに線を引く |
| 2. 根拠を探す | 本文から、答えの材料になる言葉を探して印をつける |
| 3. 文末をそろえる | 理由なら「〜から。」、気持ちなら「〜という気持ち。」で終える |
| 4. 字数を確かめる | 指定字数の8割以上を目安に書く |
▼ご家庭様で取り組める国語の練習
■答案を声に出して読む
設問に合った答え方になっているかを、耳で確かめます
■模範解答と根拠を比べる
模範解答で使われている本文の言葉に線を引き、自分の答案と比べます
■漢字・語句は毎日少しずつ
短い時間で毎日続けると、記述で使える言葉が増えていきます
国語は、つまずきの原因が答案に表れます。テストの答案を見直すときは、次の3つに当てはまらないかを確かめましょう。
▼国語でつまずきやすいポイントと対策
| つまずき | 答案に表れやすい形 | 対策 |
| 記述の要素不足 | 理由を1つしか書かず、部分点にとどまる | 答えに必要な要素の数を先に確かめ、すべて入っているかを見直す |
| 物語文の心情 | 本文の根拠ではなく、自分の感想で気持ちを答えてしまう | 気持ちが表れた行動やセリフに線を引き、根拠として使う |
| 説明文の要旨(筆者が最も伝えたいこと) | 具体例を答えに入れてしまう | 筆者の主張が書かれた段落を見つけ、具体例と分けて読む |
④【理科・社会】知識を説明できる形にする
理科・社会では、用語を覚えるだけでなく、資料やグラフから読み取ったことを理由とあわせて説明する力が求められます。
覚えた知識を説明に使う練習をしておくと、TMクラスで扱う発展的な問題にも対応しやすくなります。
▼理科・社会の覚え方と練習方法
| 教科 | 覚え方 | 練習方法 |
| 理科 | 実験の結果と、そうなる理由をセットで覚える | 図や表から分かることを一文で書く |
| 社会 | 出来事と、その背景をセットで覚える | 資料の数字の変化を説明する |
▼理科・社会を進めるときのコツ
■すき間時間を使う
授業のある日でも、15分ほどの一問一答なら続けやすくなります
■一問一答の後に説明問題
用語を確認した後に、短い説明問題で使い方を練習します
■間違えた用語はノートにまとめる
テスト前に見直せるよう、理由とあわせて書いておきます
理科は計算や実験の分野、社会は資料や歴史の流れを問う問題で、点数に差がつきやすくなります。
▼理科・社会でつまずきやすい単元と対策
| 教科 | 単元 | つまずきやすい点 | 対策 |
| 理科 | てこ・ばね・電流などの計算 | 公式を覚えていても、条件が変わると使えない | 図に数値を書き込み、基本問題から順に解く |
| 理科 | 実験の考察 | 結果から何が言えるかを説明できない | 「変えた条件」と「結果」を表に整理してから答える |
| 社会 | 資料の読み取り | グラフの数字を読み違える、変化の理由を書けない | 単位と年代を先に確かめ、変化と理由をセットで書く |
| 社会 | 歴史の流れ | 出来事の順番や、つながりがあいまい | 年表に「原因→出来事→結果」を書き込んで整理する |
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6. 日能研TMクラスを維持する家庭学習
TMクラスに入った後は、授業時間と宿題の量が増え、すべてを同じように終わらせるのが難しくなる時期があります。日能研TMクラスを維持するには、量をこなすことよりも、取り組む順番と復習の質を整えることが大切です。
▼TMクラスを維持するために見直したいこと
| 見直すこと | ポイント |
| 宿題 | 優先順位をつけて、授業の復習を最優先にする |
| テスト結果 | 失点の原因から、次の1週間の学習を決める |
| 学習時間 | 授業のある日とない日で、役割を分ける |
①宿題に優先順位をつける基準
宿題をすべて同じ重さでこなそうとすると、復習に使う時間が不足しやすくなります。
当会では、授業で扱った内容の復習を最優先にし、発展問題は時間に余裕のある週に取り組む形をおすすめしています。
▼宿題の優先順位の目安
| 優先度 | 内容 | 具体例 |
| 高 | 授業で扱った問題の解き直し | 本科テキストで授業中に扱った問題 |
| 中 | 次のテストに出る範囲の基本〜標準問題 | 栄冠への道の基本・標準問題 |
| 低 | 正答率の低い発展問題 | 時間に余裕がある週に取り組む |
▼重要ポイント
■優先順位は毎週同じ基準で決める
週によって基準が変わると、復習が抜ける単元が出やすくなります。表の基準を目安に、毎週同じ順番で取り組みましょう。
■迷ったときは教室に相談する
提出が必要な宿題や取り組む範囲は教室の指示を優先し、迷ったときは担当の先生に相談します。
「全部終わらせる」より「確実に解けるようにする」ことを目標にすると、テストの得点につながりやすくなります。
②テスト結果から次の学習を決める手順
学習力育成テストは授業で習った範囲から出題されるため、失点した問題を確かめて復習すると、次の得点につながりやすくなります。
失点の原因を分けてから次の学習を決めると、同じ失点をくり返しにくくなります。
▼テスト結果から次の学習を決める手順
| ステップ | やること |
| 1. 失点を確認する | 正答率の高い問題で落としていないかを見る |
| 2. 原因を分ける | 「知識不足」「ミス」「時間不足」のどれかに分ける |
| 3. 次の1週間を決める | 原因ごとに、取り組む教材と時間を決める |
| 4. 次のテストで確かめる | 同じ原因の失点が減っているかを確認する |
▼失点の原因別の対処法
■知識不足
本科テキストの該当単元に戻り、基本問題から解き直します
■ミス
計算や読み違いの種類を記録し、見直しの手順を決めます
■時間不足
解く順番と、1問にかける時間の目安を決めておきます
▼あわせて読みたい
「【日能研】学習力育成テスト|範囲・日程・評価の見方と対策」
③平日と土日の学習時間の組み立て方
授業のある日は短い時間で基礎を固め、授業のない日と土日にまとまった復習をする形にすると、1週間の学習が回りやすくなります。
▼5年生TMクラスの1週間の例
| 曜日 | 授業 | 家庭学習の目安 | 主な内容 |
| 月 | あり(〜19:30) | 30分 | 計算・漢字 |
| 火 | なし | 2時間 | 算数の解き直し |
| 水 | あり(〜20:55) | 15分 | 計算のみ |
| 木 | なし | 2時間 | 国語・理科・社会の復習 |
| 金 | あり(〜19:30) | 30分 | 計算・漢字 |
| 土 | なし | 3時間 | テスト直し・苦手単元 |
| 日 | テストの日程に合わせる | 2〜3時間 | 1週間の積み残し |
※授業の曜日・テストの日程は校舎や時期によって異なるため、ご家庭様の状況に合わせて調整してください。
睡眠時間を削らずに続けられる計画にすることが、TMクラスで学び続けるための前提です。
▼学習時間を組み立てるときのコツ
■授業のある日は短く
帰宅後は計算や漢字など、10〜30分で終わる内容にします
■土日は復習とテスト直し
1週間で解けなかった問題を、まとめて解き直します
■予備の時間をつくる
積み残しを回せる時間を、週に1回は確保しておきます
7. 日能研TMクラス落ちの原因と立て直し方
日能研TMクラスでは、クラス替えの判定で基準を下回ると、Mクラスへ移ることがあります。学年が上がるほど基準の目安も上がるため、クラス落ちはどの生徒様にも起こりうることです。
▼TMクラス落ちから立て直す4つの段階
| 段階 | やること |
| 原因を知る | 3つのパターンのどれに当てはまるかを確かめる |
| 学習を組み直す | 成績表をもとに、優先順位と勉強法を見直す |
| 目標を立て直す | TMクラスへの復帰(再昇格)と志望校を、分けて考える |
| 生徒様を支える | 保護者様が声をかける場面と見守る場面を決める |
①TMクラス落ちが起こる3つのパターン
TMクラス落ちには、いくつかの典型的なパターンがあります。当てはまるものを確かめると、立て直しの方向が見えやすくなります。
▼TMクラス落ちが起こる3つのパターン
| パターン | 起こりやすい時期 | 主なサイン |
| 宿題に追われて復習が回らない | 授業時間が増える5年生 | 解き直しをする時間がとれていない |
| 苦手単元で大きく失点する | 新しい単元が増える時期 | 特定の単元だけ正答率が低い |
| テストでの時間配分やミス | 全国公開模試が判定の中心になる6年生 | 後半の問題に手がつかず、見直しができていない |
1回のクラス落ちで、TMクラスに戻る道がなくなるわけではありません。どのパターンかを見極めてから対策を考えると、立て直しにつながりやすくなります。
▼あわせて読みたい
「日能研についていけない原因5つと学年別対策|宿題・クラス落ちの悩みを解決」
②クラス落ち直後に学習を組み直す手順
クラス落ち直後は、新しい教材に手を広げるよりも、これまでの成績表を見直して、学習の組み方を整えることから始めます。
▼クラス落ち直後に学習を組み直す手順
| ステップ | やること |
| 1. 成績表を並べる | 直近2〜3回の育成テストと全国公開模試の結果を並べる |
| 2. パターンに当てはめる | ①の3つのパターンのどれに近いかを確かめる |
| 3. 宿題の優先順位を見直す | 授業の復習を最優先にして、取り組む範囲を絞る |
| 4. 教科別の勉強法を見直す | 苦手教科の勉強法を、教科に合った方法に切り替える |
教科別の勉強法は「5. 日能研TMクラスを目指す勉強法」で、宿題の優先順位は「6. 日能研TMクラスを維持する家庭学習」でご紹介しています。
▼Mクラスで学ぶ期間の過ごし方
■基本問題の正答率を上げる
Mクラスの授業で扱う問題を、確実に解けるようにします
■得意教科の得点を保つ
苦手教科に時間をかけすぎず、得意教科の得点が下がらないようにします
■授業の内容をその日のうちに解き直す
授業で扱った問題を早めに解き直すと、理解の抜けに気づきやすくなります
Mクラスで学ぶ期間は、基礎を固め直す時間として前向きにとらえることができます。
③クラス落ち後に目標を立て直すポイント
クラス落ちの後は、「TMクラスに戻ること」と「志望校に合格すること」を分けて考えると、目標を立て直しやすくなります。
▼クラス落ち後の目標の考え方
| 目標 | 考え方 |
| 再昇格 | 次のクラス替えだけを目標にせず、2〜3回先の判定を見据えて計画を立てる |
| 志望校 | 在籍クラスだけで判断せず、6年生の合格判定テストや過去問の結果をもとに考える |
再昇格は、在籍生がTMクラスに上がるときと同じクラス替えの判定で決まります(「4. 日能研TMクラスに入るには外部生と在籍生で方法が違う」)。
クラス落ちが、そのまま志望校を変えることにつながるわけではありません。
▼再昇格を目指すときの目標の置き方
■点数より「やること」を目標にする
「次は偏差値65」より「毎日計算を10問」のように、行動を目標にします
■途中経過は育成テストで確かめる
範囲の決まった育成テストで、立て直しの手応えを確認します
■志望校の情報も集めておく
学校説明会や過去問で、志望校との相性を確かめておきます
④立て直し期間の保護者様の関わり方
クラス落ちの直後は、生徒様自身が悔しさやもどかしさを感じているデリケートな時期です。
保護者様が声をかける場面と見守る場面を分けておくと、生徒様も落ち着いて学習に戻りやすくなります。
▼立て直し期間の保護者様の関わり方
| 場面 | おすすめの関わり方 | 避けたい関わり方 |
| 結果を受け取った日 | これまでの頑張りを認める言葉をかける | すぐに原因を聞き出そうとする |
| 学習計画を立てるとき | 生徒様と一緒に優先順位を決める | 保護者様だけで計画を決める |
| 次のテストの前 | 準備できたことを一緒に確かめる | 結果の予想を話題にする |
▼重要ポイント
■声をかける場面
結果を受け取った日と計画を立てるときは、生徒様の気持ちを聞きながら一緒に考えます。
■見守る場面
計画を決めた後は、毎日の進み具合を細かく確かめすぎず、週に1回の振り返りで確認します。
保護者様がすべてを抱え込まないことも、立て直しを長く続けるうえで大切です。
▼1対1の指導を検討したいサイン
■宿題の優先順位をご家庭様だけで決めるのが難しい
教材や科目が多く、何から取り組むかの判断に迷う状態が続いています
■同じ単元での失点が続いている
解き直しをしても、テストで同じ単元を落としてしまいます
■保護者様が勉強を見る時間をとりにくい
仕事やきょうだいの予定で、毎日の学習を確かめる時間が限られています
■次のクラス替えまでに立て直したい
期間を区切って、苦手単元を集中的に見直したいと考えています
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8. 日能研TMクラスへの挑戦を支える東大家庭教師友の会
東大家庭教師友の会は、日能研TMクラスを目指す生徒様、維持したい生徒様、クラス落ちから立て直したい生徒様のそれぞれに合わせて、1対1で学習を支えます。中学受験対策では、塾と家庭教師の併用でご利用いただくご家庭様が多くいらっしゃいます。
▼日能研TMクラスへの挑戦を支える東大家庭教師友の会の特徴
| 特徴 | 内容 |
| 教師 | 日能研出身の教師が2000名以上在籍 |
| 指導 | 宿題の取捨選択と復習を1対1で指導 |
| 期間 | 10時間から利用できる短期コースもある |
| 自習 | 指導のない日はオンライン自習室で質問できる |
①日能研出身の教師が多数在籍
東大家庭教師友の会には、日能研出身で中学受験を経験し、難関大学に進学した教師が多数在籍しています。
日能研の教材の使い方や、テストとクラス替えの流れを自身の経験として知っている教師が、生徒様一人ひとりの状況に合わせて指導します。
▼教師選びでご相談いただけること
■日能研出身の教師
日能研の授業や宿題の進め方を経験している教師をご紹介します
■志望校の出身教師
御三家・新御三家をはじめ、首都圏の難関中高一貫校の出身教師も多数在籍しています
■生徒様との相性
学習面だけでなく、性格や話しやすさも大切にして教師をご紹介します
生徒様にとって身近な先輩として、勉強の進め方だけでなく、気持ちの面でも支えになれるのが家庭教師の強みです。
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「日能研対策の家庭教師」
②宿題の取捨選択と復習を1対1で指導
TMクラスでは宿題の量が多くなるため、どれを優先するかの判断が、成績を保つうえで大きなポイントになります。
家庭教師の指導では、生徒様の答案やテスト結果を見ながら、その週に取り組む宿題と復習の範囲を一緒に決めます。
▼1対1の指導の流れ(一例)
| ステップ | 内容 |
| 1. 状況を確認する | 宿題の進み具合と、直近のテスト結果を確かめる |
| 2. 優先順位を決める | 授業の復習を中心に、その週に取り組む範囲を決める |
| 3. 解き直しと添削 | 算数の解き直しや、国語の記述の添削を行う |
| 4. 次の指導までの計画 | 次回までに取り組む内容と時間を決める |
算数・国語・理科・社会のどの教科を中心にするかも、生徒様の成績に合わせてご相談いただけます。
③10時間から利用できる短期コースもある
東大家庭教師友の会には、10時間・20時間・30時間から選べる短期コースがあります。
短期コースでは、生徒様の予定に合わせた学習計画の提案や、過去問対策、受験直前の悩み相談などに対応しています。
▼短期コースの活用例
| こんなときに | 活用例 |
| クラス替えの判定が近い | 苦手単元を集中的に見直す |
| 全国テストを受ける前 | 算数・国語の解き方を確かめる |
| 6年生の直前期 | 志望校の過去問対策を進める |
※短期コースの内容・料金は、東大家庭教師友の会の料金ページでご確認ください。
期間を区切って利用できるため、「まずは次のクラス替えまで」といった形でもご相談いただけます。
④指導のない日はオンライン自習室で質問できる
東大家庭教師友の会のオンライン自習室では、指導のない日にも、自宅で学習に集中できる環境を用意しています。
自習室には教師が常駐しており、分からない問題があればその場で質問できます。
▼オンライン自習室の活用例
■宿題を進める時間に
決まった時間に自習室に入ることで、家庭学習のリズムをつくれます
■分からない問題をその場で解決
解き直しで手が止まった問題を、その日のうちに質問できます
■テスト前の見直しに
テスト直前の確認を、教師に質問しながら進められます
指導のない日も学習のペースを保てるため、授業日数の多いTMクラスの生徒様にもご活用いただけます。
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「オンライン自習室のご案内」
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9. 日能研TMクラスに関するよくある質問
Q1. TMクラスの校舎が遠い場合はどうすればよいですか?
-
A:通いやすい校舎で学びながら、全国公開模試で全国での位置を確かめたり、家庭教師で発展的な問題を補ったりする方法があります。本部系の教室の選抜クラス「グランドマスタークラス」も選択肢の1つです。
設置校舎とグランドマスタークラス、通いにくい場合の選択肢は「1. 日能研TMクラスの仕組みと設置校舎」でご紹介しています。
Q2. 年度の途中からTMクラスに入ることはできますか?
-
A:年度の途中からTMクラスに入れる場合があります。在籍生はクラス替えの判定、外部生は全国テストなどの結果がきっかけになります。
入り方は「4. 日能研TMクラスに入るには外部生と在籍生で方法が違う」でご紹介しています。
Q3. TM認定を受けてもMクラスを選ぶことはできますか?
-
A:TMクラスの認定を受けても、入室するかどうかはご家庭様で判断できます。Mクラスなど別のクラスを希望する場合は、教室に相談しましょう。
入室までの流れと判断のポイントは「4. 日能研TMクラスに入るには外部生と在籍生で方法が違う」でご紹介しています。
Q4. スカラシップ生でなくてもTMクラスに在籍できますか?
-
A:在籍できます。TMクラスはクラスの区分、スカラシップは費用の支援制度で、それぞれ別に認定されます。
両者の違いは「2. 日能研TMクラスの基準と偏差値の目安」でご紹介しています。
Q5. TMクラスとサピックスの上位クラスはどう違いますか?
-
A:TMクラスは複数の校舎から基準を満たした生徒様が集まる地域選抜クラスで、サピックスの上位クラスは各校舎の中で成績順に分かれるのが一般的です。
サピックスのほか、早稲田アカデミー・四谷大塚の上位クラスとの違いは「1. 日能研TMクラスの仕組みと設置校舎」でご紹介しています。
Q6. TMクラスと家庭教師を併用するご家庭様は多いですか?
-
A:東大家庭教師友の会で中学受験対策をご利用のご家庭様では、8〜9割が通塾と家庭教師を併用しています。
家庭教師と併用するメリットは「8. 日能研TMクラスへの挑戦を支える東大家庭教師友の会」でご紹介しています。
まとめ|日能研TMクラスに入る・維持するために
日能研TMクラスは、日能研関東が首都圏の7校舎に設けている地域選抜クラスです。外部生は全国テストなどで認定を受け、在籍生はクラス替えの判定で基準を満たすことで入室できます。
基準の目安は、学年が上がるほど高くなります。教科ごとの差を確かめ、伸ばしやすい教科から取り組むことが大切です。入室後は宿題の優先順位とテスト直しを整え、クラス落ちした場合も原因を見極めて立て直しにつなげましょう。
家庭学習の進め方に迷ったときは、日能研出身の教師が多数在籍する東大家庭教師友の会へお気軽にお問い合わせください。
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中学受験塾対策ができる家庭教師をご紹介
SAPIX・日能研・早稲田アカデミー・四谷大塚などの通塾経験や、通塾生の指導経験がある教師が在籍しています。
上記は在籍教師の一例です。他にも様々な経歴の教師が在籍しています。ご希望の条件の教師が在籍しているかは無料でお探しできますので、まずはお気軽にお問合せください。
中学受験の合格実績
当会はこれまで、多くの受験生の皆様をサポートしてきました。当会で指導をさせていただいた生徒様の代表的な合格実績をご紹介します。
中学受験の合格実績
■東京都
御三家(麻布・桜蔭・女子学院他) / 新御三家(海城・駒東・鷗友学園他) / 渋渋 / 慶應中等部 / 広尾学園 / 都立小石川 など
■神奈川県
浅野 / 横浜共立 / 慶應普通部 / 洗足学園 / 鎌倉学園 / 逗子開成 / 山手学院 / 中央大学附属横浜 など
■千葉県
渋幕 / 市川 / 東邦大付属東邦 / 昭和学院秀英 / 芝浦工業大柏 / 専修大松戸 など
■埼玉県
栄東 / 開智 / 大宮開成 / 開智所沢 / 淑徳与野 / 浦和明の星女子 など
■その他地域
海陽 / 洛南高校附属 / 東大寺学園 / 西大和学園 / 大阪星光学院 / 同志社女子 / ラ・サール など
中学受験の合格体験記
東大家庭教師友の会の特徴
東大家庭教師友の会の4つの特徴
生徒様に選ばれ続けて26年!“累計指導実績2万名”
生徒様の憧れとなる教師のご紹介と、安心・充実のサポート体制で、生徒様の目標達成に貢献します。
中学受験対策、大学受験対策に選ばれる理由を動画で紹介
東大家庭教師友の会の料金
当会では、「入会金」「指導料」「交通費」「学習サポート費」以外のご料金は、一切ご請求しておりません。指導キャンセル料や教師交代費、解約金等は一切発生いたしませんので、ご安心ください。
ご入会時
体験授業料0円
ご入会金 22,000
体験授業は1ご家庭様につき1人のみ無料でご受講いただけます。2人以上受ける場合、1人につき2,420円(税込)の体験授業料が発生します。
月々のお支払い
交通費は教師が所持する定期区間を除きます。
口座振替でお支払いの場合、手数料385円(税込)が発生します。
東大家庭教師友の会「7つの0円」
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