1. 早稲アカ クラス分けの全体像|コースとクラスの2階建て構造
早稲アカのクラス分けを正しく理解する第一歩は、「四谷大塚のコース」と「早稲アカのクラス」が別物で、2階建てになっていると知ることです。
①SS→SB→SAの3層構造と、国算のみの「レギュラークラス」の位置づけ
早稲アカの中学受験コース(Sコース)は、上位からSS→SB→SAの3層が基本構造です。最上位のSSは御三家・新御三家など最難関校を、SBは難関・上位校を、SAは基礎を固めて中堅校を目指す位置づけです。
■SSクラス
最難関校を目指す最上位クラス。応用・発展問題中心で授業が高速に進む。
■SBクラス
難関・上位校を狙う中核クラス。基礎を固めつつ応用問題に取り組む。
■SAクラス
基礎の定着を重視するクラス。予習シリーズの基本問題を確実に解けることが目標。
低学年や一部校舎では4教科ではなく国語・算数中心の「レギュラークラス」的な編成が取られる場合もあり、本格的な4教科のクラス分けは新4年以降に始まります。
②四谷大塚の「コース(S/C/B/A)」と早稲アカ「クラス(SS/SB/SA)」の対応関係
早稲アカのクラスを直接決めるのは、四谷大塚の組分けテストで判定される「コース(S・C・B・A)」です。組分けテストの偏差値でコースが決まり、それを校舎が早稲アカのクラスに読み替えます。
▼四谷大塚コースと早稲アカクラスの対応(当会推定の目安)
| 四谷大塚コース | 偏差値の目安 | 早稲アカクラス |
| Sコース | 偏差値63以上 | SSクラス |
| Cコース | 偏差値56〜63 | SSクラス(校舎による) |
| Bコース | 偏差値46〜56 | SBクラス |
| Aコース | 偏差値46以下 | SAクラス |
※偏差値帯・対応関係は回・校舎により変動する目安です。最新の正確な基準は早稲田アカデミー公式サイト・各校舎の案内をご確認ください。
③理科・社会は専用クラスが別編成になる校舎もある(呼称は校舎による)
校舎によっては、算国のクラスと理社のクラスが別編成になることがあります。算数・国語で上位クラスでも、理科・社会は別のクラスで受講するといったケースです。呼称や運用は校舎ごとに差があるため、思い込みは禁物です。
「うちの子は算数が強いが理社が弱い」という場合、教科別編成のある校舎ではクラスがねじれることがあります。志望校舎の編成方式は、入塾前または進級前に必ず確認しておきましょう。
④学年別のクラス構成|小4はSS不設置・2クラス編成が多く、小5で3クラス制
クラス構成は学年で変わります。小4は2クラス編成(SS不設置)の校舎が多く、SS/SB/SAの3クラス制が本格化するのは小5からというのが一般的な傾向です。
■小4
2クラス編成が多く、SSを設けない校舎が大半。まずは学習習慣とペースづくりが優先。
■小5
「受験の天王山」。SS/SB/SAの3クラス制が本格化し、クラス間の進度差が開き始める。
■小6
志望校別の対策が加わり、前期の組分けで上位を確保しておくことが後期のNN受講の土台になる。
つまり、小4のクラスに過度に一喜一憂する必要はなく、勝負どころは小5のクラス確定だと押さえておきましょう。
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2. 【早稲アカ】ExiV校舎・一般校舎・校舎長裁量によるクラス分けの差
同じ偏差値でも、通う校舎によって入れるクラスが変わることがあります。ExiV校舎・一般校舎・校舎長裁量という3つの変数を理解しておきましょう。
①ExiV最上位「SG」と一般校舎「SS」の位置づけ・難易度差
ExiV校舎は難関校志望者向けの特別校舎で、最上位に「SGクラス」が設置されるのが一般校舎との大きな違いです。広域から上位層が集まるため、同じ「最上位」でもExiVのSGは一般校舎のSSより母集団のレベルが高い傾向があります。
御茶ノ水・渋谷・新宿・西日暮里・たまプラーザなどに展開され、最難関校志望のご家庭様から高い支持を集めています。
②SG・SP・SCの正体|混同しやすい呼称を整理
「SG」「SP」「SC」など似た呼称が混在し、混乱しやすいポイントです。整理しておきましょう。
■SG
ExiV校舎の最上位クラス。一般校舎のSSに相当する最難関志望層。
■SP
SS基準該当者が少ない校舎で、SSの代わりに置かれる上位クラスとして運用されることがある。
■SC
四谷大塚の「Cコース」に対応する呼称として使われる場合がある(校舎運用による)。
※クラス名称・運用は年度・校舎により異なります。正式なクラス名は早稲田アカデミー公式サイト・各校舎でご確認ください。
③SS基準該当者が5名以上で設置/4名以下は代替クラス(基準未達者も在籍可)の仕組み
SSクラスは、その校舎にSS基準該当者が一定人数(目安として5名以上)いる場合に設置される運用が見られます。該当者が少ない(目安4名以下)校舎では、SSを単独設置せず代替の上位クラスにまとめられ、結果として基準未達の生徒様が上位クラスに混在することもあります。
これは「小規模校舎のほうが上位クラスに入りやすいことがある」という現象につながります。
④「同じ偏差値でもA校舎ではSS、B校舎ではSB」が起こる理由と校舎長裁量の範囲
前項の通り、クラス設置数は校舎の在籍人数で変わります。さらに校舎長の裁量で、組分けのコース判定と実際の授業クラスがずれることがあります。普段の学習姿勢・カリテの安定度などを加味して、ボーダー層の配属を判断するためです。
そのため「同じ偏差値でもA校舎ではSS、B校舎ではSB」は実際に起こり得ます。校舎裁量はあくまで運用の範囲内であり、基準そのものが変わるわけではない点は理解しておきましょう。
⑤校舎変更を検討すべきケース/しないほうがいいケース
校舎差を理由に変更を考えるご家庭様もありますが、判断は慎重に行うべきです。
■校舎変更を検討してよいケース
SS基準を安定して満たすのに校舎にSSがなく、上位環境での刺激が明らかに不足している場合。
■校舎変更しないほうがよいケース
通塾時間が大幅に延びる、人間関係や生活リズムが安定している、ボーダーで揺れている段階。
環境より先に、まず家庭学習で安定して基準を超えられる状態を作ることが先決です。
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3. 【2026年最新】早稲アカの学年別クラス分け基準点と偏差値ボーダー
「結局、何点・偏差値いくつで上のクラスに入れるのか」を学年別に整理します。基準は公式に公表されていないため、当会の指導現場から見た目安として解説します。
①新4年(小3冬)・小4のクラス分け基準点(SS不設置校舎が多い点に注記)
新4年の最初のクラス分けは小3冬の組分けテストで行われます。多くの校舎でSSは設置されず、SB/SA相当の2クラス編成になるため、この段階での基準は比較的緩やかです。
偏差値の目安は上位クラスで55前後ですが、回ごとの平均点で変動します。小4は順位より学習習慣の確立を優先すべき時期です。
②小5のクラス分け基準点(抽象概念の壁とボーダー上昇)
小5はSS/SB/SAの3クラス制が本格化し、割合・比・速さといった抽象概念が増え、ボーダーが一段上がります。ここでのクラス確定が志望校選択に直結します。
■SS到達の目安
組分け偏差値60前後を安定して維持できる学力。
■SB維持の目安
偏差値50台中盤。Bコースを安定して確保する。
■つまずきやすい単元
割合・速さ・比の文章題。ここの抜けがボーダー割れの主因になりやすい。
③小6のクラス分け基準点(7月以降は合不合判定テストへの切り替え)
小6は前期まで組分けテストでクラスが動きますが、7月以降は「合不合判定テスト」へ切り替わり、志望校合格可能性の判定が中心になります。前期のうちに上位クラスを確保しておくことが、後期のNN受講資格の土台になります。
※切替時期・回数は年度により変動します。最新情報は四谷大塚・早稲田アカデミー公式サイトでご確認ください。
④4教科550点満点における素点目安(A基準400点台・B基準350点前後)※回ごとに変動する目安
組分けテストは算数200・国語200・理科100・社会100の4教科550点満点が基本です。偏差値が本質ですが、素点の感覚をつかむための目安を示します。
▼550点満点における素点の目安(当会推定)
| 区分 | 素点の目安 | 偏差値の目安 |
| A基準(一発昇格) | 400点台 | 偏差値63前後 |
| B基準(2回連続で昇格) | 350点前後 | 偏差値59前後 |
| SB維持ライン | 300点前後 | 偏差値50台中盤 |
※素点目安は回ごとの平均点で大きく変動します。実際の判定は偏差値ベースで、正確な基準点は公式に公表されていません。最新情報は早稲田アカデミー各校舎でご確認ください。
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4. 【早稲アカ】クラス分けの昇格・降格ルール|「リーチ」の正体
早稲アカのクラス分けで最も重要なのが、この昇降ルールです。「上がりやすく、下がりにくい」非対称ルールを理解すれば、戦略が立てやすくなります。
①昇格は一発・降格は2回連続|非対称ルールの全体像
早稲アカの昇降は、昇格は1回の好成績で実現する一方、降格は2回連続で基準を割らないと起こらないという非対称構造です。これは「1回のミスで落とさず、努力をすぐ反映する」育成型の塾方針の表れです。
②A基準(Sコース/偏差値63目安)一発昇格とB基準(偏差値59前後)2回連続昇格の違い
昇格には2つのルートがあります。整理しましょう。
■A基準(一発昇格)
1回の組分けでA基準(Sコース/偏差値63目安)を満たせば、その時点で上位クラスへ昇格。
■B基準(2回連続で昇格)
B基準(偏差値59前後)を2回連続で満たせば昇格。安定して取り続ける力が問われる。
■SS選抜テスト
組分けとは別に実施される選抜テストでの合格も昇格ルートになる。
※基準名称・偏差値目安は公式に公表されていません。回・校舎・学年により異なる場合があります。最新情報は早稲田アカデミー各校舎でご確認ください。
③「リーチ」状態の意味と、リーチで粘れる生徒様の共通点
B基準を1回満たし、「あと1回でクラスアップ」という状態が俗に「リーチ」と呼ばれます。降格側でも「あと1回基準割れで降格」のリーチが存在します。
当会の指導現場で、昇格リーチを決め切れる生徒様には共通点があります。「次の組分けの出題範囲を逆算し、苦手単元を5週間で計画的に潰している」という点です。リーチで崩れる生徒様は、範囲を絞らず手を広げすぎる傾向があります。
④組分けの「コース」と授業「クラス」がズレる理由(校舎長裁量)
組分けで判定されたコースと、実際に在籍する授業クラスが一致しないことがあります。これは校舎長裁量と、校舎のクラス設置数の制約によるものです。Cコース該当でも校舎にSSが1つしかなければSBで受講、という運用が起こります。
「コース判定は上がったのにクラスが変わらない」場合、まず校舎にクラス枠の状況を確認するのが正解です。
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5. 【早稲アカ】2026年度の組分けテストの日程と結果確認手順
クラス分けの起点となる組分けテストの年間スケジュールと、結果の正しい確認方法を押さえましょう。
①組分けテスト・カリテ・合不合の年間スケジュール(カリテはクラス分け対象外)
早稲アカ生が受ける主なテストは3種類です。クラス分けに直結するのは組分けテストのみで、カリテ(カリキュラムテスト)・週テストは対象外である点が重要です。
■組分けテスト
約5週に1度、四谷大塚作成。予習シリーズ5回分が範囲。クラス分けの判定対象。
■カリテ・週テスト
直近の学習定着を測る。クラス分けには直接影響しないが、組分けで得点する土台。
■合不合判定テスト
小6の7月以降に実施。志望校合格可能性を判定する。
②四谷大塚ドットコム(父母ログイン)での結果確認手順|翌日以降順次・詳細は翌週前半
結果は「四谷大塚ドットコム」の父母ログインから確認します。速報は翌日以降に順次公開され、設問別の詳細データは翌週前半に出そろうのが一般的な流れです。
当日に結果が出ないからといって慌てる必要はありません。速報の点数だけで判断せず、設問別データが出てから分析するのが正しい使い方です。
③成績表の見方|偏差値・コース内順位・設問別正答率・基準点
成績表は合計点だけ見ても意味がありません。偏差値・コース内順位・設問別正答率の3点をセットで読むのが鉄則です。
■偏差値
クラス判定の本質。点数より受験者全体の中の位置で見る。
■設問別正答率
「正答率50%以上なのに落とした問題」が最優先の復習対象。
■コース内順位
同じコース内での立ち位置。昇格余地があるかの判断材料。
④「復習ナビ」での答案閲覧と過去結果保存のコツ
四谷大塚の「復習ナビ」では答案や類題演習を確認できます。返却データはさかのぼれる期間に限りがあるため、成績表PDFと誤答一覧は毎回ダウンロードして手元に保存しておくと、学年をまたいだ弱点分析に役立ちます。
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6. 【早稲アカ】SAからSBへ|偏差値46の壁を超える教科別「基礎徹底」戦略
SA→SBは「応用力」より「基礎の取りこぼしゼロ」で超えられる壁です。難問より、確実に取れる問題を落とさない戦略が有効です。
①算数|計算と一行題(大問1〜3)で確実に得点する
SA→SBの分岐点は、組分けの大問1〜3(計算・一行題)を満点近く取れるかです。ここは予習シリーズの基本問題レベルで、配点も安定しています。難問に手を出す前に、この土台を固めるのが最短ルートです。
②国語|漢字・知識分野で取りこぼさない/読解で根拠に線を引く習慣
国語は漢字・語句・文法といった知識分野を満点化するのが先決です。読解は本文の「指示語・接続語・段落の冒頭末尾」に線を引きながら読む習慣をつけると、抜き出し・選択肢の精度が上がります。
③理科|単元別頻出語暗記+図解理解の家庭ミニテスト
理科は単元別の頻出語を暗記し、図でしくみを理解することで安定します。週末に家庭で5分のミニテスト(一問一答+図の説明)を行うと、知識の定着が一気に進みます。
④社会|地理・歴史の基礎暗記と因果関係マップ
社会は単純暗記で止めず、「なぜそうなったか」を矢印でつなぐ因果関係マップを作ると記述にも対応できます。地理は地図・統計とセット、歴史は時代の流れと結びつけて覚えるのが定着のコツです。
7. 【早稲アカ】SBからSSへ|正答率50%問題を落とさない応用力の鍛え方
SB→SSは「正答率50%前後の問題を全問正解する」ことが突破口です。難問正解より、合否を分ける中位問題の取りこぼしゼロが効きます。
①算数|大問別シミュレーションで得点を積む
過去の組分けで「どの大問で何点取れていたら偏差値がいくつだったか」をシミュレーションすると、伸ばすべき大問が特定できます。正答率50%前後の問題は予習シリーズの「練習問題」レベルが中心です。
②国語|記述で部分点を最大化する「言い換え表」の作り方
記述は完璧解答より部分点の積み上げが現実的です。本文のキーワードと、それを言い換えた表現を対にした「言い換え表」を単元ごとに作ると、設問に応じた要素の盛り込みが安定します。
③理科|実験・観察型問題と思考力問題への対応
SSレベルでは知識だけでなく実験条件を読み取り、結果を論理的に説明する力が問われます。「なぜこの操作をするのか」を口頭で説明させる練習が、思考力問題への最良の対策です。
④社会|資料読み取り・記述・時事への対応
社会の上位差は資料の読み取りと記述、時事問題で生まれます。グラフ・表から読み取れることを1文で言語化する練習と、ニュースを家庭で話題にする習慣が効果的です。
8. 【早稲アカ】SS内昇格(SS2→SS1)|御三家・難関校レベルへの突破口
SSの中でもSS2→SS1(大規模校舎ではSGを含む)の昇格は、御三家レベルへの分岐点です。ここからは「捨てない難問対策」と発想力が問われます。
①応用・発展問題で正答率30%以下を1〜2問拾うコツ
SS1上位は、正答率30%以下の難問を1〜2問拾えるかで差がつきます。全問狙うのではなく、「自分が解ける難問のタイプ」を過去データから見極め、そこに時間を集中させるのがコツです。
②NN志望校別コースとの接続で算数の発想力を磨く
小6で始まるNN志望校別コースは、志望校特有の出題に特化した発想力が鍛えられる場です。SS1を安定して維持できると、NNオープン模試の受講資格にもつながりやすくなります。
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③SS1上位(大規模校舎ではSGを含む)生徒様に共通する家庭学習サイクル
当会の指導現場で、SS1上位を維持する生徒様には共通の学習サイクルがあります。
■当日中の解き直し
授業・テストの誤答をその日のうちに解き直し、翌週に持ち越さない。
■5週逆算の計画
次の組分け範囲を起点に、5週間の学習を逆算して配置する。
■難問の取捨選択
全問完璧を目指さず、得点を最大化する問題を選ぶ判断を習慣化している。
9. 【早稲アカ】ケアレスミス対策とテスト戦術|「ミスがなかったら」シミュレーション法
ボーダー帯の生徒様は、学力よりもケアレスミスと時間配分でクラスを落としているケースが非常に多いです。戦術で取り返せる失点を可視化しましょう。
①算数の時間配分|大問1〜3を15〜20分で処理し後半に時間を残す
算数は大問1〜3(計算・一行題)を15〜20分で確実に処理し、後半の応用問題に時間を残すのが基本戦術です。前半でつまずいて時間を溶かすと、解けるはずの後半を落とします。
②捨て問の見極めと取捨選択の判断軸
全問解こうとして時間切れになるのが最大の損失です。「30秒考えて方針が立たない問題は飛ばす」といった判断軸をあらかじめ決めておくと、得点が安定します。
③頻出ミス3パターン(計算・条件見落とし・単位)への家庭での対策
ケアレスミスは大きく3パターンに分類できます。
■計算ミス
筆算スペースを広く取る、概算で答えの当たりをつける習慣で激減する。
■条件見落とし
問題文の条件・問われ方に線を引いてから解き始める。
■単位ミス
答えを書く前に単位を声に出して確認する1秒の習慣をつける。
④返却答案で「ミスがなかったら何点だったか」を可視化する習慣
返却答案で「ケアレスミスがなければ偏差値はいくつだったか」を毎回計算すると、失点の大半が学力不足ではなくミスだと本人が自覚できます。この可視化がミス削減の最大の動機づけになります。
10. 【早稲アカ】クラス落ち後の7日間立て直しプラン|科目別重点ポイント
クラスが下がっても、次の組分けまでの動き方で挽回は十分可能です。感情的にならず、7日間で原因分析から立て直しまでを行うプランを示します。
①Day1〜2|誤答の仕分けと原因分析(計算/知識/解法)
最初の2日は、誤答を「計算ミス」「知識不足」「解法が分からない」の3つに仕分けします。原因が違えば対策も違うため、ここを飛ばすと努力が空回りします。
②Day3〜5|弱点単元の基礎一巡と解き直しノート作成
Day3〜5は、仕分けで浮かんだ弱点単元を予習シリーズの基本問題で一巡し、解き直しノートにまとめます。新しい問題集に手を広げず、既習教材に絞るのが鉄則です。
③Day6〜7|短縮テスト形式の演習と翌週の学習計画再構築
Day6〜7は時間を計った短縮テスト形式で演習し、時間配分の感覚を取り戻します。最後に、次の組分けまでの5週間の学習計画を逆算で再構築します。
④科目別の重点ポイント早見表
限られた7日間でどこに力を入れるか、科目別の優先度を整理します。
▼クラス落ち後7日間の科目別重点(当会の指導現場からの整理)
| 科目 | 最優先で立て直す重点ポイント |
| 算数 | 計算・一行題の取りこぼしゼロ化と頻出ミスの矯正 |
| 国語 | 漢字・知識の満点化と抜き出し問題の根拠確認 |
| 理科 | 直近単元の頻出語暗記と図解理解 |
| 社会 | 直近単元の基礎暗記と因果関係の整理 |
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11. ボーダー帯で停滞するご家庭様での保護者様によるサポート|NG/OK声かけ対比
ボーダー帯で停滞が続くと、保護者様の関わり方が成績以上に結果を左右します。良かれと思った声かけが、かえってやる気を奪うことがあります。
①NGな声かけ|結果や能力を否定する言葉が生徒様のやる気を奪う理由
「なんでこんな問題も」「やる気あるの?」といった結果や能力を否定する言葉は、生徒様の自己肯定感を下げ、勉強そのものを回避する原因になります。本人が一番悔しい瞬間に追い打ちをかけないことが大切です。
②OKな声かけ|結果ではなく行動と具体策にフォーカスする
効果的なのは結果ではなく行動に焦点を当てる声かけです。
■NG例
「また下がったの?」「この点数じゃダメでしょ」——結果と人格を否定する。
■OK例
「計算ミスが減ってるね」「次はどの単元から直す?」——行動と次の一手に向ける。
③テスト結果の分析を保護者様と生徒様で行う時のコツ(偏差値より「平均との差」「設問別正答率」)
結果分析は偏差値の上下で一喜一憂せず、「平均との差」と「設問別正答率」で振り返るのがコツです。「正答率が高いのに落とした問題」だけを次の重点に絞れば、親子で前向きに次の手を決められます。
④分からない問題を生徒様から共有してもらえる関係性の作り方
「分からない」を隠す子ほど停滞します。できなかった問題を責めず、共有してくれたこと自体を歓迎する姿勢を続けると、つまずきが早期に表に出て、対策が間に合うようになります。
12.【早稲アカ】クラス分け対策に「志望校出身の家庭教師」が強い理由
東大家庭教師友の会は、1992年の設立以来、首都圏の中学受験ご家庭様を支えてきた家庭教師サービスです。早稲アカのクラス分け対策に強い理由をご紹介します。
①予習シリーズと組分けテストを実体験で知る教師の伴走力
当会には、早稲アカ・四谷大塚系で予習シリーズと組分けテストを実体験した東大生・難関大生教師が多数在籍しています。テキストのどこが組分けに直結するかを経験ベースで把握しているため、対策の精度が違います。
②「リーチ」のメンタル負荷を経験した先輩だからできるケア
昇格リーチや降格リーチのプレッシャーは、経験者でないと分かりません。同じ重圧を乗り越えた「年の近い先輩」として、学習面だけでなくメンタル面も支えられるのが当会の強みです。
③ケアレスミスの「クセ」を1対1で添削して矯正
ケアレスミスは本人の「クセ」であり、集団授業では矯正しきれません。1対1で答案を添削し、その子固有のミスパターンを特定して潰すことで、ボーダー帯の失点を確実に減らします。
④NN志望校別コース・SS1昇格までの長期伴走が可能
当会は、クラスアップから入塾後の宿題フォロー、SS1昇格、NN志望校別コース対策まで一貫して長期伴走します。短期のクラスアップ対策だけの利用にも柔軟に対応しています。
当会の早稲田アカデミー対策コースの料金や、在籍する早稲アカ出身教師のプロフィールは「早稲田アカデミー対策の家庭教師」のページにまとめています。クラスアップから志望校合格まで、どこまでサポートできるかをあわせてご確認ください。
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13. 【早稲アカ】クラス分けに関するよくある質問(FAQ)
Q1. 基準点に数点足りなかった場合、校舎長裁量で上がれることはある?
-
A:ボーダー付近では、普段の学習姿勢やカリテの安定度を加味して校舎長裁量で配属されるケースがあります。
ただし基準そのものが変わるわけではなく、あくまで運用の範囲内です。確実なのは余裕を持って基準を超えること。詳しくは「4.クラス分けの昇格・降格ルール」をご覧ください。
Q2. 結果はいつまで四谷大塚ドットコムで閲覧できる?
-
A:速報は翌日以降、詳細データは翌週前半に公開されますが、さかのぼれる期間には限りがあります。
成績表PDFと誤答一覧は毎回ダウンロードして保存しておくのがおすすめです。詳しくは「5.組分けテストの日程と結果確認手順」をご覧ください。
Q3. ExiVに通えない場合、一般校舎SSのままで御三家は狙える?
-
A:可能です。一般校舎SSからでも、NN志望校別コースを併用すれば御三家合格は十分狙えます。
環境差より、SS1相当の学力を安定維持できるかが本質です。通塾負担とのバランスで判断しましょう。SS1昇格と御三家対策の詳細は「8. SS内昇格(SS2→SS1)」をご覧ください。
Q4. 組分けのコースと授業クラスが違うのはなぜ?
-
A:校舎のクラス設置数の制約と校舎長裁量により、コース判定と授業クラスがずれることがあります。
Cコース該当でも校舎にSSが1つしかなければSBで受講、という運用が起こります。気になる場合は校舎にクラス枠の状況を確認しましょう。詳しくは「4-④ 組分けの『コース』と授業『クラス』がズレる理由」をご覧ください。
Q5. SAクラスから上がれない・SBから何度もSS基準に届かない時、転塾すべき?
-
A:転塾より先に、基礎の取りこぼしとケアレスミスの分析・個別補強を試すのが現実的です。
停滞の多くは学力不足ではなく、基礎の穴とミスの放置が原因です。まず原因分析と個別フォローで改善を図り、それでも合わない場合に環境変更を検討しましょう。
基礎徹底とケアレスミス対策の詳細は、それぞれ「6. SA→SB『基礎徹底』戦略」と「9. ケアレスミス対策」をご覧ください。
まとめ|早稲アカのクラス分けは通過点、志望校合格がゴール
早稲アカのクラス分けは、四谷大塚のコースを基準にSA→SB→SSへ振り分けられ、昇格は一発・降格は2回連続という「上がりやすく下がりにくい」構造です。しかし、クラスはあくまで志望校合格までの「通過点」に過ぎません。
本記事のポイントを振り返ります。
■クラスは「コースの読み替え」で決まる
四谷大塚のS/C/B/Aコースを校舎がSS/SB/SAに読み替える2階建て構造。
■校舎差・校舎長裁量が存在する
同じ偏差値でも校舎で結果が変わる。校舎変更の判断は慎重に。
■昇降は非対称ルール
A基準は一発昇格、B基準は2回連続。降格は2回連続の基準割れ。
■昇格は「基礎徹底」と「ミス削減」で実現する
SA→SBは基礎の取りこぼしゼロ、SB→SSは正答率50%問題の全問正解が鍵。
■クラス落ちは7日間で立て直せる
原因分析→基礎一巡→演習の手順で、次の組分けに間に合わせる。
「上のクラスで中学受験を進めたい」「クラス落ちから立て直したい」——そんなご家庭様の伴走者として、東大家庭教師友の会は1992年の設立以来、首都圏の中学受験に向き合ってきました。
早稲アカ・四谷大塚系の組分けテストを実体験した東大生・難関大生教師が、クラスアップから入塾後のフォロー、NN志望校別コース対策まで一貫サポートいたします。無料体験授業から、お気軽にお試しいただけます。
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中学受験塾対策ができる家庭教師をご紹介
SAPIX・日能研・早稲田アカデミー・四谷大塚などの通塾経験や、通塾生の指導経験がある教師が在籍しています。
上記は在籍教師の一例です。他にも様々な経歴の教師が在籍しています。ご希望の条件の教師が在籍しているかは無料でお探しできますので、まずはお気軽にお問合せください。
中学受験の合格実績
当会はこれまで、多くの受験生の皆様をサポートしてきました。当会で指導をさせていただいた生徒様の代表的な合格実績をご紹介します。
中学受験の合格実績
■東京都
御三家(麻布・桜蔭・女子学院他) / 新御三家(海城・駒東・鷗友学園他) / 渋渋 / 慶應中等部 / 広尾学園 / 都立小石川 など
■神奈川県
浅野 / 横浜共立 / 慶應普通部 / 洗足学園 / 鎌倉学園 / 逗子開成 / 山手学院 / 中央大学附属横浜 など
■千葉県
渋幕 / 市川 / 東邦大付属東邦 / 昭和学院秀英 / 芝浦工業大柏 / 専修大松戸 など
■埼玉県
栄東 / 開智 / 大宮開成 / 開智所沢 / 淑徳与野 / 浦和明の星女子 など
■その他地域
海陽 / 洛南高校附属 / 東大寺学園 / 西大和学園 / 大阪星光学院 / 同志社女子 / ラ・サール など
中学受験の合格体験記
東大家庭教師友の会の特徴
当会には、東大生約9,700名、早稲田大学生約8,500名、慶應大生約8,000名をはじめ、現役難関大生が在籍しています。
生徒様の憧れとなる教師のご紹介と、安心・充実のサポート体制で、生徒様の目標達成に貢献します。
中学受験対策、大学受験対策に選ばれる理由を動画で紹介
東大家庭教師友の会の料金
当会では、「入会金」「指導料」「交通費」「学習サポート費」以外のご料金は、一切ご請求しておりません。指導キャンセル料や教師交代費、解約金等は一切発生いたしませんので、ご安心ください。
ご入会時
体験授業料0円
ご入会金 22,000
体験授業は1ご家庭様につき1人のみ無料でご受講いただけます。2人以上受ける場合、1人につき2,420円(税込)の体験授業料が発生します。
月々のお支払い
交通費は教師が所持する定期区間を除きます。
口座振替でお支払いの場合、手数料385円(税込)が発生します。
東大家庭教師友の会「7つの0円」
ご利用の流れ
STEP 1
STEP 2
STEP 3
STEP 4
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