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SAPIXの土曜特訓とは?全員受けるべき?土特の内容や学習のポイントを徹底解説

SAPIXの土曜特訓とは?全員受けるべき?土特の内容や学習のポイントを徹底解説

こんなお悩みはありませんか?

 

「小6から始まる土曜特訓ってどんなことをするの?」
「土曜特訓には必ず参加しないといけないの?」
「普段の授業でも手一杯なのに土曜特訓が増えてもついていけるかな…」

 

このような不安を抱いている保護者様は多いでしょう。

本記事では、SAPIXの土曜特訓の特徴や内容、どのような方に向いているのか、おすすめの学習法など、幅広い角度から詳しく解説します。

この記事を書いた人

田中歌耶子

国立大教育学部を卒業した後、学習塾講師の道へ。

国語科を中心に、文系教科全般の指導を行ってきました。

気が付けば指導歴は20年を超え、見送ってきた受験生も500人以上。

個別指導塾でSAPIX生の国語の成績を支え、小6の前半まで万年アルファベット中位だった生徒を早慶に合格させた経験もあります。

現在は講師業とともに、実際の指導体験を活かした教育系ライターとしても活動中です。

目次

1. SAPIXの土曜特訓とは?概要を解説
・①土曜特訓の対象学年・開催時期・日時等
・②土曜特訓をおこなう目的
・③土曜特訓で取り扱う内容
・④土曜特訓のクラス・コース分けについて

2. 土曜特訓に参加することで得られる3つのメリットとは?
・①実戦的な問題演習に取り組める
・②各教科の総合的な学力アップを図れる
・③長時間集中力をもたせる訓練ができる

3. 土曜特訓に参加するにあたっての3つの注意点
・①通常授業との両立を意識する
・②優先順位を意識して復習の計画を立てる
・③体力面・精神面への負担を考慮する

4. 土曜特訓に出た方がよい生徒様と、出なくてもよい生徒様
・①参加が推奨される生徒様の傾向
・②参加を再考した方がよい生徒様の傾向

5. 土曜特訓に出る場合のおすすめ勉強法
・①通常授業とのバランスの取り方
・②効率的に復習をおこなうコツ

6. 土曜特訓に参加する場合に家庭内でできるサポートは?
・①生活リズムの調整
・②学習環境の整備
・③精神面でのサポート

まとめ|土曜特訓を有効活用して演習力を鍛えよう

 

 

1. SAPIXの土曜特訓とは?概要を解説

SAPIXの土曜特訓(土特)は、6年生を対象とした講座です。

まずは土曜特訓がどのようなものなのか、どんな目的をもって開かれているのか、そしてどんな学習をするのかといった、概要の部分からご説明します。

 

①土曜特訓の対象学年・開催時期・日時等

土曜特訓の対象学年は、SAPIXに通う6年生です。

進級直後の2月からスタートし、入試直前の12月まで続きます。

毎週土曜日の14:00から19:00までおこなわれ、4教科×75分の授業が実施されます。

通常授業では、1回の通塾で学習するのは「算数+理科」あるいは「国語+社会」の2教科までですが、土曜特訓では国語・算数・理科・社会のすべての教科の授業を1日で受けることになります

適宜頭を切り替えながら、長時間演習に取り組むこの形式は、入試本番での集中力を培うのにも役立つでしょう。

 

②土曜特訓をおこなう目的

土曜特訓の主な目的は、実戦的な問題演習です。

通常のカリキュラムとは無関係な幅広い単元の問題を解くことで、入試本番での対応力を高めます。

SAPIXの通常授業では、講師とのやり取りを重ねながら、じっくりと考え方を学びます。

これは本質を重んじるSAPIXの重要な教育方針であり、実際生徒様の発達上とても重要な営みです。

しかし、テストや入試においては「決まった時間内にできるだけ多くの問題に回答する」力が求められます。

授業を聞いているときは「わかった」と思っていても、その知識を素早く引き出して解く力がついていなければ、得点にはつなげられないのです。

そう考えると、SAPIXで演習主体の土曜特訓が6年生のみ開講とされている意味も見えてきますね。

「これまでに身に付けてきた深い学びを、実際の得点力に結びつけること」。 これが土曜特訓の目的だと言えるでしょう。

 

③土曜特訓で取り扱う内容

土曜特訓では、通常授業のカリキュラムとは別に、より実戦的なカリキュラムが組まれています。

4教科いずれも演習中心で幅広い問題が登場しますが、特に理科・社会は4年生からの学習内容の復習も兼ねるのが特徴です。

授業では「ウィークリーサピックス」や「分野別補充プリント」などの教材をメインで使用し、実際の入試問題に近い形式で問題演習をおこなってから解説を受けます

「ウィークリーサピックス」は通常のデイリーサピックスと似たような装丁の教材で、分野別補充プリントは文字通りプリント形式になっています。

算数の分野別補充プリントでは、毎回図形に関する問題が出題されるのが特徴です。

宿題としては、授業で扱った問題の中から特に重要なものの復習をするよう指示されるのが一般的です。

④土曜特訓のクラス・コース分けについて

土曜特訓のクラスは「男女別・成績順」で分けられます。

「開成コース」「桜蔭コース」といった名称がつけられますが、これは単純なランク分けでしかなく、実際の志望校とは無関係です。

特に前期のうちは本人の志望校とはまったく関係ない名前のコースに入ることも多々ありますが、そこまで気にする必要はありません

 

2. 土曜特訓に参加することで得られる3つのメリットとは?

土曜特訓の最大の目的は「演習力の向上」です。 SAPIXの通常授業は講師とのやり取りを通した本質的な理解を重んじており、主体的な学びを促進することを目指しています。

そのため、授業の中で「問題を効率よく解くための小手先のテクニック」のような指導はおこなわれません。

一方、入試では決まった時間で確実に点数を取ることが求められるのが現実です。

ある程度は機械的な処理を交えてでも、スピーディに問題を解いていかなければなりません。

そういった、テストでの得点力自体を高めるために土曜特訓が設けられています

ここからは、土曜特訓に参加することのメリットについて、3つの観点から解説します。

 

①実戦的な問題演習に取り組める

土曜特訓では、実際の入試問題レベルの演習が中心です。

たとえば算数であれば数列や比など、難関校でも出題頻度の高い分野が多く出題されます。

特に算数図形については毎週取り組み、初見の問題であってもすぐに解法を思いつけるようにトレーニングを重ねます。

本番さながらの問題演習を重ねることで、入試本番での不安を軽減し、自信を持って問題に取り組む力を養うことができるでしょう

 

②各教科の総合的な学力アップを図れる

SAPIXに限った問題ではないのですが、中学受験の塾のカリキュラムに追われていると、生徒様たちは自然と「次のマンスリーテストのために勉強する」「組分けテストで点数を取れるように覚えておく」といった認識を持ちがちです。

保護者様は当然「最終的な目的は入試本番だ」とお分かりでしょうし、生徒様達も口ではそう言うかもしれません。

しかし、指導の現場で見ていると実際に「次の塾のテストに向けて勉強してしまっている生徒様」は少なくないのです。

土曜特訓に参加し、幅広い内容の演習に取り組むと、生徒様自身も「目の前の単元以外もできるようにしておかないといけないんだ」と気付くことができます。

この経験によって、生徒様本人が過去の単元を復習する必要性を実感でき、さらに毎回の授業にもより真剣に取り組めるようになる可能性があります

 

③長時間集中力をもたせる訓練ができる

5時間にわたる長時間の授業は、受験本番での集中力と持久力を養うのに非常に効果的です。

土曜特訓が始まったばかりの春ごろまでは、生徒様からも「土特、疲れる…」という声が聞かれるものです。

時間が長くて疲れるというよりは、通常授業と異なるリズムや、4教科すべてを同じ日に勉強する切り替えに慣れないことから、疲労感を覚えるケースが多いようです。

後半になると集中が切れるという生徒様も少なくありません。

しかししばらくすると、自然とそういった声は聞こえなくなっていきます。

生徒様自身が自分の集中力の限界を理解することで、うまくペース配分ができるようになり、長時間の演習にも耐えられるようになっていくのです

このトレーニング経験によって、受験当日に多少緊張していても、最後まで集中力を維持できる可能性を高めることができます。

 

3. 土曜特訓に参加するにあたっての3つの注意点

土曜特訓への参加は、それまでの学習のリズムに変化を起こすことになるため、特に1学期の間は注意が必要です。

特に以下の3つの点に気を付けながら、学習に取り組むようにしていただきたいです。

①通常授業とのバランス
②復習時間の確保
③体力・精神面のケア

 

それぞれ説明します。

 

①通常授業との両立を意識する

土曜特訓が加わることで、学習量が大幅に増加します。

そのため、通常授業との両立に苦戦するご家庭は少なくありません。

重要なのは優先順位の設定です。

6年生前半は「通常授業>土曜特訓」、後半は「SS特訓・過去問演習>通常授業>土曜特訓」という優先順位で学習に取り組むのがおすすめです

SAPIXの学習の中心はあくまでも通常授業であり、土曜特訓はプラスアルファの演習であることを覚えておきましょう。

特に理社については「4~5年生の内容を忘れている」と焦り、復習に時間を多く割こうとするご家庭が多く見られます。

しかしこれは非常に危険です。

社会の最後の方で学ぶ経済分野は、小学生にとっては馴染みがなく難しい単元です。

本来じっくり理屈を学び、納得できるレベルまで落とし込む必要があります。

ここをおろそかにすると、過去問に入ってから応用が利かず、思わぬ苦戦を強いられるケースも少なくありません。

地理や歴史の復習は後からでもできます。まずは目の前の単元の理解を重視するよう意識しましょう。

 

②優先順位を意識して復習の計画を立てる

「問題演習をしたら、その復習もしっかりとやりたい。」そう考えるご家庭は多いです。

本来であればそれは正しいことなのですが、土曜特訓に関しては注意が必要です。

6年生前半では、もっとも優先すべきものは通常授業です

その後に組分けやマンスリー、SOといったテストが続き、土曜特訓はその後に位置すると考えてかまいません。

なお、6年生の後半になってくると、それらすべての上に過去問やSSが登場するイメージです。

SAPIXの問題はレベルが高く、一問一問に時間がかかるため、すべての内容を100%消化しようとするとどうしても時間が足りなくなります。

土曜特訓の復習も、やらないよりはやった方が良いことに違いはありませんが、優先順位を見失わないように意識しながら復習の計画を立てましょう

 

③体力面・精神面への負担を考慮する

土曜特訓が加わることで、生徒様には体力面・精神面両方の負担が増します。

生徒様本人は負担に無自覚であったり、内心しんどいと感じていてもなかなか口に出せなかったりすることも多いです。

そのため、保護者様の方からコミュニケーションを取りながら様子を確かめ、心身のコンディションを整えてあげてください

通常授業の宿題や復習、土曜特訓の宿題、さらに定期的なテストの解き直しと、SAPIXに通う6年生の生活はきわめて多忙になります。

また、見落としがちかもしれませんが、生徒様は小学校においても最上級生としてさまざまな役割を背負っていたりもします。

特に生活リズムが変わってからGWあたりまでは、生徒様がストレスを溜めていないか慎重に確認することが重要です

必要に応じて、活発な子であれば体を動かす機会を作る、おとなしいタイプの子であれば大好きな読書の時間をとってあげるなど、生徒様一人ひとりに合う方法でリフレッシュの時間を確保しましょう。

 

4. 土曜特訓に出た方がよい生徒様・出なくてもよい生徒様

土曜特訓は、すべての生徒様に適しているわけではありません。

時には、無理に参加させた結果学習の負担感が増し、心身のバランスを崩してしまう生徒様も見られます。

そこでここからは、土曜特訓が向いている生徒様と、そうでない生徒様について、大まかな傾向を解説します。

 

①参加が推奨される生徒様の傾向

土曜特訓に向いている生徒様の傾向としては、以下のようなものが挙げられます。

・通常授業の内容を十分に理解できている
・問題を解くことに積極的であり、土特の内容が負担にならない
・時間管理能力が高く、効率的に学習できるタイプである
・中堅以上の学校を、生徒様自身が強く志望している

 

こういった生徒様の場合、土曜特訓への参加によって実力を大きく向上させられる可能性があります。

高い目標を持ち、そこに向かって努力することがストレスにならないタイプの生徒様であれば、毎週の演習問題にも積極的に取り組めるでしょう

もちろん、これらの特徴がすべて当てはまる生徒様はごく少数です。

実際には、多くの生徒様がそれなりに大変な思いをしながら土曜特訓に参加することになるでしょう。

そういった場合には、時間の管理や復習の優先順位の設定など、保護者様が手伝える部分についてはサポートしてあげてください。

 

②参加を再考した方がよい生徒様の傾向

一方で、土曜特訓への参加を慎重に検討した方がよい生徒様もいます。

・通常授業についていけていない
・基礎的な内容がまだ定着してない
・体力面あるいは精神面のキャパシティに不安がある
・何事にも時間がかかってしまう

 

このような生徒様が土曜特訓に参加した場合には、消化不良をおこしてしまうリスクが考えられます。

特に「体力がない」「何事もゆっくり進める」「生真面目」といった性質をもつ生徒様の場合、キャパシティオーバーになりつつも本人は手を抜かずに頑張ろうとしてしまいがちで、さらに危険です。

場合によっては、土曜の時間を個別指導や家庭教師にあてて、復習を優先した方が良い場合もあります

土曜特訓に参加するかどうかは、生徒様の状況に合わせて選択しましょう。

 

5. 土曜特訓に出る場合のおすすめ勉強法

土曜特訓を最大限に活用するためには、効率的な学習が欠かせません。

通常授業とのバランスを取り、効率的な復習をおこなうことで、土曜特訓の効果を高め、入試本番に向けた総合的な学力向上を図ることができます。

ここからは、土曜特訓に参加するSAPIXの6年生に向けた、おすすめの勉強法について解説します。

 

①通常授業とのバランスの取り方

SAPIXに通う6年生にとってまず重要なのは、土曜特訓と通常授業のバランスを適切に取ることです。

まず大切なのは、通常授業を優先することです

入試に必要な単元学習をおこなう場ですので、復習も宿題もこちらを最優先にしてかまいません。

土曜特訓はあくまで学習の上乗せであると考えると良いでしょう。

家庭学習の管理についても、5年生までとは事情が変わります。

これまでは問題なく宿題をこなせていた生徒様であっても、土曜特訓が入った途端にリズムを崩すケースはよく見られます

進級のタイミングで改めて、何曜日に何をするかといったスケジュールを見直しましょう。

繰り返しになりますが、もし手が回らなくなってきた場合には、通常授業が優先です。

土曜特訓の復習を最小限に抑え、通常授業の勉強だけは必ず完遂するよう心掛けましょう

 

②効率的に復習をおこなうコツ

土曜特訓の効果を最大限に引き出すには、効率的な復習は必須です。

まず大切なのは、事前に復習計画を立てることです

毎日少しずつでもかまわないので、復習する時間を設けましょう。

解き直す時間が確保できない場合には、繰り返し見直すだけでも、学んだ内容を定着させる効果が期待できます。

次に注目したいのが、分野別補充プリントやSプリントの活用です。

特に苦手な分野がある場合は、これらのプリントを使って重点的に復習するのがおすすめです。

一つの分野を集中的に学ぶことで、理解が深まり、自信にもつながります。

忘れてはいけないのが、土特の復習テストです。

土曜特訓では復習テストが実施されるため、自身の定着度を客観的に確かめることができます。

学習方法が安定するまでは、この復習テストの結果をもとにPDCAサイクルを回し、生徒様に合った復習方法を探っていくと良いでしょう。

 

6. 土曜特訓に参加する場合に家庭内でできるサポートは?

土曜特訓への参加は、生徒様にとっては大きな生活の変化となります。

特に年度の初めのうちは、保護者様の目から見ていても「危なっかしい」状態が続くかもしれません。

慣れない長時間学習や新しい環境に、戸惑う生徒様も少なくないでしょう。

ここからは、ご家庭内で実行できるサポート方法について解説します。

生徒様の心身のコンディションを整え、学習にも積極的に取り組めるような環境づくりを心掛けてみてください。

 

①生活リズムの調整

土曜特訓を効果的に活用するには、生徒様の生活リズムを整えることが大切です。

まずは、毎日同じ時間に起床・就寝する習慣をつけましょう。

これによって体内時計が整い、集中力アップにつながります。

勉強に追われて夜更かし型になる生徒様も見られますが、小学生のうちは睡眠時間を削るような勉強はおすすめできません。

どんなに遅くても23時ごろには就寝できるようスケジュールを立てましょう

適度な休息時間を設けることも重要です。

おすすめは、最初から「フリータイム」を決めておくことです。

宿題が予定通りに進まなかった場合のバッファーにもなりますし、無事に終わっていれば好きな遊びや軽い運動を取り入れて、ストレス解消にあてることもできるでしょう。

一方、宿題が終わっていないからといってフリータイムをゼロにするのは禁物です

遊びを禁止したからといって、それによって学習意欲が上がる小学生はいません。

 

「宿題が終わっていない場合は、◯時までは必ず宿題をやって、その後遊ぶ」
「最低でもこのプリントまでは終わらせてから遊ぶ」

 

のように、延長の上限を定めてあげましょう。

 

②学習環境の整備

集中力を高める学習環境づくりは、生徒様の学習効果を大きく左右します。

まず大切なのは、家庭内のルール設定です。

生徒様が勉強している時間帯には、ご家族全員で協力して静かな環境を保ちましょう

たとえば、生徒様が塾から帰ってきたらテレビを消し、他の兄弟姉妹には静かに過ごすよう協力を求めるのも良いでしょう。

勉強スペースの工夫も重要です。

リビングなど共用スペースで勉強する場合は、防音イヤホンの使用や集中できる音楽の活用などによって、外部の雑音を遮断する工夫をおこないましょう。

SAPIXに通う生徒様の場合は、プリント関連のサポートも喜ばれる傾向が見られます

必要なプリントをわかりやすい場所に置いておく、コピーが必要なものはあらかじめ複数用意する、計算などに使える裏紙を大量に用意するといった支援を歓迎する生徒様は多いです。

ユニークなところでは「机から直接消しゴムのかすを払えるように、ごみ袋を直接張り付けてもらった」という例も耳にしたことがあります。

生徒様本人の希望もヒアリングしながら、最適な環境づくりをおこないましょう。

 

③精神面でのサポート

SAPIXに通う生徒様は、日々忙しい中とてもよく頑張っています。

その努力を認め、精神的に支えてあげることも、保護者様にしかできない重要な役割のひとつです。

まず大切なのは、生徒様の小さな努力や成功を褒めることです。

テストの結果を褒められればベストかもしれませんが、そうでなくても小さな「褒めポイント」はたくさんあります。

・宿題を自分からやり始めた
・朝、自分だけで起床してきた
・漢字のとめ・はね・はらいをいつもより意識して書けた

 

高学年の生徒様の中には反抗期を迎えている子も少なからずいるため、生徒様はその場ではさほど反応を示さないかもしれません。

しかし内心ではしっかり喜んでいることも多く、塾の先生にはそのことを自慢してきたりするものです。

また、勉強とは関係のない他愛ないコミュニケーションも重要です。

学校生活のこと、友だちのことなど、積極的に話を聞いてあげましょう。

「困っていることはない?」と聞いても、この年頃の子どもは「ない」と答えるものですが、頻繁に声をかけておくことによって、いざというときに「実は…」と打ち明けやすい空気を作れます。

最後に、家族全員で協力する姿勢が大切です。生徒様の頑張りを家族みんなで応援する雰囲気があれば、それだけでも大きな支えになるでしょう。

 

まとめ|土曜特訓を有効活用して演習力を鍛えよう

SAPIXの6年生が対象となる土曜特訓について、ここまで詳しく解説してきました。

2月になって土曜特訓が始まると「いよいよ受験生か」と気持ちが引き締まる方も多いでしょう。

生徒様自身も最初は「頑張るぞ」と張り切っていることが多いのですが、いざ実際に通い始めると、4教科の演習という慣れない受講形態や宿題の増加、体力の負担といった部分に悩まされる例は少なくありません。

ここで保護者様に求められるのは、冷静な対応と、徹底的に本人に寄り添った心身のサポートです。

残りの1年間を無事に完走するために、さまざまな角度から生徒様を支えてあげていただきたいです。

対応が難しくなってきた際には、遠慮せず塾の先生に相談してみましょう。

SAPIXの講師に相談するのが難しいと感じた場合には、中学受験専門の家庭教師や個別指導を活用するのも効果的です。

こういったサービスは、生徒様自身の学習指導だけでなく、保護者様のお悩み相談も受け付けているのが一般的です。

プロの講師に相談すれば、数々の生徒様を指導してきた経験に基づいて、的確なアドバイスを貰えるでしょう。

さまざまな工夫をしながらSAPIXの土曜特訓を最大限活用し、志望校合格を目指しましょう。

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