こんなお悩みはございませんか?
中学校に入学すると同時にどうしても意識せざるを得ないのが、高校入試のこと。
受験対策っていつから、どうやったらいいんだろう…。 志望校や併願校ってどうやって決めるの?
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というようなことでお困りではございませんか?
保護者様ご自身や生徒様のご兄弟、ご親戚などが公立高校受験を経験していても、教科書の内容や公立高校受験のトレンドは変化しており、 受験に対する不安や悩みは尽きませんよね。
そこで今回は、公立高校の一般受験を考えている保護者様に向けて、
・公立高校受験に向けて、どのような時期に何をしたらよいのか
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を解説していきます。是非参考にしてください。
▼都立高校受験についての詳細は、以下をご覧ください
目次
・①時期別の対策方法
・②教科別の対策方法
2、公立高校受験のための学校選び
・①志望校はいつ・どのように決めればいい?
・②併願校はいつ・どのように決めればいい?
3、公立高校入試対策における勉強のポイント
・①内申点について知る
・②中学3年生の夏休みに既習範囲は復習する
・③学校の問題集などは最後までやりきる
・④過去問対策を行う
4、公立高校入試のために家庭内でできること
①結果だけでなく過程を重視した接し方をする
②受験校は親子でよく話し合い、最後は「自分で決めた」という意識を持たせる
③受験校に対するネガティブな表現は避ける
5、 最後に
1、公立高校の入試対策はどう行うべきか
公立高校の一般入試は、2月の下旬から3月にかけて行われるのが一般的です。
入試に向けて、どのタイミングで、何を行っていくのがよいのでしょうか。
ここでは、時期別・教科別に、どのようなことを意識するのが効果的なのかをご紹介します。
①時期別の対策方法
中学1年生 |
まずは、中学生としての学習習慣を身に着けさせることが重要です。 部活動などもあり学校で過ごす時間が長くなることに加え、人間関係も変化します。 これまでと家で過ごす時間の長さや過ごし方が変わり、体調を崩したり、生活リズムが不安定になりやい時期です。 しかし、3年間の土台になる大切な時期でもあります。 この時期はまず、最低限、宿題などのやるべきことをしっかりこなす時間を確保しましょう。 定期テストが終わったら間違った問題をしっかり復習するようにし、実技科目も含めて苦手を作らないようにすることが大切です。 |
中学2年生 |
部活動で活躍する機会も増え、中だるみも心配なのが2年生ですよね。 私の経験上、2年生で1年生の頃と同じくらい、またはそれ以上の学習時間をとれている生徒は、部活を引退してからさらにぐっと学習時間を増やすことができる傾向があるように思います。 2年生では、様々な学校の文化祭などの行事を実際に見にいったり、合同学校説明会などに参加してみるとよいでしょう。 「志望校」を具体的に持っていなくても、実際に雰囲気を知ることで、高校生としてのイメージを持つことができるようにするのが目的です。 学習面では、英検や漢検などの資格に挑戦することもよいモチベーションになるでしょう。 こうした資格は、内申点のプラスになる可能性もあるので、積極的に取得を目指しましょう。 |
中学3年生 1学期 |
2年生までの基礎をしっかり固めておきたいのが1学期。 外部模試なども積極的に受験し、「集団の中での自分の位置」を把握できるような機会を作りましょう。 また、多くの公立高校では、3年生の1年間の成績で内申点も決まります。 実技教科も手を抜くことなく、課題や日頃の授業に取り組みましょう。 |
中学3年生 2学期 |
具体的な志望校・併願校を複数挙げておきたいのがこの時期です。 志望校合格までにどのくらいの距離があるのか、何をしなければならないのか、ゴールから逆算して考える機会をつくりましょう。 冬が近づいてきたら、過去問をよく分析することも大切です。 力が身に着くまでに時間のかかる国語や英語は、本番で力を発揮するためにはこの時期に重点的に取り組みましょう。 |
中学3年生 3学期 |
本番に向けてのラストスパートのこの時期は、とにかく演習を重ね、速く正確に問題を解けるように訓練しましょう。 新しいことをしたり、覚えたりというよりは、これまでしてきたことを振り返るようなイメージです。 学校で配られたワークなどは、1年生の分から手を付けていない部分がない状態にしておくと自信にも、既習範囲の基礎基本の徹底にもつながります。 |
②教科別の対策方法
次に、教科別の対策方法をご紹介していきます。
実際の試験まで時間のある中学1・2年生のころと直前期では、対策すべき内容も異なりますが、中学入学から3年生になるまでにやっておきたいことを解説していきます。
国語 |
国語の読解問題は、勉強してから実際にその力が発揮できるようになるまで、3か月はかかると言われています。 情報を正確に、かつ速く読み取る力が重要とされるので、まずは1ケ月に1冊でも、本を読むようにしましょう。 また、日頃から習った漢字を使って文章を書くように心がけたり、分からない言葉は辞書で意味を調べるだけでも、「使える語彙」を身に着ける訓練になります。 |
数学 |
数学は、全ての分野で土台となる基礎計算力を鍛えておきましょう。 速く、正確な計算力が求められます。 高校入試では、たった1問の小さな計算ミスが合否を分けることもしばしばあります。 いわゆるケアレスミスをなくすことができるように、見直しをする癖もつけておきたいですね。 |
英語 |
英語も国語同様に、短期間で結果を出すことが難しい科目です。 特に英作文などの問題には、自分の知っている文法や表現で考えを表す必要があります。 習った文法は積極的に活用できるようにしましょう。 類義語や派生語も合わせて覚えておくと効果的です。 また、近年は公立高校でもリスニング問題を設ける学校が多くあります。 そのため読んだり書いたりする練習はもちろん、英語を「聴く」ための練習も早い段階から始め、耳を慣らしておきましょう。 |
理科 |
理科は、分野ごとに得意・不得意が出やすい科目です。 保護者様ご自身も、「物理が得意だった」「生物のほうが好きだった」などという記憶があるのではないでしょうか。 それ以外にも、例えば、受験を意識し始めた2年生の秋以降に習ったことに関してはよく理解できているけれど、1年生で習ったことはほとんど覚えていない……というような、学校で習った時期による影響もあるかもしれません。 まずは得意不得意をしっかり把握し、計画的に対策をしてきましょう。 また、計算問題を用いて答えを導くなどの問題に対応するためには、公式の丸暗記ではなく、その事象の本質的な理解が必要です。 近年は動画サイトなどで実験動画を配信しているチャンネルなどもあるので、そういったものを上手く活用していくのも一つの手でしょう。 |
社会 |
社会も理科と同様に、得意不得意や授業で扱った時期が習得状況に影響を与えやすい科目です。 また、「社会は暗記科目」と考えている人が多い点が特徴です。 覚えなくてはならないことが多いのは確かかもしれませんが、どの分野にせよ、地名や人物名、年号だけを一問一答形式で覚えようとするのはできるだけ避け、体系的に社会の「動き」を捉えられるように、ストーリーとして学ぶことができるとよいでしょう |
2、公立高校受験のための学校選び
公立高校を受験するにあたり、気になるのが志望校選び・併願校となる私立高校の受験校選びです。
同じ偏差値でも複数の学校がありますし、そもそもどんな学校があるのかよくわからない、ということもあるでしょう。
ここでは、志望校・併願校選びのポイントをご紹介します。
また、受験する高校が決まったら意識せずにはいられない過去問に取り組む時期や活用法について解説します。
①志望校は、いつ・どのように決めればよい?
中学3年生の春には具体的に2・3校までに絞り、6月ごろまでにその時点での「志望校」を決められるているとよいでしょう。
学校によって差はありますが、中学3年生の夏休み前から夏休み中にかけて、二者面談、または三者面談が実施される学校がほとんどです。
その際に学校の先生に進路選択について、具体的に意思表明をしたり意見をもらえたりできると、受験生として、有意義に夏休みを過ごすことができます。
また、6月ごろから秋にかけて、学校説明会が行われる学校が多くあります。
実際に複数の学校を見て、その学校で過ごす姿を親子ともにイメージすることが、志望校決定にもつながるでしょう。
志望校選びの際のポイントとしては
・学校の校風が合うか
・模擬試験などの偏差値
・卒業生の進路が自分の希望に合うか
・部活動などの種類や活動状況、実績 ・通学時間や通学手段
・行事の内容や数 ・校則や制服の有無、内容
・実際に通っている生徒や保護者の口コミ
などがあげられます。
反対に、やってはいけない決め方として、
・友達の志望校と一緒だから
・知名度のある学校だから
という理由だけで志望校を決めるのは、たとえ合格できたとしても、入学後のミスマッチが発生する要因となるので危険です。
また、模試などの偏差値だけで判断するのも避けたほうがよいでしょう。
最終的には、生徒様が自分らしく、充実した高校生活を送ることができることが、保護者様にとっても生徒様にとっても一番の願いなのではないでしょうか。
ですので、実際に学校を見てみることが一番でしょう。
是非学校説明会やイベントの際には、親子で実際に足を運んでみましょう。
②併願校は、いつ・どのように決めればよい?
公立高校を志望している場合、併願校は私立高校が一般的です。
私立高校の学校選びも、志望校と同じで、中学3年生の春にはある程度の数に絞り、6月ごろまでにその時点での「受験校」を具体的に決められるているとよいでしょう。
ただし、お住いの地域によっては、私立学校の受験日を統一していて受験できる学校の数を絞っている場合もありますので、注意しましょう。
併願校を選ぶ際のポイントとなる項目は、基本的には志望校選びの基準と同じです。
併願校というと、どうしても「滑り止め」というイメージがあり、模擬試験などの偏差値で決めてしまうという例も少なくありません。
しかし、これまでの私の経験で言うと、併願校選びこそ慎重に行っていただきたいです。
併願校も、将来的に進学する可能性のある高校です。
なんとなくで決めてしまって、後々入学することになってから「こんなはずではなかった」という状況に陥ってしまう生徒も何人も出会ってきました。
生徒様も含めて実際に足を運び、学校の雰囲気なども鑑みて併願校選びをしていきましょう。
私立学校の場合、大きな会場にたくさんの学校が集まって行う学校説明会がある場合もありますので、まずはそういったイベントに親子で参加してみることから始めましょう。
また、学校説明会に行くと個別相談を行っている学校も多くあります。
この個別相談は、入試の際の併願優遇制度などについて詳しく話を聞くことができる貴重な機会です。
併願優遇に必要な条件はもちろん、募集要項には記載されていない情報を教えてくれることもありますので、是非個別相談も積極的に活用してください。
3、公立高校入試対策におけるポイント
入試に向けた不安は生徒様以上に、保護者様にも多くあるのではないでしょうか。
ここでは、内申点についてなど、公立高校合格に向けて、保護者様にも知っておいていただきたい対策のポイントをお伝えします。
①内申点について知る
内申点とは、通知表の結果のことです。地域や学校によってその比率に違いはあるにせよ、多くの公立高校では入試一発勝負ではなく、入試の結果と内申点を足した結果で合否を決定します。
つまり、普段の中学校での学習の結果や様子も、高校入試の合否に関わるということです。
そのため、定期テストの結果はもちろん、普段の授業や宿題への取り組み状況、そして技術家庭や体育、保健、美術といった、入試で筆記試験のない科目の成績も合否を左右すると言えるのです。
特に中学3年生になりたての春の時期は、部活動の最後の試合が迫っているという場合も多く、まだ勉強に身が入らない生徒様もいらっしゃるでしょう。
ですが、高校入試は実は春から始まっているのだという意識を生徒様にという意識を生徒様に持ってもらい、内申点も多少意識させるようにしましょう。
②中学3年生の夏休みに既習範囲の復習をする
中学3年生の秋以降は、いよいよ受験に向けて過去問などに取り組んでいく時期。
ですので、中学3年生の夏休みは、模擬試験などもうまく活用しながら、苦手な科目・分野を洗い出し、これまでに習っていることの総復習に取り組みましょう。
公立高校の入試問題は、中学校で学習することの範囲内から出題されます。
ですので、難問・奇問と呼ばれるような問題が出題されることは、私立学校に比べて多くはありません。
基礎・基本をしっかりと固めていくことが本格的な受験勉強のスタートとして重要です。
③学校の問題集などは最後までやりきる
先ほど、基礎・基本の徹底が重要だと述べました。
そのために効果的なのが、学校で配布される教科書準拠の問題集やドリルなどです。
「ここはテスト範囲じゃないから」「ここは応用問題だから」といった理由でやるように指定されなかった部分があったり、「各自で取り組んでおくように」と配布されたものの、そのままやらずに眠っていたり、課題になっていたけれども実はやっていなかったり……
そんな問題集やドリルなどが、ご家庭や学校のロッカーに眠っていませんか?
そういったものがもしもあったら、それは大きなチャンスです。
学校で配られる問題集は、基礎・基本的な内容を扱っているものがほとんどなので、復習に最適です。
また、それらの巻末には用語の確認問題や記述問題があったり、入試問題が分野別に掲載されている部分があったりと、受験勉強に意外と役立つ問題が潜んでいることも。
また、学校で配布された問題であれば、わからないものがあったとしても学校の先生に質問しやすいということもおすすめする理由の一つです。
そして何より、ひとつの問題集を最後までやりきったという経験が自信にもつながってきます。
④過去問対策を行う
過去問にチャレンジする時には、実際の試験時間と同じ時間で解き、時間の感覚も掴めるようにしましょう。
(1)過去問はいつやるべきか
過去問は、ある程度基礎が固まって、中学の学習範囲も一通り終わりが見えてくる中学3年生の11月~12月ごろ以降に解き始めるのがおすすめです。
公立高校が第一志望であれば、その時点での合格までの距離を掴むのが一番の目的です。
2つ目の目的は、苦手な分野を洗い出すためです。
過去問を解いて間違ったところは、今の時点での弱点、つまり復習が必要なポイントということです。
残りの時間で、間違えた分野の問題に取り組む時間的・精神的な余裕がある時期に解くことを勧めます。
公立高校の中でも学校独自で問題を作っている、いわゆる自校作成校を受験する場合は、その学校の問題に合わせた問題に取り組めるよう、もう1・2ケ月早く取り組み、傾向や難易度を掴んでおくのがよいでしょう。
あまりに試験日直前になってしまうと、特に自校作成校や私立高校の場合、どこの書店に行っても過去問が売り切れてしまっていて手に入らない、ということもあり得ますので、余裕を持って手元に準備しておきましょう。
(2)過去問は何年分やるべきか
志望校の問題は5年分、併願校の問題は2、3年分解いておくことをお勧めします。
それ以上前の問題は、出題傾向が違ったり、そもそも学習指導要領の改訂などにより、出題範囲が異なることが多いからです。
(3)過去問は何周するべきか
ずばり、一周すれば十分です。
その時点で解ける問題は、ケアレスミスなどがない限り何度やっても解けるからです。
もうすでにできることに時間を割くよりも、できないことをできるようにすることのほうが大切です。
一周して間違った問題はしっかり時間をかけて復習し、もう一度チャレンジしましょう。
4、公立高校入試のために家庭内でできること
生徒様にとって、高校入試はこれまでの人生で一番の大きな選択と言っても過言ではありません。
だからこそ、これから自分の人生を切り開いていく生徒様をバックアップしていきたいと思う保護者様は多いはずです。
ここでは、公立高校を目指す生徒様に対して、保護者様がどのようにサポートしていけばよいのか、どのような関わり方をしていけばよいのかということについて述べます。
①結果ではなく過程を重視した接し方をする
学校の定期テストも模擬試験も、点数や順位、偏差値などについつい注目して声をかけてしまいますよね。
そういった「結果」として見える部分ももちろん大切ですが、結果が表れるまでの「過程」を見ることができるのは、保護者様だからこそ。
頑張っていたのになかなか思ったような結果が出なかったとき、あまり学習に取り組んでいないようで心配していたけれども、予想に反してよい結果が出るとき……
受験勉強に向き合っていく中で、様々な時期を経験するはずです。
是非結果だけではなく、そこにたどり着くまでの過程を意識して生徒様に接するようにしましょう。
特に
・「苦手な問題を中心に取り組んだからだね」
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など、具体的な出来事や行動を踏まえた声掛けをするように心がけましょう。
反抗的だったり、そっけない言動が返ってくることもあるかもしれませんが、保護者様のそういった声掛けが生徒様にとっても「自分を見てくれている」という安心感につながるのではないでしょうか。
保護者様自身の中学生時代やお友達、親戚のお子さんと比較するのではなく、あくまでも生徒様の中の成長や変化を捉えて話をするようにするということも大切です。
②受験校は親子でよく話し合い、最後は「自分で決めた」という意識を持たせる
お友達との関係性を重視する年頃の生徒様ですので、受験校も「友達と一緒の学校に行きたい」という理由で決める生徒様もいらっしゃることでしょう。
また、学校や塾の先生に勧められた学校があったり、保護者様が通わせたい学校がある、という場合もあるかと思います。
そういった場合も、それぞれの価値観を擦り合わせ、生徒様が自分の受験校に対して納得感を持って受験に臨めるようにすることが大切です。
この擦り合わせは、生徒様との意見の衝突が発生する恐れもありますし、保護者様にとっても非常に大きな労力を費やすことになるかと思いますが、高校受験において最も重要な過程だと言っても過言ではないと思っています。
受験校選びは生徒様が大人になるまでの3年間を過ごす場所を選ぶ環境選びでもあります。
生徒様が受験校に納得感がないまま受験すると、入学後に生徒様が思い描いていたものと違う状況になった際、「あの時〇〇(保護者様や塾、学校の先生、友達など)がこう言ったから」と問題を他者のせいにして事態の解決が難しくなるということがあります。
私は私立学校に勤務していた際、こういったことから、学習意欲の低下や問題行動、SNSへの依存などに陥ってしまった生徒を何人も見てきました。
ですので、受験校選びは慎重に、親子でよく話し合って行うとともに、最後は生徒様が「自分が受験校を選んだ」という意識をもって受験に臨めるようにしていきましょう。
③受験校に対するネガティブな表現は避ける
どのような学校にも、良い面があれば、懸念事項になるような面があるものです。
いくら併願校で志望度が低い学校であっても、生徒様の前で受験する可能性のある高校のネガティブな話をするのは避けましょう。
受験する限りは生徒様が通うことになる学校、つまり生徒様の母校になる可能性のある学校であるという意識を持つことが、生徒様の入学後の自己肯定感や学校への適応に繋がってきます。
思春期で、親の言うことをなかなか素直に受け取ってくれないこともある年ごろではありますが、生徒様はまだまだ保護者様の言動に大きく影響を受けています。
ですから、「あんな学校なんて……」というようなネガティブな表現は、どの学校に対しても避けるのが賢明です。
もちろん、受験校を絞るなかで、複数の学校を比較しなければならないことは確かですが、たくさんの学校がある中から、受験校に選んだということは、惹かれるところが必ずあったはすです。
受験するどの学校に行くことになっても充実した高校生活が送れるはず、という気持ちを生徒様が持つことができるような声掛けを心がけましょう。
5、最後に
今回は、公立高校の受験を考えている生徒様がいらっしゃる保護者様に向けて、受験校や併願校を選ぶポイントや対策としてどのようなことをしていけばよいのか、過去問に取り組む時期など、公立高校を受験する上で気になる情報をまとめました。
中学1・2年生から中学3年生の夏にかけては、まずは授業で習ったことの定着に努めましょう。
また、内申点も意識して、英検や漢検などの資格取得を目指すのも効果的です。
中学3年生の夏の面談に向けて、家族でしっかりと話し合いを行い、ある程度受験校を絞ったら、秋から冬にかけて、併願校も含めて過去問にチャレンジしてみましょう。
過去問は、合格まであとどのくらいの距離があるのかを測ることと、その距離を詰めるためのヒントを得るものとして考え、できなかった問題は確実にできるように復習を徹底しましょう。
受験校選びは生徒様が3年間を過ごす環境選びでもあります。併願校も含め、知名度や偏差値だけで受験校を決めるのではなく、実際に学校に足を運ぶなどして様々な観点から学校選びを行ってください。
この記事を読んでくださった皆様のご家庭に素敵な春がやってくることを祈っています。
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