目次
2024年 入試情報
東工大の2024年入試は、
共通テスト(900点満点)+2次試験(750点満点)=1650点満点
で評価されます。以下で各科目の配点を確認しておきましょう。
※東工大の入試情報については
令和6年度入学者選抜要項を参考に入試情報を作成しています。
共通テスト(900点満点)
【英語】配点/リーディング100点,リスニング100点/計200点 時間/リーディング80分,リスニング60分
【国語】配点200点 時間/80分
【数学(数1A)】配点100点 時間/70分
【数学(数2B)】配点100点 時間/60分
【地歴公(世、日、地、現社、倫政から1科目)】配点/100点 時間/60分
【理科(物、化、生、地から2科目)】配点200点 時間/各60分/計130分
※「英語」のリスニングを免除された場合は、リーディングの配点100点を200点に換算する
2次試験(750点満点)
【英語】配点/150点 時間/90分
【数学(数1A・数2B・数3)】配点300点 時間/180分
【物理】配点/150点 時間/120分
【化学】配点/150点 時間/120分
東工大の合格最低点
東工大・各学院(学部)の2次試験合格最低点
※以下は2023年の試験状況であり、2023年の入試とは配点が異なります。
学院名 | 最低点/満点 | 得点率 |
理 | 383/750 |
51.0% |
工 | 380/750 | 50.6% |
物質理工 | 363/750 | 48.4% |
情報理工 | 445/750 | 59.3% |
生命理工 | 357/750 | 47.6% |
環境・社会理工 | 366/750 | 48.8% |
★全学部において、難関の2次試験で差をつけられるかが重要になります。夏ごろまでに基礎を固め、秋からは東工大に特有の出題傾向に即した対策を行っていきましょう。
2024年
東工大 入試傾向と対策ポイント
英語の傾向・対策
【傾向】「1000語以上のハイレベル長文×2」
東工大の英語は文法・語彙は標準的なレベルですが、長文2題で構成されており、近年は2000語以上の出題も多くなってきています。
英文和訳・和文英訳・内容説明などの記述問題と、内容一致問題を中心とした選択問題が各4~5題出題されます。一定の速読力に加え、スムーズに記述問題の解答する答案作成力が不可欠です。
【対策】「確実に得点できる答案作成力を身に付ける」
英文和訳については、共通テストレベルの文章を、本文の主旨を理解した上で自然に訳せるようにしましょう。
和文英訳(英作文)は、英訳しにくい・見落としやすい表現が多く見られます。標準的な構文を網羅し、応用力を高めることで「減点されない解答」ができるようにしましょう。
内容説明・内容一致問題は、長文の中から問いに対応する部分を素早く見つける必要があります。立教・慶應など私大の過去問は内容理解を問う問題が多く、重点的に強化したい際に活用するのも効果的です。
答案作成力は一定の演習量と優れた添削によって養われます。些細な問題でも学校や塾の先生に頻繁に添削してもらうようにしましょう。
数学の傾向・対策
【傾向】「数Ⅲ中心に高い難易度での出題」
例年大問5題の全問記述式です。うち3~4題に数Ⅲの内容が含まれ、2~3題は微積分から出題されます。数列や極限、複素数や整数なども頻出範囲です。誘導のない問題が多く、経験値と発想力が求められています。
また、東工大や他の難関大学の過去問の類題も出題される傾向にあるので、過去問研究は欠かせません。
東工大の数学は配点が高いので、最低でも5割5分~6割はとっておきたいところです。
【対策】「盤石な基礎をもとにした応用力が必要」
東工大の数学は暗記では決して太刀打ちできません。定理や公式については、その証明も含めて第三者に解説できるくらい完璧に理解しておくことが求められます。
前述のとおり、過去問研究は重要ですので、基礎内容については苦手分野も含め夏頃までに完成させ、秋からは実践的な演習に入れるようにしておくとよいでしょう。
演習の際も復習を大切にしましょう。典型問題についてはその解法を用いる理由や、より効率的な解法を考えることで東工大入試に求められる応用力も身につきます。一人では難しいという人は、先生などに頻繁に添削を求めるとよいでしょう。
物理の傾向・対策
【傾向】「典型問題に目新しい設定を加えた出題」
東工大の物理は大問3題で、例年大問1が力学・大問2が電磁気学・大問3は熱力学と波動から交互に出題されています。典型問題からの出題は少なく、細かく頻繁に変わる設定を考慮する必要があるので、難易度は高めといえるでしょう。
【対策】「問題文から状況が把握できるように」
力学分野では、単振動がよく出題されます。2017年の大問1では浮力と絡めて出題され、単振動による液面の高さの変化を考慮する必要がありました。
電磁気分野では、電磁誘導とコンデンサーに関する問題が頻出です。2018年の大問2のように、グラフを用いることで解答しやすくなる問題もあるので、適宜工夫を加えながら演習を重ねましょう。
全体として、問題文を正確に理解し、扱われている現象の全体像を把握する読解力が求められます。余裕があれば、良問が多い東大や京大の過去問を演習に活用してみてもよいでしょう。
また、見慣れない設定・設定の変化に対して柔軟に対応できるよう、公式等については数学同様本質的な部分まで理解を深めておきましょう。
化学の傾向・対策
【傾向】「長い試験時間を利用した出題」
東工大の化学は理論化学を中心に、無機化学や有機化学から大問3題が出題されます。計算量の多い問題や、正確な知識・計算力が求められる正誤問題、有機化学分野での構造決定問題などがよく出題されます。
また、基本的に答えのみを書く形式で、計算過程は評価に対象にならないので注意しましょう。
【対策】「解答の過程を重視した演習を」
正誤問題では、答えが1~2個含まれているため、消去法が使えません。まずは、理論化学を中心に、基礎知識についての根本的な理解を徹底しましょう。
計算問題については、難易度に波がある有機化学分野と比較して標準的な問題が多いので、正確に解き切る力をつければ得点源となります。日頃から早く正確な手計算を心がけましょう。
ただ、有機化学分野等で一部煩雑な計算を含む難問も出題されるので、時間を浪費しないよう問題の難易度を見極める力もつけておく必要があります。
演習段階では、思考力を働かせ、問題文から適切な見通しを立てて計算する力を鍛えましょう。2017年第1問や2018年第2問は良い例なので、参考にするとよいでしょう。
〇二次試験対策まとめ
・理系科目では「本質的な理解」が求められる!
・理系科目は演習の仕方次第で解けるようになる!
・そのために合格者からの添削・学習指導が効果的!
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【担当科目】 英語/文系数学/理系数学/物理/化学
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【2023年合格最低点【前期/学部/合格最低点(2次)】